4勝3敗でリーグ4位に入った昨季の法政大学

完全に”武器”へと変貌を遂げたスクラムに加え、WTB石岡玲英選手(2年・御所実)ら活きのいい下級生も続々と台頭するなど、近年、戦える陣容は着実に整いつつあります。

2017年以来となる全国復帰へ向け、今年はどのようなメンバーが『オレンジ軍団』の仲間入りを果たしたのか。

同部HP上で発表された新入生の顔ぶれと注目選手を見ていきたいと思います。

2021年度新入部員一覧

PO氏名出身校代表歴
PR藤井智也法政二
PR袴田 賢法政二
PR/HO渡辺明志佐賀工
HO/PR杉山優太朗法政二
HO/PR/FL草野丈太朗法政二
LO/FL上杉太樹東福岡
LO/FL/No.8中原 陸法政
FL/PR/WTB西川響起日川
FL/No.8/HO岡崎 慎国学院栃木
FL/No.8/CTB森 達喜京都成章
FL/No.8/WTB寺前琉達報徳学園
FL/SO/CTB仙波 陸新田
No.8/FL/CTB佐野裕太目黒学院
SH/SO鈴木稜斗法政二
SO/CTB雲田 有横須賀
SO/CTB/FL加藤皓平玉川学園
SO/CTB/SH北川直宏桐蔭学園
SO/CTB/FB金 侑悟大阪朝鮮
CTB/WTB中井 駿大分舞鶴
CTB/SO/WTB靏 広志郎法政二
CTB/SO/WTB小林雅治法政
CTB/WTB/FB古瀬祐貴法政
WTB/FB/CTB松田陸空石見智翠館
FB/WTB/CTB小田光洋法政二
学生レフリー林 武輝法政二

(情報元:法政大学ラグビー部HP)

今年は総勢25名(学生レフリー1名含む)。

代表クラス(U17代表&花園優秀選手&セブンズユース)はいないものの、強豪校のレギュラー組が今年も多く加入する形となっている。

充実の系列校出身者

ポジション別の注目選手へ行く前に、今年度の新入部員の中でもひときわ目を引くのは、『系列校出身者』の多さ。

下記変遷の通り近年は減少傾向にありましたが、今年は法政高&法政二高併せて11人と、過去5年で最多のメンバーが加入。

<系列校出身者>

2017年度:4人

2018年度:8人

2019年度:2人

2020年度:5人

2021年度:11人

中でも充実ぶりが目立つのは、昨季、花園2連覇王者・桐蔭学園を苦しめ、花園でも3回戦進出と躍進を果たした東海大相模と、新人戦準々決勝(●7-24)、花園県予選準々決勝(●8-29)でそれぞれ接戦を演じた『法政二高』。

”エース”FB小田光洋選手のランスキルも見事の一言ながら、いずれの試合でも終始相模を押し込んだスクラムは圧巻だった。

そしてそのチームから、PR1袴田 賢選手(185cm/115kg)、PR3藤井智也選手(182cm/111kg)の大型プロップを始めHO杉山優太朗選手、HO草野丈太朗選手ら主力のフロントロー陣がこぞって加入することは、法政にとって大きい。

・早稲田大(←早稲田実/早大学院)

・慶應大(←塾高、慶應志木)

・東海大(←東海大仰星、東海大相模)

・流経大(←流経大柏)

などのように、継続的にチーム強化を図る上では、やはり系列校の充実と底上げは必要不可欠。

フォワードの中心・LO中原陸選手など3年生部員7人中3人が入部した『法政高』のメンバーも含め、彼らが新たなる法政の”新時代”を築いてくれることを期待をしたい。

ポジション別注目選手

ここからは今年度の注目選手をポジション別に見ていく。

フォワード(FW)

フォワードでは、先に挙げた法政二高の面々に加え、名門・佐賀工で2年時から”不動の③番”へ君臨してきたPR渡辺明志選手(佐賀工)、”西の横綱”ヒガシで2年時に選抜大会へ出場した経歴を持つLO/FL上杉太樹選手(東福岡)らがタイトファイブとして加入。

さらにバックローには、国学院栃木の”⑥番”岡崎 慎選手、報徳学園の”⑧番”寺前琉達選手、新田の”⑧番”仙波陸選手、目黒学院の”⑧番”佐野裕太選手など、並み居る強豪校の主力が多く揃った。

その中でも最大の注目はやはり、京都成章の⑧番として同校初の花園準優勝に貢献した森達喜選手。

中学時代は『愛知県スクール代表』のCTBとして全国ジュニア大会へ出場し、ラグマガの選ぶ”全国注目選手12人”に選出。

ラグビーマガジン2018年3月号「ラグマガ注目選手!」として名古屋ラグビースクールより奥平都太郎くんと森達喜くんが全国の中学生ラガーマン12人のなかに選ばれました(56頁)。すばらしい! 本当におめでとう!

名古屋ラグビースクールさんの投稿 2018年1月26日金曜日

 

高校でも2年時にはバックスとして選抜大会で2試合に出場。

予選リーグ・早実戦ではプレースキッカーも務めるなど、屈強なキャリー&タックルに加え、パス、キックにも秀でる”オールラウンダー”。

吉永純也主将、山下憲太副将ら”ビッグネーム”が抜け世代交代が求められる第3列へ、1年目から新風を吹かせることが出来るか。

注目していきたい。

バックス(BK)

続いてはバックス。

このポジションの目玉は何と言っても、花園でベスト4に輝いた大阪朝鮮の”副将”SO金侑悟選手。

巧みなパスワークに高精度のキックを操るこの”司令塔”は、部員数39人で全国3位という快挙を成し遂げた朝高にあって、”大黒柱”No.8金勇哲主将(⇒明治大)、”エース”FB金昴平選手(⇒明治大)に負けず劣らずの輝きを放っていた。

↓の映像からは、この選手がいかにアタックで重要な役割を果たしていたかを見て取ることができる。(⑩番が金侑悟選手)


法政の”スタンドオフ”は、昨季ルーキーながらリーグ6試合で⑩番を背負った熊田経道選手(2年・大産大附)に加え、新チームの副将へ就任した伊藤浩介選手(4年・愛知)、CTBもこなせる舘内倭人選手(4年・法政二)ら実力者が名を連ねる激戦区。

その中で、果たして1年目からAチーム争いへ割って入ることが出来るか。

SO、CTB、WTBをこなすユーティリティBKとして、花園王者・桐蔭学園で貴重なバックアッパーの役割を担った北川直宏選手(桐蔭学園)、

大分舞鶴で2年時から”不動の⑬番”として活躍したCTB中井 駿(大分舞鶴)、

そして、花園3回戦で東福岡に肉薄(●26-28)した智翠館の”フィニッシャー”松田陸空選手(石見智翠館)らと共に1年目からピッチを躍動し、”バックスの法政”を体現する姿を見せてほしい。

関東リーグ戦の視聴方法について

今年の関東リーグ戦も”J SPORTSオンデマンド”が、開幕節から最終節まで全試合を配信してくれます。

なんくる
毎年ありがとうございます!

9月配信スケジュール

9月26日(日)

12:30~:日本大 vs 中央大 (Live)

15:00~:流経大 vs 大東文化大 (Live)

15:00~:東海大 vs 関東学院大 (Live)

18:00~:法政大 vs 専修大 (録画)

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<関東リーグ戦試合結果速報>

【結果速報】大学ラグビー2021 関東リーグ戦1部 日程と順位表

<卒業生進路&2021展望↓>

法政大ラグビー部 卒業生進路と2021年展望【新チーム大予想】

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