・最新順位を反映した組み合わせ表
11月2日(火)に日本協会より2022年度『ラグビー大学選手権』の概要が発表されました。
関東、関西を始め各リーグの上位勢が結集し、”大学王者”の座を懸けて争われる同大会。
今年も全試合有観客開催が決定し、ラグビーファンにとっては堪らない時期が近づいてきました。
その中で、やはり気になってくるのはその組み合わせ。
「今年はどのような組み合わせになっているのか⁉」
「自分の贔屓とするチームはどこのゾーンに入るのか⁉」
組み合わせの全体像がイメージ出来れば、これから佳境を迎える各リーグの終盤戦をより一層楽しむことができます。
そこでこの記事では、大会の概要を紹介すると共に、個人的な順位&組み合わせ予想、そして最後に最新順位を反映した組み合わせ表をお伝えしていきたいと思います。
※情報は随時更新していきます
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第59回全国大学ラグビー選手権概要
大会日程・会場
1回戦 | 2022/11/19(土) | 13:00 | 北九州 |
2回戦 | 2022/11/27(日) | 13:00 | 瑞穂 |
3回戦 | 2022/12/11(日) | 11:30 14:00 | 秩父宮 |
11:45 14:00 | 花園 | ||
準々決勝 | 2022/12/25(日) | 11:30 14:00 | 秩父宮 |
12:10 14:25 | 大阪 (ヨドコウ) |
||
準決勝 | 2023/1/2(月・祝) | 12:25 14:40 | 新国立 |
決勝 | 2023/1/8(日) | 13:15 | 新国立 |
今年も昨年に続き全ての試合が有観客開催。
2回戦までは無料試合、3回戦以降は有料試合として実施されます。
昨年は準々決勝が秩父宮と熊谷開催となり、関西1位のチームはリーグで優勝しながら地元関西で試合をすることができませんでした。(※関西1枠増による日程変更など諸事情あり)
ただ今年は3回戦、準々決勝がそれぞれ東京&大阪開催。
例年通りに戻ったことで、その不公平感が解消されたことは個人的に喜ばしく思います。
出場枠(全14チーム)
続いては出場チーム。
出場所属リーグ・グループ/地域代表 | 出場チーム数 |
---|---|
関東対抗戦Aグループ | 3 |
関東リーグ戦1部 | 3 |
関西Aリーグ | 3 |
前回大会優勝チーム所属 (関東対抗戦Aグループ) | 1 |
前回大会準優勝チーム所属 (関東対抗戦Aグループ) | 1 |
九州学生リーグⅠ部 | 1 |
東海・北陸・中国・四国地区代表 | 1 |
北海道・東北地区代表 | 1 |
今大会は全14チームと例年通りの数に。
昨年は帝京と明治が決勝へ進出したため、関東対抗戦枠が最多の”5”。
リーグ戦勢と関西勢にとっては、わずか”3枠”を争う激しい戦いが繰り広げられることになります。
トーナメント表
次に注目のトーナメント表を見ていきましょう。
(情報元:日本ラグビーフットボール協会HP)
字が小さいので↓に拡大版を用意しました。
今年も注目はやはり5校が出場する対抗戦勢。
中でも最大の激戦区と見られるのは、対抗戦2位と3位が入る右下のゾーン。
過去2年間も同じ組み合わせとなっており、2020年度は早稲田と慶應、そして昨年度は早稲田と明治がこの準々決勝で激突しています。
まさに『死のグループ』。
果たして今年はどのチームがここへ入ることになるのか⁉
今週末から始まるリーグ終盤戦がますます楽しみです。
順位予想と組み合わせ
では次に全体像を掴むため、毎年恒例(?)となった私の”完全主観”による順位予想とそれを反映した組み合わせを載せておきたいと思います。
各リーグ順位予想
関東対抗戦A (5枠) | 関東リーグ戦1部 (3枠) | 関西Aリーグ (3枠) |
|
---|---|---|---|
1位 | 帝京大 | 東海大 | 京都産業大 |
2位 | 早稲田大 | 流通経済大 | 天理大 |
3位 | 明治大 | 東洋大 | 立命館大 |
4位 | 慶應義塾大 | ||
5位 | 筑波大 |
九州学生1部 (1枠) | 東海北陸中国四国 (1枠) | 北海道東北 (1枠) |
|
---|---|---|---|
1位 | 九州共立大 | 朝日大 | 八戸学院大 |
各リーグ考察
【対抗戦A】
戦力拮抗の『対抗戦』は第4節を終えて、早明慶帝の4校が全勝をキープ。
ただ、現時点では”前年度大学王者”帝京の強さが際立っており、今年も対抗戦の本命と予想。
それに続くのが期待も込めて早稲田、宿命のライバル明治も終盤戦に向けしっかりとチーム状態を上げてくると見る。
慶應は今年もいいチームだが帝京と早稲田に対し分が悪く、得点力不足という面からもこの両校に連勝することは考えづらいところ。
比較的相性のいい明治に勝つことができれば、最後まで順位争いがもつれる展開になりそうだ。
その意味でも今週11月6日(日)の早稲田vs帝京、明治vs慶應戦は順位争いの面からも非常に重要な日となりそうだ。
【リーグ戦】
本命はやはり東海大。
初戦で東洋大に敗れたとはいえ、今季は他の上位勢に元気がなく、残り2戦で波乱は起きにくいと予想。
難しいのは2位争い。
有力と見るのは昨年下位に沈んだ流通経済大と、今季昇格組ながら開幕戦で王者東海大を破った東洋大。
どちらもここからは昨季下位勢との対戦となるため、いかに取りこぼしをせずに勝ちを積み上げられるか。
その意味でも11月6日(日)に行われる直接対決は、第5節ながら両校にとって今季の順位を占う大一番となりそうだ。
【関西リーグ】
関西は昨季リーグ王者の京産大と王者返り咲きを狙う天理大の充実ぶりが目立ち、第4節終了時点ながら既に一騎打ちの様相を呈している。
両校の直接対決は11月20日(日)@西京極。
この試合の勝者が優勝へ限りなく近づくことは間違いないが、その最後の鍵を握るのはどちらも対戦を残している同志社大と見る。
立命館、関学大に敗れもう後がないこの”関西の雄”が、この両校に牙を向いてくるようなら俄然リーグの終盤戦が面白くなってくる。
共に同志社、近大を撃破し、実質的に3位争いを繰り広げそうな立命館対関学の直接対決も必見。
その舞台は11月13日(日)@神戸ユニバ。
関西からも目が離せない。
組み合わせ予想
上記予想を組み合わせに反映させると、↓のような結果になります。
どのゾーンもワクワクするようなカードが目白押し。
今年も早明両校の同居はできれば避けてほしいところですが、、、一方でダークホース東洋大がこの両校に対してどのような試合をするのかも見てみたい気はします。
そして、東海、天理、筑波が同居する左下のゾーンも玄人にはたまらない組み合わせ。
3校によるガチンコの”フィジカルバトル”は一見の価値ありでしょう。
最終組み合わせ決定!
最後に各リーグの最新順位を振り返ると共に、その順位を反映した組み合わせを見ていきたいと思います。
※随時更新
全日程終了時点(12/4)
<最終順位>
関東対抗戦A (5枠) | 関東リーグ戦 (3枠) | 関西Aリーグ (3枠) |
|
---|---|---|---|
1位 | 帝京大 (確定) | 東海大 (確定) | 京都産業大 (確定) |
2位 | 明治大 (確定) | 流通経済大 (確定) | 天理大 (確定) |
3位 | 早稲田大 (確定) | 東洋大 (確定) | 同志社大 (確定) |
4位 | 慶應義塾大 (確定) | ||
5位 | 筑波大 (確定) |
九州学生1部 (1枠) | 東海北陸中国四国 (1枠) | 北海道東北 (1枠) |
|
---|---|---|---|
1位 | 福岡工業大 (決定) | IPU環太平洋大 (決定) | 八戸学院大 (決定) |
<最新組み合わせ(12/25時点)>
<大学選手権2022速報↓>
<各リーグ結果速報↓>