今年102回目を数える『全国高校ラグビー大会』。
高校ラガーマンの聖地”花園”出場を目指し、各地で熱戦の火蓋が続々と切って落とされています。
厳しい地方予選を勝ち抜き、花園へと名乗りを挙げるのは果たしてどこのチームか。
この記事では、第102回大会の出場校一覧と各地方予選の勝ち上がりをまとめていきたいと思います。
※結果は随時更新していきます。
花園組み合わせ速報
抽選会終了
【1回戦】
対戦カード | ||
---|---|---|
倉吉東 (鳥取) | - | 高鍋 (宮崎) |
大津緑洋 (山口) | - | 富山第一 (富山) |
日川 (山梨) | - | 國學院久我山 (東京①) |
近大和歌山 (和歌山) | - | 名護 (沖縄) |
岐阜工 (岐阜) | - | 高知中央 (高知) |
朝明 (三重) | - | 尾道 (広島) |
北見北斗 (北北海道) | - | 日本航空石川 (石川) |
高松北 (香川) | - | 大分東明 (大分) |
茗溪学園 (茨城) | - | 光泉カトリック (滋賀) |
青森山田 (青森) | - | 明和県央 (群馬) |
石見智翠館 (島根) | - | 立命館慶祥 (南北海道) |
山形南 (山形) | - | 黒沢尻北 (岩手) |
城東 (徳島) | - | 倉敷 (岡山) |
熊本工 (熊本) | - | 昌平 (埼玉) |
目黒学院 (東京②) | - | 勿来工 (福島) |
加治木工 (鹿児島) | - | 若狭東 (福井) |
仙台育英 (宮城) | - | 東海大翔洋 (静岡) |
松山聖陵 (愛媛) | - | 秋田工 (秋田) |
岡谷工 (長野) | - | 開志国際 (新潟) |
【2回戦】
※Aシード / Bシード
対戦カード | ||
---|---|---|
報徳学園 (兵庫) | - | 倉吉東vs 高鍋 |
大津緑洋vs 富山第一 | - | 日川vs 國學院久我山 |
中部大春日丘 (愛知) | - | 近大和歌山 vs名護 |
岐阜工vs 高知中央 | - | 佐賀工 (佐賀) |
常翔学園 (大阪①) | - | 朝明vs 尾道 |
北見北斗vs 日本航空石川 | - | 長崎北陽台 (長崎) |
東海大仰星 (大阪③) | - | 高松北vs 大分東明 |
茗溪学園vs 光泉カトリック | - | 國學院栃木 (栃木) |
天理 (奈良) | - | 青森山田vs 明和県央 |
石見智翠館vs 立命館慶祥 | - | 山形南vs 黒沢尻北 |
流経大柏 (千葉) | - | 城東vs 倉敷 |
熊本工vs 昌平 | - | 京都成章 (京都) |
大阪桐蔭 (大阪②) | - | 目黒学院vs 勿来工 |
加治木工 vs若狭東 | - | 東海大相模 (神奈川) |
仙台育英vs 東海大翔洋 | - | 松山聖陵 vs秋田工 |
岡谷工vs 開志国際 | - | 東福岡 (福岡) |
代表校一覧
【北海道地区】 | ||
北北海道 | 北見北斗 | 13大会ぶり38回目 |
南北海道 | 立命館慶祥 | 初出場 |
【東北地区】 | ||
青森県 | 青森山田 | 4大会連続4回目 |
岩手県 | 黒沢尻北 | 3大会連続8回目 |
宮城県 | 仙台育英 | 27大会連続29回目 |
秋田県 | 秋田工 | 3大会連続70回目 |
山形県 | 山形南 | 5大会ぶり3回目 |
福島県 | 勿来工 | 25大会ぶり6回目 |
【関東地区】 | ||
茨城県 | 茗渓学園 | 11大会連続28回目 |
栃木県 | 國學院栃木 | 23大会連続28回目 |
群馬県 | 明和県央 | 2大会ぶり9回目 |
埼玉県 | 昌平 | 3大会連続4回目 |
東京第1 | 國學院久我山 | 2大会連続43度目 |
東京第2 | 目黒学院 | 3大会連続21回目 |
千葉県 | 流経大柏 | 28大会連続30回目 |
神奈川県 | 東海大相模 | 2大会ぶり10回目 |
山梨県 | 日川 | 17大会連続52回目 |
【北信越地区】 | ||
長野県 | 岡谷工 | 2大会ぶり32回目 |
新潟県 | 開志国際 | 3大会連続3回目 |
富山県 | 富山第一 | 4大会連続14回目 |
石川県 | 日本航空石川 | 18大会連続18回目 |
福井県 | 若狭東 | 7大会連続34回目 |
【東海地区】 | ||
静岡県 | 東海大静岡翔洋 | 2大会ぶり12回目 |
愛知県 | 中部大春日丘 | 10大会連続12回目 |
岐阜県 | 岐阜工 | 5大会ぶり19回目 |
三重県 | 朝明 | 11大会連続13回目 |
【近畿地区】 | ||
滋賀県 | 光泉カトリック | 4大会連続12回目 |
京都府 | 京都成章 | 9大会連続15回目 |
大阪第1 | 常翔学園 | 8大会連続41回目 |
大阪第2 | 大阪桐蔭 | 2大会連続16回目 |
大阪第3 | 東海大仰星 | 4大会連続22回目 |
奈良県 | 天理 | 4大会ぶり64回目 |
兵庫県 | 報徳学園 | 7大会連続48回目 |
和歌山県 | 近大和歌山 | 2大会連続4回目 |
【中国地区】 | ||
岡山県 | 倉敷 | 2大会連続2回目 |
鳥取県 | 倉吉東 | 5大会ぶり12回目 |
島根県 | 石見智翠館 | 32大会連続32回目 |
広島県 | 尾道 | 16大会連続17回目 |
山口県 | 大津緑洋 | 3大会連続32回目 |
【四国地区】 | ||
香川県 | 高松北 | 4大会ぶり14回目 |
徳島県 | 城東 | 6大会連続16回目 |
高知県 | 高知中央 | 4大会連続8回目 |
愛媛県 | 松山聖陵 | 4大会連続7回目 |
【九州地区】 | ||
福岡県 | 東福岡 | 23大会連続33回目 |
佐賀県 | 佐賀工 | 41大会連続51回目 |
長崎県 | 長崎北陽台 | 5大会連続21回目 |
大分県 | 大分東明 | 2大会ぶり3回目 |
熊本県 | 熊本工 | 3大会ぶり29回目 |
宮崎県 | 高鍋 | 12大会連続30回目 |
鹿児島県 | 加治木工 | 44大会ぶり4回目 |
沖縄県 | 名護 | 2大会ぶり20回目 |
各地方予選結果速報
⇒関東地区
⇒近畿地区
⇒九州地区
シード校予想(13校) ※11/23追記
今年度も昨年と同じレギュレーションと仮定した場合、シード校の選出基準は以下の通り。
・従来の東西区分制を廃止
・今春の選抜大会8強校を優先
・Aシード3校、Bシード10校、合計”13校”が選出
上記基準でいくと、まずは選抜8強チームが優先的にシード権を獲得することになる。
【選抜大会8強校】
<決勝進出>
報徳学園(兵庫) 東福岡(福岡)
<ベスト4>
桐蔭学園(神奈川) 佐賀工(佐賀)
<ベスト8>
國學院栃木(栃木) 流経大柏(千葉)
中部大春日丘(愛知) 東海大仰星(大阪③)
県予選で敗退した桐蔭学園を除く7校はシード選出がほぼ確実。
そうなると、残るシード枠は”6”。
ここではその6校をシード候補として予想してみたい。
【シード校予想】
東海大相模(神奈川)
今年6月の関東大会では初戦で國學院久我山を破り(〇15ー14)、最上位のAブロックで準優勝を飾っている。(※決勝は流経大柏の前に14ー36で敗退)
何よりも神奈川の”絶対王者”桐蔭学園を県予選決勝で撃破した衝撃はやはり大きい。
桐蔭学園は今年の選抜4強チーム。
全国トップクラスの実力校を破ったことで、相模が同等の評価を受けることはまず間違いないだろう。
常翔学園(大阪①)
今年2月の近畿大会では2回戦で京都成章に敗退し(●31ー36)、惜しくも選抜出場は逃すものの、5月の大阪府春季大会では1位トーナメント1回戦で大阪桐蔭を破り2位(〇14ー12)。※決勝では東海大仰星に敗退(●27ー41)。
今季はここまで全国の舞台での活躍はないが、高校日本代表候補を4名輩出するなど全国でも有数の布陣を有していることは疑いようがない。
気になるのは、今年7月に部員が起こした不祥事により、”名将”野上監督が辞任したこと。
このことが評価にどう影響するか。
京都成章(京都)
2月の近畿大会では2回戦で常翔学園を破り(〇36ー31)、選抜大会出場権を獲得。
本大会では2回戦で中部大春日丘に敗れるものの(●13ー20)、16強の中では最も接戦のゲームを演じた。
京都府予選では共に選抜大会へ出場した”ライバル”京都工学院を撃破しており(〇23ー7)、その実力は折り紙付き。
天理(奈良)
4名の高校日本代表候補を擁すなど、今季は例年以上にタレント力が高い。
近畿大会では2回戦で東海大仰星と接戦を演じ(●22ー31)、選抜大会では1回戦で強豪・石見智翠館と引き分け(△10ー10)、抽選の末、16強に進出。
5月の県新人大会、セブンズ県予選、そして花園予選の決勝全てで”宿命のライバル”御所実を撃破していることも、高い評価を得ると考える。
石見智翠館(島根)
選抜大会では1回戦で姿を消すものの、それは強豪天理との引分け抽選の結果。
続く敗者戦では関東の強豪・國學院久我山を撃破し(〇29ー21)、さらに5月の中国大会では隣県のライバル尾道を倒し優勝(〇36ー19)。
近年着実に力を伸ばしてきている”中国の雄”。
今季もその立場は揺るぎがない。
大分東明(大分)
今季は高校日本代表候補5名を擁すなどタレント性は抜群。
全国レベルでは目立った成績は残せていないものの、それはトーナメント運によるものが大きく、選抜大会2回戦での東海大仰星戦(●7ー24)、6月に行われた全九州大会準決勝での東福岡戦など(●10ー23)、強豪校に肉薄した試合がそれを物語っている。
同校初のシード権獲得へ、機は熟したと見る。
シード校決定&答え合わせ
【Aシード】
報徳学園(兵庫) 東福岡(福岡)
【Bシード】
國學院栃木(栃木) 流経大柏(千葉) 東海大相模(神奈川)
中部大春日丘(愛知) 京都成章(京都) 常翔学園(大阪①)
大阪桐蔭(大阪②) 東海大仰星(大阪③) 天理(奈良)
佐賀工(佐賀) 長崎北陽台(長崎)
予想に挙げていたチームからは石見智翠館と大分東明が選出外となり、そこへ大阪桐蔭と長崎北陽台が選出された形。
もちろん当該2校とも実績としては申し分ないが、”今季の成績を重視する”という観点から見ると疑問は残るところ。
ノーシードにまわる智翠館と東明にはシードバックをぜひ期待したいところだ。
<2022各地区大会結果↓>