昨季、7戦全敗で対抗戦Aの最下位に沈んだ青山学院大学

結果は非常に厳しいものとなったが、果敢なタックルで前年度の”大学王者”早稲田を追い詰めた開幕戦は、勝利への執念と狂気に満ちあふれ、見るものに強烈なインパクトを残してくれた。

チームの”絶対的司令塔”桑田宗一郎選手(4年・桐蔭学園)を新主将に据え、新たに迎える新年度は最下位からの巻き返しを図る重要なシーズン。

1994年度以来の全国復帰を目指すチームへ、今季はどのようなメンバーが加入したのか。

その顔ぶれを注目選手と共に見ていきたい。

2021年度新入部員一覧

PO氏名出身校サイズ代表歴
PR安部駿亮大分舞鶴178/110
PR浦野香佑青山学院167/92
PR権藤崇央筑紫175/92
PR
HO
高矢奎太郎桐蔭学園174/99
HO田中優光名古屋172/96
HO栁幸太青山学院169/97
LO石原直樹大分舞鶴180/88
LO小川智大八千代松陰178/86
LO後藤大輝東海大相模188/99
LO白石不比等川越東185/97
LO田口遼馬流経大柏180/102
SH越智理人桐蔭学園167/65
SO青沼駿昌仙台育英170/79
CTB河村凌馬東海大仰星167/74
CTB住吉慶音川越東178/83
CTB
WTB
榎本拓真桐蔭学園183/83
WTB川端航聖東福岡175/80
WTB木下世章修猷館175/83
WTB関口大登桐蔭学園171/76
FB多田瑛祐城東188/89
MGR茂木里紗青山学院
TR相原音寧青山学院
横浜英和

(情報元:青山学院大学ラグビー部HP)

今年はプレーヤーとして20名が新たに加入。

事前に発表のあった12名の推薦組に、8名の一般入試&内部進学組が加わった形だ。

ポジション別注目選手

ここからは注目選手をポジション別に見ていきたい。

フォワード(FW)

フロントロー(PR/HO)

PR1高山偉壮選手(國學院栃木)、HO堀田琳選手(京都成章)が卒業し、今季立て直しが求められるフロントロー。

このポジションの注目は、”東海の強豪”名古屋の②番田中優光選手。

愛知県予選決勝で西陵の前に敗れチームとして花園出場の夢は叶わなかったが、個人としてはU17東海代表の主力として『コベルコカップ2019』で初の”トップ3入賞”を果たすなど躍動。

172cmと上背はないながらも、その屈強なボールキャリーと低い重心から繰り出されるタックルは全国レベル。

新チームの副将へ就任した相根大和選手(4年・京都成章)、2019年度の”高校日本代表”門恒介選手(2年・京都成章)らが君臨する②番の定位置争いへ1年目から割って入ることが出来るか。

注目していきたい。

 

さらにプロップにも、

法大で1年目から活躍する竹内力選手(2年)から”舞鶴の③番”を受け継いだ安部駿亮選手(大分舞鶴)、

5年ぶりに花園出場を果たした筑紫の”①番”権藤崇央選手(筑紫)、

中学から6年間名門で研鑽を積んで来た高矢奎太郎選手(桐蔭学園)など実力者が加入。

いずれも大学での更なる成長が楽しみな選手たち。

1年目からの台頭に期待したい。

 

セカンドロー(LO)

このポジションには、

千葉の名門・流経大柏で2年時から花園を経験してきた田口遼馬選手(流経大柏)、

悲願の花園初出場を果たした川越東で”不動の⑤番”としてセットプレーの中心を担った白石不比等選手(川越東)、

188cm/99kgと恵まれたサイズで2019年度の『TIDキャンプ』に招集された”相模のビッグマン”後藤大輝選手(東海大相模)らが加入。

中でも最大の注目は流経大柏の田口選手。

(⑤番が田口選手↓)

決して派手さはないながらも、この選手の気の利いたサポートプレー、ボールへの鋭い働きかけ、そして密集内での献身的なプレーは、上位進出を目論むチームにとって必要不可欠。

1年目から対抗戦へ出場し、将来の青学を背負って立つプレーヤーへと是非成長を遂げていってほしいところだ。

 

バックロー(FL/No.8)

該当者無し

バックス(BK)

続いてはバックス。

ハーフバック(SH/SO)

まずハーフバックで注目に挙げるのは、SO青沼駿昌選手(仙台育英)。

岩手県スクール選抜の司令塔としても活躍した中学時代は、『全国ジュニア大会』で”大会優秀選手”を受賞。

高校でも1年生で名門校の”⑩番”を背負い、昨年は主将としてチームを5年ぶりの”東北王者”、14大会ぶりの”花園16強”へと導いた。

パス・キック・ラン全てに優れる東北屈指のゲームメーカーが、大学でどのようなプレーを見せてくれるのか。

”青学の⑩番”を背負い、ピッチへ立つ日が今から楽しみだ。

 

センター(CTB)

センターは登録数3人と人数は少ないものの、その顔ぶれは豪華そのもの。


榎本拓真選手(桐蔭学園)

花園2連覇を達成した桐蔭学園の”⑫番”。

優れたスキルセットと卓越したボディバランスで花園でも多くのチャンスを演出、対戦校を幾度も危機に陥れてきた。

高い補完関係にあった⑬秋濱悠太選手(桐蔭学園⇒明大)とのセンターコンビは、間違いなく”高校界No.1”。

大学での更なる活躍に期待がかかる。

 


河村凌馬選手(東海大仰星)

高校ラグビー界の横綱・東海大仰星で、技術面を司る”ゲームリーダー”を務めた万能型センター。

『太陽生命カップ(全国中学生大会)』で初優勝を果たした”仰星中”、『全国ジュニア大会』を制した”大阪府中学校選抜”でそれぞれ主力を張るなど、中学時代から全国のトップを走ってきた。

そのスキルフルなプレー、プレッシャー下での状況判断、そして167cmのサイズをものともしない縦への推進力は圧巻。

榎本選手とセンターコンビを組む日が楽しみだ。

 


住吉慶音選手(川越東)

高校からラグビーを始めた遅咲きの選手ながら、2年目でウィングのポジションを確保し、昨年は攻守を司るセンターのキーマンとしてチームを創部初の花園出場へと導いた。

ボールキャリアーとしての能力に加え、レンジの広いディフェンス力など、コンタクトエリアでの強さや判断力も光る埼玉屈指のアウトサイドセンター。

2020年度の埼玉県”ベスト15”にも選出された。

 

青学のセンターは昨季のチームから西野稜祐前主将(東京)・河部周次選手(中部大春日丘)の主軸2人が抜けるものの、2018年度花園準Vメンバー・小田原廉選手(3年・桐蔭学園)、2019花園優勝メンバー・桑田敬士郎選手(2年・桐蔭学園)ら桐蔭勢を中心にタレント力は高い。

この布陣に全国トップクラスの実力を持つ今季の新入生が加われば、このセンターは上位校とも十分に渡り合える陣容となってきそうだ。

 

バックスリー(WTB/FB)

最後を飾るバックスリー。

このポジションには、

『U17日本代表』勢が顔を揃える”ヒガシのバックスリー”で、努力の末、3年目に定位置を掴み取った川端航聖選手(東福岡)、

2019年度の選抜で県勢初の2勝を挙げる快挙を達成した城東で、2年時から"⑮番"を背負う多田瑛祐選手(城東)、

そして、高いスプリント能力を持つフィニッシャー関口大登選手(桐蔭学園)、

など高いポテンシャルを持つ選手が加入した。

中でも城東の多田選手は”188cm/89kg”という魅力的なサイズに加え、昨冬花園でもストライドの広いランや飛距離の出るキックを随所に披露した大型フルバック。

そのスケールの大きいプレーには高い将来性を感じさせてくれる。

大学という舞台でその才能がどこまで開会していくのか。

彼らの成長を応援していきたい。

対抗戦2021の視聴方法について

今年の関東対抗戦も”J SPORTSオンデマンド”が、開幕節から最終節までLive配信を中心に全試合を配信してくれます。※見逃し配信あり

なんくる
毎年ありがとうございます!

青学大戦9月配信スケジュール

9月12日(日)

15:00~:明治大 vs 青山学院大 (Live)

9月25日(土)

12:30~:帝京大 vs 青山学院大 (Live)

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