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苦戦しながらも先週ルーマニアとの初戦を勝利で飾ったジェイミー・ジャパン。

堀江、田中にリーチ、マフィなどサンウルブズ、スーパーラグビー組が一同に集結した今回のスコッドは、現時点での最強メンバーと言えます。

いよいよ今週末はW杯で同組に入る事が決まったアイルランド。

最新の世界ランキングでも4位とプール最強の相手をホームで迎え撃ちます。

そして今日日本協会HPでアイルランド戦に臨む登録メンバーが発表されました。

リポビタンDチャレンジカップ2017 第2戦

アイルランド戦メンバー

日本代表登録メンバー
  氏名 所属 身長 体重 Cap
1 稲垣 啓太 パナソニック 186 116 14
2 堀江 翔太 パナソニック 180 104 50
3 伊藤 平一郎 ヤマハ発動機 175 115 5
4 谷田部 洸太郎 パナソニック 190 107 13
5 ヘル ウヴェ ヤマハ発動機 193 115 4
6 リーチ マイケル 東芝 189 105 48
7 徳永 祥尭 東芝 185 100 5
8 アマナキ・レレイ・マフィ NTTコム 189 112 14
9 田中 史朗 パナソニック 166 72 59
10 田村 優 キヤノン 181 91 43
11 福岡 堅樹 パナソニック 175 83 18
12 ティモシー・ラファエレ コカ・コーラ 186 98 5
13 ウィリアム・トゥポウ コカ・コーラ 187 101 -
14 松島 幸太朗 サントリー 178 87 23
15 野口 竜司 東海大4年 177 86 9
16 庭井 祐輔 キヤノン 174 102 1
17 石原 慎太郎 サントリー 181 105 4
18 浅原 拓真 東芝 179 113 6
19 ツイ ヘンドリック サントリー 185 100 39
20 松橋 周平 リコー 180 99 6
21 流 大 サントリー 166 71 4
22 デレック・カーペンター サントリー 183 94 1
23 松田 力也 パナソニック 181 92 7

 

 

フロントローには前回リザーブスタートのPR稲垣選手PR伊藤選手がスターティングメンバー入り。

HO堀江主将はこの試合でもスクラムの中心としての期待がかかります。

そして、セカンドロー、バックロー陣は前回ルーマニア戦メンバーと全く同じ布陣となりました。

アイルランドの強力フォワード陣に対抗するため、バックローはツイ選手を入れ、リーチ選手、マフィ選手の外国人勢で固めると考えていましたが、徳永選手が2戦連続のスタメン入り。

まだ4 Capとジャパンに定着して間もない徳永選手ですが、ジェイミーの信頼を勝ち取っているようですね。

 

そして、バックス陣は大きな変化がありました。

まずSOにはルーマニア戦で出色の出来を見せた小倉選手ではなく、サンウルブズでもファーストチョイスの田村選手が司令塔の座を任されました。

卓越したゲームメイクと落ち着き払った正確なキックでフォワードを前に出す役割が期待されます。

 

センターにはカーペンター選手に変わり、日本代表初Capとなるトゥポウ選手が入りました。

この選手は元ラグビーリーグ(13人制ラグビー)出身でサイズを生かした突破はもちろんの事、ディフェンスにも定評がある選手です。

今年から参戦したサンウルブズでは初先発となった第3節のチーターズ戦で、南アの誇る巨漢選手を相手に”ビッグタックル”を連発。

私自身もこの試合で始めてトゥポウ選手のプレーを見て衝撃を受けた人間の一人ですが、この選手がアウトサイドセンターにいると頼りになる事間違いありません。

日野自動車、コカコーラへ所属し3年の居住条件をクリア、今回満を持してのジャパンスコッド入りを果たしました。

実力者揃いのアイルランドバックス相手にどこまでその破壊力を発揮できるか。

この選手は注目です。

 

そして、エースWTB山田選手の負傷離脱により注目された14番には本来FBの松島選手が入りました。

松島選手がFB、14番にはサンウルブズで大活躍中の江見選手が入ると予想していましたが、まさかの形ですね。

それだけ2戦連続でFBとして先発となる野口選手の評価が高いという事でしょうか。

 

リザーブの注目はSH流選手SO/FB松田選手の帝京コンビですね。

ハーフバックを組み帝京黄金時代を支えた2人。

松田選手がSOとFBのどちらで出場するかは分かりませんが、活躍の舞台をジャパンに移し、また息の合ったプレーを披露してほしいですね。

 

現在NZ遠征中のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに主力の多くが参加しているアイルランドですが、先週敵地で行われたアメリカ代表戦では55-19と圧倒し、層の厚さを見せつける結果を残しました。

若手主体という事で代表定着へ息も荒く、本気モードで乗り込んでくる事は間違いありません。

過去の対戦成績は日本の7戦7敗、最強メンバーをそろえたジャパンが、W杯戦士6人を擁する誇り高き“アイリッシュ魂”を相手にどのような戦いを見せるのか。

 

今からキックオフが楽しみです。

 

試合日程

日程 対戦 時間 会場
6月10日(土) 日本 ○33ー21● ルーマニア(16位) 14:40 熊本・えがお健康
6月17日(土) 日本 vs アイルランド(4位) 14:00 静岡・エコパ
6月24日(土) 日本 vs アイルランド(4位) 14:40 東京・味スタ

チケットはこちらから⇒日本ラグビーフットボール協会HP

<テレビ中継放送予定>

NHK総合(地上波・全国)    6月17日(土)13:50~LIVE

J SPORTS3(衛星波・CATV)  6月17日(土)13:30~LIVE

 

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