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8月はトップリーグが開幕、そして大学ラグビーリーグ戦も今月開幕と本格ラグビーシーズンもいよいよ到来です。

そして高校ラガーマンにとっても、全国から強豪が集う菅平合宿を経て、各地で花園を懸けた熱き予選大会がいよいよスタートします。

今年の有力校はどこなのか!?

ひいきにしているチームの仕上がりは!?

高校ラグビーシーンも本格化していく前に、今回は遅ればせながら8月に行われた夏合宿の強豪校を中心とした練習試合結果を一覧でご紹介したいと思います。

 

高校ラグビー2017夏合宿

練習試合結果一覧

8月7日(月) 大阪朝鮮 ●7-19○ 大産大
  国学院久我山 ○92-5● 西陵
8月8日(火) 大阪朝鮮 ○41-19● 国学院久我山
8月9日(水) 御所実 ○46-21● 慶応
  伏見・工学院 ○26-7● 大分舞鶴
  大阪朝鮮 △14-14△ 深谷
  京都成章 ○47-14● 国学院久我山
8月10日(木) 大分舞鶴 ●35-53○ 国学院久我山
  御所実 ●26-28○ 国学院久我山
  伏見・工学院 ●7-33○ 佐賀工
  慶応 ○35-31● 石見智翆館
  大阪朝鮮 ○54-35● 国学院栃木
  東福岡 △38-38△ 常翔学園
8月11日(金) 御所実 ○64-14● 仙台育英
  報徳学園 ○83-0● 仙台育英
  報徳学園 ●10-34○ 目黒学院
  大阪朝鮮 ○24-0● 東海大甲府
  大阪朝鮮 ○26-0● 長崎北
  佐賀工 ○45-23● 秋田工
  東海大仰星 ○45-7● 国学院久我山
  伏見・工学院 ●7-58○ 桐蔭学園
8月12日(土) 御所実 ○36-5● 深谷
  報徳学園 ○29-0● 法政二
  報徳学園 ●14-33○ 大産大
  伏見・工学院 ○59-0● 東農大二
  常翔学園 ○49-19● 国学院久我山
  大阪朝鮮 ○33-26● 慶応
  佐賀工 ●14-19○ 流経大柏
  東海大仰星 ○46-7● 長崎南山
  常翔学園 ○26-14● 法政二
  東福岡 ○45-21● 桐蔭学園
8月13日(日) 御所実 ○38-25● 法政二
  報徳学園 ○48-14● 国学院久我山
  伏見・工学院 ○82-14● 仙台育英
  大阪朝鮮 ○15-0● 浦和
  大阪朝鮮 ●10-15○ 東海大福岡
  秋田工 ○35-31● 国学院久我山
  佐賀工 ●12-29○ 大阪桐蔭
  常翔学園 ●12-75○ 桐蔭学園
8月14日(月) 御所実 ○38-14● 国学院栃木
  天理 ○33-7● 秋田工
  報徳学園 〇54-26● 長崎南山
  報徳学園 ○40-19● 流経大柏
  東海大仰星 ●12-42○ 東福岡
  伏見・工学院 ○12-7● 東京
  大阪朝鮮 ○19-5● 明和県央
  佐賀工 △26-26△ 常翔学園
  東海大仰星 ○50-0● 東海大相模
  常翔啓光学園 ●5-90○ 国学院久我山
8月15日(火) 御所実 ○50-3● 筑紫
  天理 ○54-7● 流経大柏
  報徳学園 ○67-14● 明和県央
  報徳学園 ○42-0● 明大中野
  常翔学園 ○45-5● 慶応
  伏見・工学院 ○46-0● 国学院栃木
  大阪朝鮮 ○45-24● 茗溪学園
  東海大仰星 ○61-43● 桐蔭学園
  常翔学園 ○45-7● 明大中野
  東福岡 ○69-7● 国学院久我山
  京都成章 ●14-45○ 桐蔭学園
8月16日(水) 御所実 ○28-19● 東京
  天理 ○38-12● 国学院久我山
  報徳学園 ●28-40○ 春日丘
  報徳学園 ○61-12● 茗溪学園
  伏見・工学院 ○31-7● 流経大柏
  常翔学園 ○12-5● 国学院久我山
8月17日(木) 天理 ○64-0● 茗溪学園
  報徳学園 ○57-5● 本郷
  報徳学園 ●24-35○ 東京
  伏見・工学院 ○26-5● 国学院久我山

※各高校のHP、SNSを中心に情報を集めており、正確性には十分に留意をしていますが、実際と異なる場合はご容赦下さい。

 

高校トップ3は今年も健在

注目はやはり東福岡、桐蔭学園、東海大仰星の高校トップ3の動向でしょう。

 

菅平でもこの3校は激突しており、東福岡は桐蔭学園(○45-21)、仰星(○42-12)を連破する結果となっています。

選抜大会は桐蔭学園に優勝を譲りましたが、その時はU18チャンピオンシップへ多くの主力を送り込んでおり、ベストメンバーではありませんでした。

その一方で主力が勢揃いした高校セブンズ大会はしっかり昨年に続く連覇と言う結果を残しており、その意味ではやはり今年も“ヒガシ“を中心に花園の全国大会が展開していく事は間違いなさそうです。

 

一方で東海大仰星は東福岡には敗れたものの、桐蔭学園との乱戦(○61-43)を制し、今季好調の国学院久我山(○45-7)、長崎南山(○46-7)を一蹴するなど、選抜大会予選敗退のショックから立ち直り、順調な成長を見せていると言えるのではないでしょうか。

昨年は前評判が高くないながらも花園本戦で大きく成長し決勝まで上り詰めた同校。

“チーム仰星”のここからのノビシロにも期待がかかります。

 

桐蔭学園は東福岡、仰星には惜しくも敗戦を喫したものの、伏見・工学院(○58-7)、常翔学園(○75-12)、京都成章(○45-14)と全国の名だたる強豪校相手にしっかり勝ち星をあげており、今年も花園へ出場した際は”東の雄”としてAシード獲得はほぼ間違いないでしょう。

”東日本勢最後の砦”の様な孤高の存在になってきていますが、同校悲願の単独優勝へ向けて、まずは慶応、東海大相模などが待ち受ける神奈川県予選へ臨みます。

 

今年も西高東低の様相

その他の試合結果を見てみても、東西対決は御所実、京都成章、天理、報徳学園、常翔学園など関西勢を中心に西の高校が猛威を奮っており、今年も“西高東低“の構図に変化はなさそうです。

実際2010年の桐蔭学園(東福岡と両校優勝)、そして単独優勝に限れば1997年の国学院久我山以来、東の優勝校は出てきていません。

この構図を打ち破るには桐蔭学園だけではなく、同校に次ぐと目される、国学院久我山、目黒学院などの東京勢、そして国学院栃木、流経大柏、秋田工、茗溪学園などシード常連校の巻き返しに期待したいところです。

 

もちろん、夏合宿は一日2試合を連日行ったりするため、メンバー編成の”あや”などで結果は大きく変わってくると思います。

この時期の結果はあくまで参考にしかなりませんが、この結果を踏まえて花園県予選、そして本戦を見るのも一つの楽しみですね。

 

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