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こんにちはなんくるナイトです。

花園が終わってまだ間もない中、高校ラガーの熱き戦いは既に始まっています。

各都道府県の新人大会が終わり、各県の上位校が争う地区大会が各地で幕を開けました。

今日は先週日曜日に決勝戦を迎えた関東大会の結果をご紹介したいと思います。

 

第17回関東高校ラグビー新人大会

 

赤字:2016年度花園出場校

 

1回戦 2017年2月11日

國學院久我山(東京1位) 33vs12 法政二高(神奈川2位)

前半 19-7

後半 14-5

 

國學院栃木(栃木1位) 97vs14 東海大甲府(山梨2位)

前半 55-0

後半 42-14

 

日体大柏(千葉2位) 21vs26 日川(山梨1位)

前半 7-14

後半 14-12

 

清真学園(茨城2位) 0vs69 流通経済大柏(千葉1位)

前半 0-40

後半 0-29

 

茗溪学園(茨城1位) 52vs19 佐野日大(栃木2位)

前半 26-5

後半 26-14

 

明和県央(群馬1位) 26vs54 目黒学院(東京2位)

前半 12-26

後半 14-28

 

東農大二(群馬2位) 19vs64 深谷(埼玉1位)

前半 7-31

後半 12-33

 

川越東(埼玉2位) 0vs96 桐蔭学園(神奈川1位)

前半 0-40

後半 0-56

 

やはり昨年度の花園出場校は新チームも強い。

初戦敗退したのは東農大二のみとなりましたが、相手も花園へ3年連続出場中の深谷。

一回戦唯一の昨年度花園出場校同士の激突は深谷に軍配が上がりました。

 

東農大二は昨年8年ぶりに花園出場を勝ち取り古豪復活を印象付けましたが、底力ではまだ深谷に分があったというところでしょうか。

群馬は県新人大会優勝の明和県央も初戦で敗退。近年低迷する群馬県勢の奮起が期待されます。

深谷はエースFB山沢選手などチームの核となる選手が抜けても、活躍が期待できるチームになりそうですね。

 

準々決勝 2017年2月12日

國學院久我山(東京1位) 28 vs 7 日川(山梨1位)

前半 14-0

後半 14-7

 

茗溪学園(茨城1位) 31 vs 14 深谷(埼玉1位)

前半 31-7

後半 0-7

 

國學院栃木(栃木1位) 7 vs 20 流通経済大柏(千葉1位)

前半 0-12

後半 7-8

 

目黒学院高校(東京2位) 5 vs 47 桐蔭学園(神奈川1位)

前半 0-23

後半 5-24

 

翌日に行われた準々決勝は名門校同士の戦いとなりました。

茗溪と深谷は展開ラグビー同士の面白い対決となりましたが、前半に大きくリードを奪った茗溪がそのまま逃げ切り準決勝へ。

 

国学院栃木と流経大柏の強力フォワード対決は流経大柏に軍配が上がりました。

 

唯一県大会2位(久我山と同点優勝。抽選で2位)ながら準々決勝まで勝ち進んだ目黒学院でしたが、強豪桐蔭学園の前に持ち味を出せず敗退となりました。

 

準決勝 2017年2月18日

 

流通経済大柏 7 vs 62 桐蔭学園

前半 0-36

後半 7-26

 

國學院久我山 29 vs 10 茗溪学園

前半 17-5

後半 12-5

 

優勝候補筆頭の桐蔭学園は流経大柏を1トライ1ゴールに抑えて圧倒。

 

そして第2試合に登場した久我山は、昨年花園東京予選で明大中野の前に同点ながら抽選で出場を逃し、今季復活を期します。

準々決勝では山梨の名門日川を一蹴。

準決勝でも強豪深谷を破って勝ち上がってきた“ザ・ハンドリングラグビー”茗溪を危なげなく下し決勝進出を果たしました。

久我山は昨年のこの大会の1回戦で茗溪の前に涙を飲んでおり、雪辱を果たした形です。

決勝は久我山対桐蔭学園

関東の名門同士の対決です。

決勝 2017年2月19日

國學院久我山 0 vs 69 桐蔭学園

前半 0-31

後半 0-38

・・・強豪が集う関東大会の決勝戦がこのような大差になるとは正直思ってもみませんでした。

復活を期した久我山を相手になんと69得点で無失点。

大会を通しても274得点、12失点。

まさに圧倒的な強さです。

 

九州で最強をほしいままにする東福岡のように、県、地区では敵なしの様相を呈してきましたね。

夏から冬にかけての東京勢、埼玉勢の盛り返しに期待したいと思います。

そして、神奈川県内最強のライバル慶應高にも頑張ってもらいたいです。(今回は神奈川県予選で敗退)

 

選抜大会参加校

この大会は3月から行われる高校選抜大会の予選も兼ねており5位のチームまでが選抜大会の出場権を獲得します。

3,4位決定戦、5,6位決定戦の結果、参加校は以下の通りとなりました。

 

1位 桐蔭学園(神奈川)

2位 国学院久我山(東京)

3位 流通経済大柏(千葉)

4位 茗溪学園(茨城)

5位 深谷(埼玉)

開催県枠:川越東(深谷が5,6位決定戦で勝利したため、川越東に開催県枠が与えられた)

上手く各県が散らばる形となりましたね。

数多くの花園優勝校を抱える関東勢は桐蔭学園以外は近年全国でなかなか結果を残せていません。

選抜大会では全国の強豪相手に関東代表の意地を見せてもらいですね。

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