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いよいよ今週末より関東大学ラグビー対抗戦が開幕。

近年は帝京の1強時代が続いていますが、それに待ったをかける大学が出てくるか!?

これが今シーズンの最大の注目ポイントです。

各大学の春、夏シーズンの戦いぶりを振り返りながら、今シーズンの展望を見ていきたいと思います。

 

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関東大学ラグビー2017 対抗戦A

大学別春夏シーズン戦績

帝京大学

<春シーズン>      
4月16日 練習試合 帝京 ○73-12● 日本体育
4月29日 春季大会 帝京 ○35-26● 大東文化
5月14日 招待試合 帝京 ○52-0● 釜石
5月28日 春季大会 帝京 ○31-28● 東海
6月4日 春季大会 帝京 ○40-26● 明治
6月11日 春季大会 帝京 ○35-14● 早稲田
6月18日 春季大会 帝京 ○75-22● 流通経済
<夏シーズン>       
8月15日 練習試合 帝京 ○56-27● 明治
8月20日 練習試合 帝京 ○82-0● 早稲田
8月24日 練習試合 帝京 ○33-26● 天理

春季大会を全勝優勝で飾った帝京は夏合宿での練習試合でも明治、早稲田、天理といった東西の強豪校をことごとく撃破。

春夏シーズンを負けなしで駆け抜けました。

春季大会では持前の攻撃力が鳴りを潜めた感があり、点差だけを見ると接戦続きでしたが、夏には攻撃陣が爆発するなど早くもエンジン全開の様相を呈しています。

昨年は早稲田、大東大、天理などスクラムを強みにする相手に対し大苦戦。

今年はその弱点を克服するべく、多くの時間をスクラム強化に費やしてきた事から、スクラムで押される場面もかなり少なって来ており穴のないチームに仕上がって来ています。

メンバーもHO堀越主将、No.8マッカラン選手、CTB矢富選手、WTB竹山選手、FB尾嵜選手など連覇を知るツワモノ揃い。

今年も優勝候補筆頭である事は疑いようがありません。

帝京の強さはフィジカルも去ることながら、貪欲さを失わないチームマネジメントにあります。

今年も9連覇に向けて対抗戦でどのような戦いを見せるか注目です。

 

早稲田大学

 

<春シーズン>       
4月15日 定期戦 早稲田 ○55-3● 東京
4月23日 春季大会 早稲田 ●0-27○ 大東文化
5月7日 春季大会 早稲田 ●29-67○ 東海
5月14日 春季大会 早稲田 ○15-10● 流通経済
5月21日 定期戦 早稲田 ●19-28○ 同志社
5月28日 練習試合 早稲田 ●17-54○ 天理
6月4日 定期戦 早稲田 ○33-12● 慶応
6月11日 春季大会 早稲田 ●14-35○ 帝京
6月18日 春季大会 早稲田 ●26-55○ 明治
<夏シーズン>       
8月16日 練習試合 早稲田 ○21-17● 大東文化
8月20日 練習試合 早稲田 ●0-82○ 帝京
8月24日 練習試合 早稲田 ●5-52○ 東海

例年、春夏シーズンは苦戦が続くもシーズンが深まるにつれてチーム力が劇的に変貌する早稲田。

メンバーもFL加藤主将を筆頭に、SH齋藤選手、SO岸岡選手、CTB中野選手など特にバックス陣にビッグネームが揃います。

今年は山下体制2年目。

あの清宮体制下でも2年目に飛躍の優勝を遂げただけに、今年ラグビー界の盟主にかかる期待はファンならずとも相当のものでしょう。

 

ただ、春夏シーズンでは昨年から強みにしてきたはずの“スクラム”が崩壊。

昨年の主力メンバーがごそっと抜けた事による戦力ダウンは否めない状況です。

チームの重点強化ポイントの一つ、“ブレイクダウン”は強豪相手でも一定の成果を見せているだけに、“スクラム”、“チームディフェンス”の仕上がりが対抗戦での成績を大きく左右しそうです。

個人的には先日ワールドラグビーU20トロフィーを制したU20日本代表で、フルバック、センター、スタンドオフと不退転の働きを見せたSO岸岡選手のゲームコントロール、そして黄金ルーキーWTB古賀選手(東福岡)の爆発に期待しています。

 

明治大学

<春シーズン>       
5月7日 春季大会 明治 ○52-26● 流通経済
5月14日 春季大会 明治 ●35-38○ 東海
5月20日 定期戦 明治 ○62-22● 立教
5月28日 定期戦 明治 ●28-33○ 慶応
6月4日 春季大会 明治 ●26-40○ 帝京
6月11日 春季大会 明治 ○31-21● 大東文化
6月18日 春季大会 明治 ○55-26● 早稲田
6月24日 定期戦 明治 ○61-12● 東京
<夏シーズン>       
8月15日 練習試合 明治 ●27-56○ 帝京
8月19日 練習試合 明治 ○56-12● 朝日
8月20日 練習試合 明治 ○27-14● 天理
8月27日 練習試合 明治 ○42-19● 東海
9月2日 練習試合 明治 ○66-19● 同志社

昨年は大学選手権3回戦で京産大によもやの敗戦を喫した明治。

今年は近年の課題であった“スクラム強化”に早くから着手し、春夏シーズンでは重戦車フォワード復活の兆しを見せています。

夏合宿では天理、東海、同志社とこちらも東西の強豪校を一蹴。

中でも近年全く勝てていなかった東海をダブルスコア以上の点差で撃破したニュースには驚かされました。

ここにきて、怪我で欠場が続いたLO古川主将、CTB梶村副将も復帰し、WTB山村選手、山崎選手、FB高橋選手ら逸材揃いのバックス陣に加え、LO箸本選手、CTB森選手、FB山沢選手ら豪華布陣の1年生も後に控えます。

布陣だけを見れば王者帝京に全く劣らないだけに、フォワードの出来が明治復活のカギを握る事は間違いありません。

今年は久々に元気な明治が見られそうな気配です。

 

慶応義塾大学

 

<春シーズン>       
4月23日 春季大会 慶応 ○53-5● 青山学院
5月4日 定期戦 慶応 ●40-55○ 同志社
5月7日 春季大会 慶応 ○57-55● 拓殖
5月14日 招待試合 慶応 ○45-12● 九州代表
5月21日 春季大会 慶応 ○49-24● 関東学院
5月28日 招待試合 慶応 ○33-28● 明治
6月4日 招待試合 慶応 ●12-33○ 早稲田
6月11日 春季大会 慶応 ○42-19● 筑波
6月18日 練習試合 慶応 ○35-7● 中央
<夏シーズン>       
8月17日 練習試合 慶応 ○35-24● 東海
9月3日 練習試合 慶応 ○72-14● 関東学院

「今年の慶応は強い。」

まことしやかに囁かれるようになったのは春も深まった頃の事。

春季大会Bグループで全勝優勝を遂げたとはいえ、強豪校との試合がなかった事からその実力はベールに包まれてきましたが、招待試合で明治に辛勝、そして夏合宿で東海を撃破したあたりから、その噂がより真実味を帯びてきています。

LO佐藤主将ら4年生が中心のチームですが、SO古田選手、FB丹治選手ら下級生からチームを引っ張ってきた3年生も健在。

今シーズン慶応の試合を殆ど見ていないため、その実力は未知数ですが、対抗戦を通してその戦いぶりに注目したいと思います。

 

 

筑波大学

 

<春シーズン>       
4月30日 春季大会 筑波 ○50-10● 青山学院
6月1日 春季大会 筑波 ○38-12● 関東学院
6月4日 春季大会 筑波 ●40-55○ 拓殖
6月11日 春季大会 筑波 ●19-42○ 慶応
6月24日 オープン戦 筑波 ○61-12● 日本
<夏シーズン>       
8月14日 練習試合 筑波 △21-21△ 東海
8月18日 練習試合 筑波 ○31-5● 立命館
8月23日 練習試合 筑波 ○54-12● 同志社

今年は春季大会をBグループで戦い、そして夏合宿も強豪が集結する菅平ではなく例年通り北海道網走で行ったため、慶応と同様、その実力は未知数です。

しかし、8月14日に網走で行われた東海戦は先行される苦しい展開ながら、粘り強く追いつき同点に持ち込んだ辺りはやはり実力校。

高校時代のビッグネームが数多く入部していた一時の勢いはなくなったものの、今年の4年生は部員数も多く層の厚さは随一です。

昨年の対抗戦では序盤戦のカギを握る早稲田戦で完敗し、そこから失速していった経緯があるだけに、今年は早めにチームのピークを持って行くピーキングマネージメントがカギを握りそうです。

 

青山学院大学

<春シーズン>       
4月23日 春季大会 青山学院 ●5-53○ 慶応
4月30日 春季大会 青山学院 ●10-50○ 筑波
5月7日 春季大会 青山学院 ●20-29○ 関東学院
5月14日 定期戦 青山学院 ○81-7● 東北学院
5月21日 春季大会 青山学院 ●33-46○ 拓殖
5月28日 練習試合 青山学院 ●38-43○ 中央
6月4日 定期戦 青山学院 ●21-26○ 関西学院
6月11日 練習試合 青山学院 ○40-39● 国学院
6月18日 練習試合 青山学院 ●24-48○ 明治学院
7月2日 練習試合 青山学院 ○59-21● 成蹊
<夏シーズン>       
8月19日 練習試合 青山学院 ●19-33○ 延世
8月21日 練習試合 青山学院 ○19-14● 東洋
8月24日 練習試合 青山学院 ●41-55○ 摂南
8月26日 練習試合 青山学院 ●21-69○ 朝日
8月27日 練習試合 青山学院 ●17-53○ 大阪体育

“監督公募“という異例の形で就任した加藤尋久監督体制2年目。

春シーズンの試合を見る限りでは、自陣からもどんどんボールを回す展開ラグビーがしっかり浸透していて、チームのプレースタイルというものが確立されつつある印象を受けます。

春夏シーズンも厳しいスケジュールの中で多くの練習試合を行い、強化に余念はありません。

強豪校に比べると戦力は見劣りするものの、迷いのないスタイルが上位校を脅かす可能性大いにあると見ており、序盤で当たる明治、早稲田での番狂わせに注目です。

 

日本体育大学

 

<春シーズン>       
4月16日 練習試合 日本体育 ●12-73○ 帝京
4月30日 春季大会 日本体育 ○42-33● 山梨学院
5月7日 春季大会 日本体育 ○31-26● 日本
5月14日 春季大会 日本体育 ○72-21● 立教
5月28日 練習試合 日本体育 ●36-40○ 専修
6月4日 春季大会 日本体育 ●29-52○ 法政
6月11日 春季大会 日本体育 ○61-21● 成蹊
<夏シーズン>       
8月18日 練習試合 日本体育 ●24-28○ 立正
8月20日 練習試合 日本体育 ●12-95○ 龍谷
8月22日 練習試合 日本体育 ○59-12● 武蔵
8月25日 練習試合 日本体育 ○53-14● 九州共立
8月28日 練習試合 日本体育 ●19-47○ 京都産業

 

成蹊大学

 

<春シーズン>       
4月30日 招待試合 成蹊 ●26-38○ 立教
5月14日 定期戦 成蹊 ○57-17● 学習院
5月21日 春季大会 成蹊 ●7-102○ 法政
5月28日 春季大会 成蹊 ●7-63○ 日本
6月4日 春季大会 成蹊 ●24-43○ 山梨学院
6月11日 春季大会 成蹊 ●21-61○ 日体
6月18日 定期戦 成蹊 ○28-7● 成城
6月24日 定期戦 成蹊 ○38-35● 武蔵
7月2日 練習試合 成蹊 ●21-59○ 青山学院
<夏シーズン>       
7月2日 練習試合 成蹊 ●21-59○ 青山学院
8月20日 練習試合 成蹊 ●28-33○ 大東文化
8月23日 練習試合 成蹊 ●0-59○ 東海

昨年入替え戦に回りながらも残留を果たした両校ですが、今年も厳しい戦いを強いられそうです。

下位チームの中でいかに取りこぼしを減らせるかが入替え戦回避のカギとなりそうです。

まずは2勝を挙げる事。

これが当面の目標となってくるでしょう。

 

順位予想

1位 帝京大
2位 明治大
3位 早稲田大
4位 慶応大
5位 筑波大
6位 青山学院大
7位 日本体育大
8位 成蹊大

今年も帝京大が優勝候補筆頭である事は間違いありません。

しかし、ストップ・ザ・帝京の一番手は明治。

今年の明治の充実ぶりは、何か起こしてくれるのではないかと言う期待感を抱かせてくれます。

 

一方、早稲田、慶応、筑波は帝京に対しては善戦出来たとしても勝利までは厳しいと見ます。

そして、この3校の順位は前評判では慶応、筑波、早稲田の順となるかと思いますが、対抗戦へ入ってからのノビシロ、慶応、筑波に対しての相性の良さから早稲田を3位、慶応を4位とさせて頂きました。

筑波はビッグネームの層の薄さがシーズン終盤で響いてくるのではないかと読みます。

いずれにしても、最大の注目ポイントは

どこか帝京を止めるのか!?

4位以内をどこが確保するのか!?

大学選手権出場権を賭けた激闘が幕を開けます。

 

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