3勝4敗のリーグ5位。

あと一歩のところで大学選手権出場を逃した昨季の近畿大学

無念の想いを胸に、巻き返しを図る今シーズン。

2012年度以来の全国の舞台返り咲きへ。

今年新たに入部した新入部員を見ていきたいと思います。

2020年度新入部員一覧

PO氏名サイズ出身校代表歴
PR1
HO
今井無多169/90金光藤蔭
HO
FL
平沼泰成170/86中部大
春日丘
HO
PR
桑畑玲生180/105近大付
PR3森山優大175/103天理
PR3吉田尚樹173/108近大付
PR3尾﨑研之丞182/95近大和歌山
BR
PR
岸上範勇輝177/88玉島
LO松永正喜186/104尾道
LO
BR
川﨑悠太180/97常翔学園
FL
LO
篠原謙太朗177/84東海大福岡
FL
No.8
中司了太169/74東海大仰星
BR
CTB
山田龍生176/87近大付
SH
WTB
遠藤岳歩172/72城東代表候補
SH福山太陽172/70滋賀学園
SO半田裕己170/73天理
CTB笠井将英174/74中部大
春日丘
CTB
WTB
波田怜央177/75報徳学園
BK3
SO
森本 蒼167/71京都成章
BK3
SH
竹内 駿167/72常翔学園
BK3高 來人180/73東海大仰星
FB
SO
藤井友作178/83近大付

(情報元: 近畿大学ラグビー部HP)

21名が新たに加入。

代表クラスは1名と少ないものの、それに匹敵する実力を持った好素材が並んでいます。

注目はこの選手たち!

平沼泰成選手(HO/FL 中部大春日丘)

花園ベスト4の常翔学園を最後まで追い詰めた中部大春日丘の正フッカー平沼選手。

フィジカルの強さと勤勉なサポートプレーを武器に、2年生ではフランカーのレギュラーとして花園を経験。

そして3年生ではフッカーとしてスクラムの中心を担うだけでなく、常翔戦では追撃のトライとなった強力なレッグドライブを披露するなど、フィールドプレーでも存在感を発揮。

”東海の雄”春日丘の中心選手として活躍しました。

 

近大のこのポジションには、昨季全試合でスタメン出場を果たした元高校日本代表候補・山口翼選手(4年・大阪桐蔭)という絶対的存在が君臨し、さらに2期上には、高校の先輩でもある金子隼選手(3年・中部大春日丘)や、2017年度の代表候補・牛嶋憂輔選手(3年・東福岡)らも集う激戦区。

レギュラー獲得へは険しい道が予想されますが、持ち前の勤勉さとクレバーなプレーで、1年目からAチーム争いへ絡んでいって欲しいと思います。

 

また、今年のフロントローには、

実行委員推薦枠として選抜大会初出場を果たした金光藤蔭(大阪)のチームの要・今井無多主将、

共に100kgを超えるサイズが魅力の桑畑玲生選手と吉田尚樹選手の『近大附属コンビ』、

奈良の強豪・天理で”不動の2番”として活躍した森山優大選手など、

楽しみな選手が多く入部。

フロントロー陣の層の厚さと重量感は、関西リーグ随一と言えるのではないでしょうか。

近大の『スクラム』に懸ける想いが伝わって来ますね。

 

遠藤岳歩選手(SH 城東 / 代表候補)

部員数17名(他部からの助っ人含む)ながら、春の選抜大会で”徳島県勢初の2勝”を挙げる快挙を成し遂げた城東高校。

県内屈指の進学校としても知られるその『奇跡のチーム』で、1年生の頃から中心選手として活躍したのがこの遠藤選手。

俊敏な球捌きに加え、左足から繰り出される正確無比なプレースキックで、徳島県から唯一、高校日本代表候補に選出。

花園でのプレーは2試合のみでしたが、的確な指示でフォワード陣をコントロールし、劣勢でもチームを鼓舞し続ける姿はとても印象的でした。

大学でも第一線でのプレーを継続する城東の盟友・SO三木海芽選手(慶應義塾1年)、FL伊藤優汰選手(立命館1年)と共に、『公立の星』としての活躍を是非期待したいですね。

 

森本 蒼選手(WTB / 京都成章)

3人目は花園Aシード・京都成章出身の森本選手。

部員数116名と高校ラグビー界屈指の戦力を誇る成章にあって、2年生で花園を経験した逸材。

全試合に先発フル出場した”選抜大会”での活躍もさることながら、最も印象的だったのはその前に行われた”近畿大会”の準決勝・天理戦で見せたこのプレー。

ラストワンプレーに懸ける天理の意地を打ち砕いた執念のアンクルタップ。

あの状況で全員が戻り、カウンターラックを仕掛けた成章の底力も見事の一言ですが、逆サイドから長い距離を走り、左手1本でチームの危機を救ったこのプレーには正直見ていて鳥肌が立ちました。

まさにチームのために身体を張れる男。

花園では残念ながらバックアッパー的な役割でしたが、大学でのプレーを見てみたい選手の一人であることに間違いはありません。

 

さらに今年はそれ以外にも、

広島県の高校相撲選抜選手権大会で優勝するなど、並外れた足腰の強さと突進力を持つ尾道の『大型ロック』松永正喜選手、

169cmと小柄ながら抜群のワークレートの高さを誇るFL/No.8中司了太選手(東海大仰星)、

正確なプレースキックで選抜大会の得点王(73得点)にも輝いた、奈良の強豪天理の『司令塔』半田裕己選手(天理)、

花園歴代最多得点(162得点)を叩きだした報徳学園の攻守の要・CTB波田怜央選手(報徳学園)、

花園3回戦の東京高戦で2トライを奪い、勝負を決める活躍を見せた仰星のエース・高 來人選手(東海大仰星)など、

フォワード、バックス共に非常にハイレベルなメンバーが顔を揃えています。

関西屈指の攻撃力

後半ラストワンプレーで摂南大の意地に屈した昨季の最終戦。

勝てば選手権出場の可能性が残されていただけに、その無念は察するに余りあるものがあります。

立命館(○47-31)、関学(○27-17)ら強豪校には快勝する一方で、摂南大(●41-47)、大体大(○40-36)には苦戦を強いられるなど、勢いに乗った時とそうでない時の差が顕著で、好不調の波が散見されるのが近大の課題。

元来、攻撃力は関西屈指の破壊力を持つだけに、そこへ、実力を安定的に発揮できる”ピークマネジメント”が備われば、関西はおろか全国でも上位に食い込むポテンシャルは有しています。

2020年度近畿大学ラグビー部 クラブ紹介↓

今季の目標は、悲願の”関西制覇”、そして”大学選手権ベスト4”。

森田主将を始めとする幹部陣も気合いは十分。

近大の代名詞にして真骨頂は、勢いに乗れば誰にも手が付けられない『イケイケラグビー』。

5位からの巻き返しへ。

その爆発が待たれます。

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