関西Bリーグを全勝で駆け抜け、大体大との入替戦では気迫満点の快勝劇。

まさに圧倒的な力で”A昇格”を勝ち取った昨季の関西大学

2年ぶりのAリーグ挑戦となる新シーズンへ。

どのようなメンバーが新戦力として加入したのか。

今年入部した新入生の顔ぶれを見ていきたいと思います。

2020年度新入部員一覧

PO氏名出身校サイズ代表歴
PR杉原絃太⼤産⼤付180/120
PR志⽔孝吉東海⼤仰星170/102
PR近藤穂⾼⼟佐塾178/118
PR細⽮⼀颯関⼤北陽173/98
HO垣本⼤⽃⽯⾒智翠館170/87
HO岩﨑友哉関⼤北陽170/85
HO
LO
FL

⾬⾕陸椰

常翔学園

180/98
LO
No.8
中薗拓海関⼤北陽180/96
LO佐々⽊翔⼤朗⼤阪桐蔭180/90
FL森 ⼤起光泉175/77
FL堀内慧⼈尾道163/68
SH溝渕元気⼤産⼤付169/74
SH湫 叶太東海⼤仰星167/68
SH久 ⼼之介國學院
久我⼭
166/65
SH末井健将報徳学園161/65
SO池澤佑尽東福岡178/75
SO
CTB
寺本純也関⼤⼀173/76
WTB澤⼝⾶翔御所実175/83
WTB
CTB
真部広誠天理171/80
FB濵村⼤⽃関⼤北陽164/65

(情報元: 関西大学ラグビー部HP)

今年は20名が加入しました。

注目はこの選手たち!

大阪”2番手校”の主力続々

全国でも上位に位置する東海大仰星、大阪桐蔭、常翔学園、大阪朝高の”BIG4”が割拠する大阪府において、近年目覚ましい成長を遂げているチームが大産大付関大北陽

共に花園の出場こそないものの、府大会では常に上位に顔を出してくる新興の強豪校です。

産大を率いるのは、東海大仰星中を全国レベルの強豪に育て上げ、高校へ指導の場を移した後も、産大の監督として2017年度のコーチングアワードで『フロンティア賞』に輝いた名将・鳥山修司監督。

一方、関大北陽の監督は、1999年度東海大仰星初の花園優勝メンバー・梶村真也氏。

仰星を卒業後、東海大ーヤマハ発動機で研鑽を積んだ梶村監督は、関大北陽ラグビー部が創部された2013年に監督へ就任し、そこからわずか7年でチームを大阪府予選決勝の常連校に育て上げました。

”仰星”にルーツを持つ指揮官のもと進化を続ける両校は、昨冬花園府予選でも決勝へ進出すると、全国ベスト8以上の実績を残した常翔学園、東海大仰星相手に真っ向勝負。

共に敗れはしたものの、その奮闘劇は彼らの実力が全国区であることを証明するには十分な内容でした。

常翔学園へ肉薄した大産大付からは、”180cm/120kg”と規格外のサイズを誇り、フォワードの中心を担ったPR杉原絃太主将(府予選決勝はHOとして出場)と、テンポのいい球捌きで産大の”高速アタック”をリードしたSH溝渕元気選手が入部。

そして、監督の母校と激闘を演じた関大北陽からは、2年生からレギュラーを張ったチームの大黒柱・PR細⽮⼀颯主将、スクラムの中心・HO岩﨑友哉選手、抜群の突破力を誇るLO中薗拓海選手ら主力がそれぞれ入部。

共に主将経験者が入部することも関大にとっては、大きな戦力補強となりそうです。

全国的にはまだまだ無名な存在かもしれませんが、彼らには『全国一の激戦区』大阪の”2番手校”としての底力を是非見せてほしいと思います。

 

澤⼝⾶翔選手(WTB 御所実)

奈良の名門・御所実の”快足ウィング”として、2年生から伝統の『漆黒ジャージ』に袖を通した逸材・澤口⾶翔選手。

昨冬花園では3回戦までフランカーとしてチームの勝利へ貢献、ウィングへ復帰した準々決勝・東海大仰星戦では、自らのキックから貴重な先制トライを挙げるなど抜群のユーティリティ性を発揮。

主力としてチームの躍進を支える活躍を見せました。

しかし、迎えた桐蔭学園との決勝では、スタメンに名を連ねながら前の試合で痛めた怪我の影響により、開始わずか”3分”で負傷交代。

その発端となったのは準決勝・常翔学園戦の後半12分、自陣ゴール前の密集サイドで相手フォワード選手へと飛び込んだタックル。

それは、本来大外にいるはずの『14番』が、密集サイドで幾度もタックルを繰り返した末のプレーでした。

そこに至るまでの一連の動きはまるで”フランカー”。

チームの危機を敏感に察知し、身体が咄嗟に反応したのでしょう。

退場時に見せた無念の表情と涙は忘れることができません。

チームにとって欠かせない”高い献身性”を持つ男。

この選手が大学の舞台で躍動する姿を楽しみにしたいと思います。

 

そして今年はそれ以外にも、

花園で東海大仰星の”3番”を背負ったPR志⽔孝吉選手、

島根の強豪・石見智翠館で2年生からレギュラーを張ったHO垣本⼤⽃選手、

大阪桐蔭”不動の4番”LO佐々⽊翔⼤朗選手、

ハードタックラーとしてもならす滋賀の強豪・光泉の主将・FL森⼤起選手、

花園準V御所実に匹敵する強さを誇った天理のトライゲッターWTB真部広誠選手など、

今年昇格したチームとは思えないほど豪華なメンバーが名を連ねています。

彼らがルーキーイヤーからAチームへ絡んでいく可能性は十分。

入学後の成長が非常に楽しみです。

巻き起こせ『関大旋風』

降格の憂き目に遭った2018年度は、入替戦はおろかリーグ戦でも全敗を喫するなど苦しんだシーズンでした。

その悔しさをバネにチーム一丸となって厳しい練習に取り組んできた1年。

集大成となった入替戦からは、その”想い”が存分に伝わってきます。

気迫、結束、献身、そして歓喜。

これらを年間を通して維持することが出来れば、関大はAリーグでも十分戦えるチームのはず。

2シーズンぶりのAリーグ挑戦、

そして2015年以来の大学選手権出場へ。

今年は『関大旋風』に期待しましょう!

コメントを残す

CAPTCHA