シーズン終盤のコロナ感染者発生により、リーグ最終戦(5位6位決定戦)を辞退した近畿大学

失意のまま卒業の日を迎えたPR森田博斗主将以下4年生の想いを背負い、福山竜斗新主将のもと再出発を図る新シーズン。

2012年度以来となる全国復帰へ、今年はどのようなメンバーが加入したのか。

新入生の顔ぶれと注目選手をポジション別に見ていきたいと思います。

2021年度新入部員一覧

PO氏名出身校サイズ代表歴
PR1木谷章人近大和歌山173/97
PR1稲場 巧近大附175/106
PR3内 駿輝滋賀学園180/105
PR3木下大暉静岡
聖光学院
180/105
HO村尾幹太東福岡170/87U17代表
LO岡本和広東福岡190/110
LO岡田篤樹常翔学園182/93
LO
HO
蔡 唯志大阪朝鮮176/90
LO
No.8
駒井凌太天理183/91
FL中村 志大阪桐蔭163/76
FL
HO
古寺直希石見智翠館171/93
FL
No.8
岩本圭伸常翔学園177/88
SH竹山栄汰近大附174/71
SH
BK3
西端玄汰東福岡174/74
SO
FB
嶋 竜輝日本航空
石川
176/83U20候補
SO
CTB
BK3
中洲颯太筑紫170/76
SO
CTB
FB
志和池昴豊日向178/77
CTB
SO
伊藤 学報徳学園171/78
CTB
FB
藤岡竜也浪速183/84
CTB吉村喬成東海大仰星178/83
WTB
FB
植田和磨報徳学園176/74
WTB
FB
高橋 陸三島184/80
FB
SO
阿曽有馬中部大
春日丘
175/817'sユース
アカデミ

(情報元:近畿大学ラグビー部HP)

今年の入部者数は23名。

代表クラスの人数は2名と上位校と比較して決して多くはないものの、花園上位校の主力級が揃い、例年以上に豪華な顔ぶれとなっている。

この世代はここから4年間、躍進を期すチームの中核となってくることは間違いなさそうだ。

ポジション別注目選手

ではここからは今年度の注目選手をポジション別に見ていきたい。

フォワード(FW)

フロントロー(PR/HO)

このポジションの目玉と言えばやはりこの選手。

”花園ベスト4”東福岡でPR1宮内慶大選手、PR3本田啓選手と共に形成した”超攻撃的フロントロー”の一角HO村尾幹太選手(東福岡)。

フォワードでチーム最多となる5本のトライを記録したアタック能力もさることながら、特筆すべきはそのフィジカリティとワークレートの高さ。

モールコントロール、ジャッカル、タックルなど、コンタクトエリア内での働きは同ポジションの選手の中でも群を抜く。

170cm/87kgとサイズは小柄ながら、高校ラグビー界屈指の”タレント軍団”で不動の地位を築いたその実力は伊達ではなく、大学でも1年目からAチーム争いへ絡んでくる存在となってきそうだ。

今季の主力と予想されるHO金子隼選手(4年・中部大春日丘)、昨年入部した期待のホープHO平沼泰成選手(2年・中部大春日丘)との定位置争いも楽しみにしたい。

 

そしてプロップにも、

近大和歌山で2年時からスクラムの要として活躍し、チームの5年ぶりとなる花園出場へ貢献した木谷章人選手、

滋賀県予選決勝で自ら2トライを奪うなど、王者光泉をあと一歩(●19-26)のところまで追い詰めた滋賀学園の”主将”内 駿輝選手、

そして、強靭なスクラムに加え機動力も兼ね備える聖光学院”不動の①番”木下大暉選手など、

楽しみ選手が続々と加入。

”世代屈指の①番”と評される紙森陽太選手(4年・大阪桐蔭)と共に、近大のスクラムを支える存在へと是非成長を遂げていってほしい。

 

セカンドロー(LO)

このポジションは、昨季のチームから坂上知志選手(三島)、沈尚勇選手(大阪朝鮮)、積博志選手(大阪桐蔭)ら主力組が揃って卒業を迎えるだけに、来季世代交代が急務となる。

その意味でも、

花園ベスト4の実績を残した大阪朝高”黄金世代”の中で、フォワードで唯一1年時からレギュラーを張ってきた”逸材”蔡 唯志選手(大阪朝鮮)

中学時代、No.8倉橋歓太選手(東海大仰星)と共に大阪府中学選抜として活躍し、昨冬花園でも2試合に出場した岡田篤樹選手(常翔学園)

などには、1年目からその穴を埋める役割が求められる。

個人的には、花園への出場実績こそないものの、190cm/110kgという超高校級のサイズを誇る岡本和広選手(東福岡)が大学でベールを脱ぐ日も楽しみにしたいところだ。

バックロー(FL/No.8)

長年チームを支えてきた”功労者”酒井秀章選手(中部大春日丘)が抜けるバックロー。

このポジションには、

真柱中時代に大阪府中学選抜の主力として全国制覇を達成し、大阪桐蔭でも2年時から不動のレギュラー、昨年度は”主将”としてチームを牽引した中村 志選手(大阪桐蔭)、

フォワードの選手ながらプレースキッカーを務めるなど、パス、キック、ラン全てに優れる”オールラウンダー”古寺直希選手(石見智翠館)、

そして、常翔強力フォワードの中核として1年時から花園のピッチを経験してきた岩本圭伸選手(常翔学園)など、多士済々のメンバーが揃った。

いずれも1年目からAチームでの活躍が期待される逸材だらけ。

彼らが高いレベルで切磋琢磨する姿を楽しみにしたい。

バックス(BK)

ハーフバック(SH/SO)

続いてはバックス。

ハーフバックの注目は、花園で数々の名シーンを演出した東福岡の”フィニッシャー”西端玄汰選手。

ロスタイム18分に及んだ”ライバル”東海大仰星戦での幻のトライ、さらに、準決勝・京都成章戦で魅せたロスタイムの激走は、強烈な印象として今でも記憶に残っている。

<仰星戦幻のトライ↓>

<京都成章戦ロスタイムの激走↓>

複数ポジションをこなせる逸材なだけに、大学ではどこで勝負するのかは不明だが、近大&サニックスでも活躍した父・西端要氏のように、近大のジャージをまといそのポテンシャルを爆発させる姿を楽しみにしたい。

 

さらにこのポジションでは、日本航空石川の”副将”にして”司令塔”嶋 竜輝選手の存在も忘れてはいけない。

確かなスキル、視野の広いゲームメイクで1年時から”不動の司令塔”へ君臨し、3年間花園で輝きを放ち続けてきた逸材。

2019年度の選抜大会で得点王(73得点)に輝き、昨季ルーキーながらAリーグデビューを飾った司令塔半田裕己選手(2年・天理)との定位置争いにも注目したい。

 

センター(CTB)

今年はセンターも実力者ぞろいだ。


・SO/CTB/BK3中洲颯太選手(筑紫)

パス、キック、ラン全てが高次元。

共同主将の1人としてチームを5年ぶりの花園出場へ導いた。

WTBとして出場した花園2回戦(東福岡戦)では後半に1矢報いるトライ。

近大のフルバックとして不動の地位を築く中洲晴陽選手(4年・筑紫)を兄に持つ。

 


・SO/CTB/FB志和池昴豊選手(日向)

卓越したボディバランスにスケールの大きいランで魅せる宮崎の生んだアスリート。

富島中時代は県大会、九州大会を勝ち抜き全国の舞台を経験。

ポテンシャルは計り知れず、まさに伸びしろしかない。

 


CTB/SO伊藤 学選手(報徳学園)、

名門報徳の⑫番を背負った攻守の要。

柔らかさと激しさを兼ね備えるプレーメーカー。

右足から繰り出されるプレースキックは正確無比。

2年時に出場した花園1回戦山形中央戦では、途中出場から12本中11本のGKを決めた。

 

バックスリー(WTB/FB)

ラストを飾るバックスリー。

ここのポジションでも2人の逸材に注目したい。


WTB/FB植田和磨選手(報徳学園)。

変幻自在のステップを武器に、1年時から花園を席巻した”スピードスター”。

 

WTB下村寛太選手(中大2年)、FB山田響選手(慶大2年)と形成した2019年度の”報徳バックスリー”は、躍動感とダイナミズムに溢れ、見るものを魅了した。

一芸に秀でた選手を発掘する『2019年度TIDキャンプ』へ”FASTMAN”として選ばれ、花園を主催する『MBS』が選ぶ大会注目選手にも選出。

 


FB/SO阿曽有馬選手(中部大春日丘)。

”東海の雄”春日丘で1年時からチームの主力を担った『1年生トリオ(NO8福田大晟、SO堀日向太、FB阿曽有馬)』の一角。

3年間”ハルヒ”の⑮番を背負い、昨冬花園では同校悲願のベスト8進出を成し遂げ新たな歴史を作った。

卓越したランスキルを持ち、中学時代、岐阜県スクール選抜として参加した2016年度全国ジュニアラグビー大会では大会優秀選手に選出。

1つ上の代にCTB廣瀬雄也選手(明大2年)、LO山本嶺二郎選手(明大2年)、SH稲葉聖馬選手(大東大2年)らそうそうたるメンバーが揃う中で、中学2年生で優秀選手に選ばれたのは、この選手と桐蔭学園の主将・No.8佐藤健次選手(⇒早大)と2人だけ。

 

いずれも押しも押されぬ才能を持つ2人。

ハイレベルな選手の揃う今年度ルーキーの中でも、彼らは即戦力候補の筆頭格と見る。

”不動の⑮番”FB中洲晴陽選手(4年・筑紫)、1年時からAチームで活躍するWTB宮宗翔選手(4年大阪桐蔭)、2019年度仰星のエース・高來人選手(2年東海大仰星)らタレントの揃うこのバックスリー。

1年目からチームの信頼を勝ち取り、近大の真骨頂『イケイケラグビー』を体現する姿を是非見せてほしい。

関西Aリーグの視聴方法について

今年の関西Aリーグも”J SPORTSオンデマンド”が、開幕節から最終節まで全試合を配信してくれます。

なんくる
毎年ありがとうございます!

9月の配信スケジュール

9月18日(土)

17:30~:同志社大 vs 関西大 (録画)

※京産大vs摂南大戦は10/24へ順延

9月19日(日)

11:45~:立命館大 vs 関西学院大(Live)

14:00~:近畿大  vs 天理大(Live)

J SPORTSオンデマンド公式へ

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