2年連続の最下位から奮起し、リーグ5位へ入った昨季の中央大学

中でも、専修(〇21-10)、関東学院(〇28-25)とのラスト2試合は、中大の意地とプライドが爆発し、古豪復活へ希望を抱かせてくれるものでした。

2016年度以来となる上位進出へ向け、今年はどのようなメンバーが新たに加入したのか。

新入生の顔ぶれと注目選手を見ていきたいと思います。

2021年度新入部員一覧

PO氏名出身校代表歴
PR関聡憲仙台育英
HO光安喬平大阪桐蔭
HO/FL吉松永塁高鍋
LO泉颯馬報徳学園
LO杉浦拓馬桐蔭学園
LO鈴木英二郎東京
LO本田直希昭和第一
LO山﨑祥希国学院栃木
LO田島恵三郎臼杵高
LO村田翔平本郷
SH/SO中村皐士朗旭野
SO大竹幹太正智深谷
SO/CTB篠崎虎太郎昌平
CTB伊藤航汰仙台育英
CTB矢崎幹太桐蔭学園
CTB川尻圭人茗渓学園
WTB/CTB加藤玄東京

(情報元:中央大学ラグビー部HP)

今年度は昨年の14名(FW8名/BK6名)より微増の総勢17名。

FW10名/BK7名とフォワードの比率が高いのは昨年と同様だが、とりわけ今年は2列目の選手が多い印象を受ける。

それでもメンバーは強豪校で主力を張った実力者がずらり。

”少数精鋭”を貫く中央らしいリクルートと言えそうだ。

ポジション別注目選手

ここからは今年度の注目選手をポジション別に見ていきたい。

フォワード(FW)

フロントローには、スクラムに絶対の強さを誇り、1年時から”不動の③番”として仙台育英の主力を担った関聡憲選手(仙台育英)、強豪・大阪桐蔭で2年時から花園全試合でベンチ入りを果たしたHO光安喬平選手(大阪桐蔭)、そして、宮崎の名門・高鍋で2年時から主力を務めたHO/FL吉松永塁選手(高鍋)の3名が加入。

今年の4年生が抜けた後のこのポジションは、プロップが5人、フッカーが4人と選手層が手薄となるだけに、どの選手にも即戦力として期待をしたいところ。

 

そして続くセカンドローには7名が新たに加入。

フォワード10名中7名というこの人数構成には多少の驚きがあるが、

・昨年の新入生はフォワード8名中5名がバックローだったこと(ロックは0名)

・且つ今季は青木智成選手(東京)、 藤牧拓真選手(国学院栃木)といった絶対的な存在が抜けること

これらの事情からこのポジションが重点強化ポイントに設定された、ということであれば十分に納得はできる。

個で見ても、共に強豪校で主力として活躍した鈴木英二郎選手(東京)と村田翔平選手(本郷)、花園2連覇王者桐蔭学園で研鑽を積んだ杉浦拓磨選手など、メンバーの実力は総じて高い。

その中でもやはり最大の注目は、強力フォワードを看板とする国学院栃木で1年時からレギュラーを張ってきた逸材・山﨑祥希選手。

今年卒業した国栃フォワードの3年生の中で1年時から不動の地位を築いてきたのは、この山﨑選手と明治大へ進学するLO佐藤大地選手の2人のみ。

これだけでも十分な実績だが、高校2年時には『U17関東代表』の主力として、PR亀山昇太郎選手(茗渓学園⇒早大)、LO青木恵斗選手(桐蔭学園⇒帝京大)、NO.8佐藤健次選手(桐蔭学園⇒早大)らと共に”KOBELCO CUP”の優勝も経験するなど、その活躍ぶりはまさに世代を代表するロック。

ボールキャリー、タックル、ジャッカルで昨季抜群の存在感を放った”国栃の先輩”LO藤巻拓真選手のように、身体を張ったプレーで是非1年目からピッチを躍動する姿を見せてほしい。

バックス(BK)

一方のバックス陣。

このポジションは全体で7人と少数ながら、中学時代から名の通った実力者も多く、全員を注目選手に挙げたい。


・SO大竹幹太選手(正智深谷)

9年ぶりに花園県予選決勝へ進出した正智深谷の主将にして司令塔。

高校2年時から⑩番を背負う。

中学時代は、熊谷東中の司令塔として関東中学大会で準優勝を飾り、大会優秀選手にも選出。

 


・SO篠崎虎太郎選手(昌平)

同じ埼玉のライバル・大竹選手(正智深谷)と同様、下級生時代から昌平の司令塔を担う。

一芸に秀でた逸材を発掘する2019年度の『TIDキャンプ』に”FASTMAN”として選出。

正智深谷との花園埼玉県予選決勝では相手⑩番・大竹選手とマッチアップし、チームを見事花園に導く。

花園では自らもトライを挙げる活躍で、チームの花園2勝目に貢献した。

 


・CTB川尻圭人選手(茗渓学園)

茨城の名門・茗渓学園の主将。

しなやかなステップワークと卓越したハンドリングスキルで茗渓の”ハンドリングラグビー”を体現。

茗渓学園中でも主将として関東大会優勝、全国中学生大会では早稲田へ進学したPR亀山昇太郎選手と共に”大会優秀選手”に選出。

 


・CTB矢崎幹太選手(桐蔭学園)

花園優勝メンバーの1人。

2回戦の日本航空石川戦では⑫番を背負い、攻守にわたって身体を張ったプレーを披露。

桐蔭学園中ではエースとして関東中学大会出場(残念ながら1回戦で負傷交代)。

ちなみにその関東中学大会の順位は以下の通り。

1位茗渓学園中(川尻選手)

2位本郷中

3位熊谷東中(大竹選手)

4位桐蔭学園中(矢崎選手)

 


・SH/SO中村皐士朗選手(旭野)

愛知の”強豪”旭野の主将。

#ラグビーを止めるな2020』プロジェクトへ投稿された動画からも、その仕掛けの鋭さ、強気なプレースタイル、キック精度の高さが伝わってくる↓


・CTB伊藤航汰選手(仙台育英)

1年時から花園を経験する育英の攻守の要。

突破力とハンドリングスキルに長け、2年時から監督キーマンとして指名を受ける。

釜石シーウェイブスJr出身。

 


・WTB/FB加藤玄選手(東京)

名門・東京高の主将。

2年時の花園3回戦・東海大仰星戦に途中出場。

 

まさに多士済々のメンバー。

全員が即戦力ルーキーと言っても過言ではないだろう。

今季の中大バックスは、SH成田圭選手、SO侭田洋翔選手のHB団、そして青山真選手、綿引寛人選手、久保慎太郎選手のセンター陣など主力がこぞって卒業するため、世代交代が急務。

高い能力を持つ彼らには将来の中央バックスの担い手として、是非1年目から『新生・中大』を印象づける活躍を見せてほしいところだ。

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