IMG_7631_Rこんにちはなんくるナイトです。

2月5日同じ日に対抗戦グループのライバル明治大学と慶應義塾大学が新体制を発表しました。

明治は選手権3回戦敗退、慶應は準々決勝敗退と優勝を目指す両校からすれば不本意な成績に終わった今季。

来季への巻き返しへ向けてどのような布陣となったのか、2校併せて紹介したいと思います。

明治大学

 

明治大学 2017年度 新スタッフ

主将 古川 満 

(LO/FL 桐蔭学園 186cm/105kg)

副将 梶村 祐介

(CTB   報徳学園 180cm/95kg)

詳しくはこちら⇒明治大ラグビー部HP

 

報徳学園高時代から“西の怪物”の異名を持ち、花園だけでなく、高校日本代表、U20日本代表など各年代の代表で活躍した梶村選手を予想する声も多かった中、主将に選ばれたのは古川満選手でした。

しかし、古川選手も“東の名門”桐蔭学園出身で、高校日本代表、U20日本代表で主力として活躍し、明治進学後も1年から紫紺のジャージに袖を通した逸材です。

上級生となった今季は3年生ながらFWリーダーの一人としてチームのまとめ役も経験、来季のリーダー候補生として期待を集めていた事は間違いありません。

一方の梶村選手も古川選手同様今季はBKリーダーの一人として首脳陣入りをしており、どちらも主将として相応しい存在でしたが、過去10年で見ても明治の主将は殆どがFWの選手が務めています。重戦車FW復活が至上命題とされる来季、FWリーダーの古川選手にその使命が委ねられたという事でしょう。

 

慶應義塾大学

 

慶應大学 2017年度 第118代新幹部

主将 佐藤大樹

(LO  桐蔭学園 189cm/104kg)

副将 中村京介

(FL  明和   173cm/82kg)

副将 堀越貴晴

(CTB 茗溪学園 176cm/84kg

詳しくはこちら⇒慶應義塾ラグビー部HP

 

主将は佐藤大樹選手が選ばれました。

佐藤選手も明治古川新主将と同じ桐蔭学園出身。名門高校で1年生から3年連続で花園を経験しており、高校日本代表にも選ばれています。

慶應入学後も1年生からタイガージャージに袖を通し、2年生以降は不動のロックとして、チームを支えてきました。

3年生として迎えた今季はFWリーダーに選出されており、実績、実力ともにリーダーの資質は十分。

満を持しての選出と言えるのではないでしょうか。

 

副将の中村選手、堀越選手も今季から主力として活躍した選手。

佐藤選手を支え、来季のタイガー軍団復活を成し遂げて欲しいと思います。

<※3月7日追記>

そして3月6日に各幹部がHPで意気込みを語っていますので、こちらに掲載させて頂きます。

2017年度幹部挨拶

日頃よりご支援いただいている皆さまに、この場をお借りして新幹部よりご挨拶させていただきます。

<ご挨拶>
主将 佐藤大樹(LO・桐蔭学園)
HPをご覧の皆様、こんにちは。
今年度より慶應義塾體育會蹴球部118代の主将を務めさせていただきます、佐藤大樹と申します。
昨年度は、鈴木主将のもとで「One Team」を合言葉に日本一に向け、部員一同戦ってまいりました。シーズンを通して慶應らしいラグビーに手応えを実感出来た一方で、勝ちきることができず大学選手権ベスト8という結果に終わってしまいました。
今年度は引き続き「大学日本一」を目標に掲げ、「応援してくださる全ての方、グラウンド、ベンチ、スタンド、そして一年生から四年生までの全ての部員が一体感のあるチーム」を理念にチーム一丸となり邁進してまいります。
日頃から学校関係者の皆様、OBの皆様、保護者の皆様、ファンの皆様に多大なるサポートをいただき部員一同心より感謝いたしております。
謙虚でひたむきな慶應らしいプレーで勝利を掴み、その勝利で皆様に恩返ししたいと思っております。
今年度も変わらぬご支援、ご声援のほど宜しくお願い致します。

主務 木村亮一(MGR・慶應義塾)
平素より慶應義塾體育會蹴球部にご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。
今年度、主務を務めます木村亮一と申します。
昨年度は大学選手権ベスト8という悔しい結果に終わってしまい、目標を達成することができませんでした。
今年こそ、悲願であります大学日本一を達成するために、出場する23名だけでなく、140名を超える大所帯であるチームの全員が一体感を持ち、心の底から「大学日本一」という同じ目標に向かうことができるよう、グラウンドの外から最大限のサポートをしてまいります。
今後とも変わらぬご支援、ご声援のほど、宜しくお願い致します。

副将 中村京介(FL・明和)

HPをご覧の皆さまこんにちは。
今年度、慶應義塾大学體育會蹴球部の副将を務めさせて頂きます中村京介と申します。

昨年度は惜しくも目標とする「大学日本一」に届かず、日頃応援してくださる皆様と喜びを分かち合うことができませんでした。
今年度も昨年度と同じく「大学日本一」を目標に掲げ、140人を超える部員全員が同じ方向に向かい、日々切磋琢磨しています。
また、副将として堀越貴晴とともに、主将の佐藤大樹をサポートし、選手、スタッフ、部員全員の一体感があるチームを作っていきます。
一人一人が自分らしく最大限に力を発揮し、日頃からサポートしてくださる学校関係者の皆様、OBの皆様、保護者の皆様、ファンの皆様に勝利という形で恩返しをしたいと思います。
今後とも変わらぬご指導、ご声援のほど宜しくお願い致します。

副将 堀越貴晴(CTB・茗溪学園)
HPをご覧の皆様こんにちは。
今年度、慶應義塾大学體育會蹴球部の副将を務めさせていただきます堀越貴晴と申します。
はじめに、OBの皆様、学校関係者の皆様、保護者の皆様、ファンの皆様、日頃から多大なるサポートをしていただき、誠にありがとうございます。
昨年度は僅差での敗戦が多く、日頃応援して頂いている皆様に勝利を届けることができず、悔しさと申し訳なさが残るシーズンとなってしまいました。
この悔しさをバネに今年度も大学日本一を掲げ、伝統を保ちつつ、改善、改革を実践し、より強いチームにしたいと考えております。
また、副将として主将の佐藤大樹をサポートし、誇りに思えるチームを築いていきます。
厳しさと向上心を持ち、全部員一丸となって切磋琢磨していきますので、これからも変わらぬご支援、ご声援のほど宜しくお願い致します。 

 

桐蔭学園勢揃い踏み

明治の古川選手、慶應の佐藤選手、そして既に新体制を発表している帝京大学の堀越康介主将、3名共に桐蔭学園の同期です。

この年の桐蔭学園は高校日本代表候補8名を擁し、圧倒的な戦力を誇ったタレント集団で、花園の決勝では惜しくも東海大仰星の前に敗れていますが、準優勝を経験しているメンバーです。

3人ともそのチームの主将ではなかったにも関わらず、大学レベルでしかも有力校で主将を任されるとは、いかに桐蔭学園の層が厚いか、それとも監督始めとするコーチ陣の教育が素晴らしいのか、桐蔭の底力を見た気がしますね。

※ちなみにその当時の主将は現早稲田大学のSO横山陽介選手です。

来季は明治、慶應、そして早稲田など伝統校が復活を期すシーズン、桐蔭学園勢主将対決も合わさって対抗戦の戦いがますます面白くなりそうです。

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