1部昇格2年目で5位(3勝4敗)へ入った昨季の専修大学

リーグ3勝は、卒業後ワールドでも活躍した舛尾敬一郎主将が率いた1996年度以来23年ぶり。

法政を2年連続で撃破し、大東大、日大といった上位陣とは接戦を演じるなど、上位進出へ向け徐々に戦力は整いつつあります。

”大学選手権出場”をターゲットに定める今季。

今年新たに入部した新入部員を見ていきたいと思います。

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2020年度新入部員一覧

PO氏名出身校サイズ代表歴
PR岡崎翔馬四日市工177/98
PR
HO
長谷川凌介札幌山の手175/90
HO
PR
石井天馬国学院栃木179/102
HO
PR
池田大地長崎南山172/94
LO柳田一瑳常翔学園181/88
LO渡邉朝陽日川185/98
LO藤丸優也専大松戸182/87
LO
No.8
野村和幸府中西179/92
FL
LO
山本凌士報徳学園178/93
FL
No.8
阿部生吹専大松戸175/83
FL
No.8
アンダーソン
ジョン 敬
札幌厚別176/83
FL
SH
髙村颯太郎専大松戸175/75
SH
SO
宮坂航生中部大
春日丘
171/70
SH
WTB
西村 笙東福岡168/65
SO
CTB
髙居海靖御所実183/87
CTB鈴木颯太専大松戸175/80
CTB
SO
野中優作東福岡171/76
CTB
SO
井上航汰向上167/65
CTB
WTB
吉岡龍之介国学院栃木178/78
WTB
FB
赤沼 圭東海大相模170/73
WTB
FB
飯塚稜介桐蔭学園180/77
FB
WTB
奥山和伴日川171/83

(情報元: 専修大学ラグビー部HP)

22名が新たに加入。

今年は代表クラスこそいないものの、強豪校で主力として活躍した選手も多く、期待値の高いメンバーが名を連ねています。

また、毎年フォワードやバックスなどポジション毎の偏りがなく、バランスよく補強している点も専修の特徴と言えます。

 

注目はこの選手たち!

山本凌士選手(LO/FL  報徳学園)

昨冬花園で歴代最多得点(162点)を叩きだした『最強のノーシード校』報徳学園

そのチームで2年生からレギュラーを張り、チームの中心として活躍した山本選手。

178cmとロックとしては小柄な身長ながら、空中戦に強く、柔らかいハンドリング技術と高い機動力を併せ持つ報徳らしいフォワード。

2年生の時とは思えない堂々たるプレーぶりです。

多くの有望選手が明治大に流れる傾向にある報徳にあって、2018年に入部したCTB岩佐尭弥選手(3年)に続き、専修へ進む道を選択した同選手。

『フレンチスタイル』を標榜し、フォワード選手にも高いパススキルが要求される専修にとって、まさに打って付けの選手と言えるのではないでしょうか。

 

宮坂航生選手(SH/SO 中部大春日丘)

花園Bシード中部大春日丘の”心臓”として、チームの攻撃を司った宮坂選手。

強気なリードと正確な球捌きのみならず、スペースを巧みに突くランにも優れ、ボールキャリアーとしても高い能力を持つ同選手。

2017年度の鈴村淳史選手(筑波大3年)、2018年度の岡本泰斉選手(帝京大2年)と、優秀なスクラムハーフを相次いで輩出してきた『東海のハーフ王国』春日丘。

そのDNAを受け継ぐ宮坂選手の活躍に期待がかかります。

ただ、、

専修の1学年上には、昨季リーグ全試合で『9番』を背負い、U20日本代表としても活躍した友池瞭汰選手(2年・東福岡)が君臨。

さらに今年も東福岡からは、中学時代に福岡選抜に選ばれた経歴を持ち、昨年度のチームで正スクラムハーフを務めた西村 笙選手が加入。

彼らが割拠する『9番』の定位置争いは、リーグ屈指の激戦区となりそうです。

スクラムハーフとして東芝の黄金期を支え、日本代表として3度のW杯を経験した村田亙監督。

レジェンドの下には、やはり素晴らしい才能が集いますね。

 

 

髙居海靖選手(SO / 御所実)

花園準V御所実の『司令塔』として、攻撃の舵取りを担った髙居選手。

高いスキルに裏打ちされた秀逸なゲームメイクと、183cm/87kgのサイズから繰り出される滞空時間の長いロングキックは世代トップクラス。

ピンチとチャンスを瞬時に察知し、ラックやモールといった肉弾戦にも積極的に参加できる髙居選手は、スタンドオフというポジションにありながら痛いプレーを厭わない献身性を併せ持つ好選手。

↓の記事にはその人間性が溢れています。

まさに『心優しきラガーマン』。

子を持つ親としては、こういう選手をつい応援したくなります。

 

飯塚稜介選手(WTB / 桐蔭学園)

桐蔭学園の”高校三冠メンバー”の一人である飯塚選手。

花園でも5試合全てにフル出場した”不動の11番”です。

最も印象に残っているのは、花園準決勝の東福岡戦で見せたインターセプトからの先制トライ。

大敗した選抜大会のリベンジに燃え、序盤から前掛かりにきたヒガシの出鼻を挫く一撃。

準々決勝(流経大柏戦)で威力を発揮したワイドなオープン攻撃に活路を見出そうとした東福岡と、それを研究し尽くし、一瞬の綻びを突いた桐蔭学園。

昨季の両者を象徴するかのようなシーンでした。

花園でも4トライを記録するなど、スピードとフィジカルを兼ね備えるウィングらしいウィング。

髙居選手と並び180cmを超える”大型バックス”の加入は、他校よりもサイズに劣る専修にとっては願ってもない補強と言えるでしょう。

 

 

他にも、

報徳学園、東福岡を苦しめた”国栃最強スクラム”の中心・HO石井天馬選手(国学院栃木)、

全国区のタレントを擁した長崎北陽台と互角に渡り合った長崎南山の主将・HO池田大地選手、

花園の出場こそならなかったものの、奥井章仁選手(帝京大)、為房慶次朗選手(明治大)、谷口宣顕選手(東海大)らそうそうたるメンバーと共に、国体大阪代表に選ばれたLO柳田一瑳選手(常翔学園)、

強豪校で2年生からレギュラーを張り、共にチームを支えたLO渡邉朝陽選手とFB奥山和伴選手の『日川コンビ』、

中学時代に福岡県選抜に選ばれた経験を持つ、ヒガシの誇るアタッカーCTB野中優作選手、

『三冠王者』桐蔭学園を苦しめた東海大相模で、2年生からレギュラーを張った韋駄天ランナーWTB/FB赤沼 圭選手など、

各ポジションに楽しみなメンバーが揃っています。

 

20年ぶり全国の舞台へ

1部リーグ昇格後、7位(2018年度)、5位(2019年度)と徐々に順位を上げ、1部で十分に戦える実力を示した専修大

復帰3年目となる今年は、更なる高みを目指すシーズン。

前年度5位から2位へと躍進を果たした昨季の日大が証明するように、現在のリーグ戦において”下克上”は決して不可能なミッションではありません。

下級生時代からチームを支えてきたCTB郡司健吾前主将(現/Honda)、LO山極大貴選手(現/NEC)、PR石田楽人(現/クボタ)らビッグネームが卒業し、激しいポジション争いが予想される今季。

専修が下克上を達成するためには、彼ら新鮮力の突き上げが必要不可欠。

2000年度シーズン以来となる大学選手権出場へ。

専修の戦いから目が離せません。

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