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中盤を迎えた今年の関東大学ラグビー春季大会。

この日はここまで勝ち星のない早稲田と流通経済、お互い初戦をいい形で勝利した東海、明治が激突しました。

春季大会ならではの”対抗戦勢”対”リーグ戦勢”注目の対決です。

 

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Aグループ第1試合

試合結果

<5月14日(日)>

早稲田大○ 15 - 10 ●流通経済大

出場選手

 

wasedaryukei1

青字:ゲームキャプテン

 

早稲田待望の初勝利!

先週東海大の強力フォワードの前に完膚なきまでに叩き潰された早稲田フォワード陣。

特にスクラムはコントロール不能に陥るほど、圧倒的な力の差を見せつけられる結果となりました。

今回の流経大もフォワード8人中7人が100kg超えと重く強力な陣容。

早稲田の苦戦は必至と見ていました。

 

しかし、この試合ではフォワード陣が奮闘。

スクラムはまだまだムラが見られるものの、互角にわたりあい、ブレイクダウンでも大外で集散の速さからターンオーバーを奪うなど前節までの苦戦が嘘のように一人一人がいい動きをみせます。

 

セットプレーの安定はそのまま攻撃にも生かされ、いいタイミングでボールが出るから、いい形で前に出られる、そして前に出るからまたいい形でボールが出てくる。

前節まではボールをもらう時の浅さとスピードのなさが目立っていましたが、この試合に限ってはその良い循環が作り出せている様に感じました。

 

ただ、後半に入りフィットネス不足からかブレイクダウンが劣勢に立たされた時でも、前半のいいリズムの時と同じタイミングでボールをもらおうとして、突っかけてしまうケースが多く見られました。

これは今年のワセダに多く見られ、実際アタッキングラックの餌食となっているので、この辺りはゲームの中でも一人一人が意識し、改善をしていってほしいと思います。

 

ディフェンスに関しては前節までゴール前での淡白さが目立っていましたが、この日は改善の跡が見えました。

特に前半終了間際の自陣ゴール前で流経大の猛攻を凌ぎ切ったディフェンスは見事の一言。

ここを0点で凌いだことがこの日の僅差での勝利に繋がったと言っても過言ではないでしょう。

 

躍動する新戦力

しかし、特筆すべきはスーパールーキーWTB古賀選手のスピードと馬力ですね。

この日もボールを受けてからの初速の速さで一瞬にしてラインの裏へ抜け出し、そのまま走りきるトライを披露しました。

これでデビュー戦から2試合連続のトライ。しかも2試合とも強靭な足腰と驚異的なスピードを見せつけてのものです。

最近のワセダにはいなかった“生粋のフィニッシャー”の素質十分。

2年前の帝京WTB竹山晃暉選手、昨年の明治WTB山村知也選手のようにボールを持つと何とかしてくれそうな気にさせてくれる楽しみなルーキーです。

No.8下川甲嗣選手(修猷館)、FL丸尾崇真選手(早稲田実)も生きのいい活躍を見せています。落ち着いたプレーぶりから既にレギュラー選手の風格が漂っていますので、このままAチームをキープし秋シーズンまで突っ走ってほしいですね。

 

まだまだ手放しで喜べる内容ではないものの、昨季リーグ戦2位の強豪流経大からようやく挙げた今季初勝利。

残る試合が絶対王者帝京新生重戦車明治である事を考えると、この勝利の持つ意味は大きいと思います、(そう信じたいです。。。)

 

Aグループ第2試合

試合結果

<5月14日(日)>

明治大● 35 - 38 ○東海大

出場選手

meijitokai

青字:ゲームキャプテン

 

真の”重戦車復活”へ

今季の戦いぶりを見る限り実力伯仲の両校。

多くのファンが見守った注目の一戦は試合早々にまさかの事態が。

 

明治攻守の要、CTB梶村選手が前半6分で負傷交代。。。

ゲームキャプテンも務める精神的支柱の思わぬ交代に明治早くも万事休すかと思われました。

 

しかし、梶村選手と交代して入ったばかりのFB山崎洋之選手がいきなり見せ場を作り、大きなラインブレイクからWTB山村選手がトライを挙げると序盤は完全に明治ペース。

層の厚さを見せつけます。

 

さらにはスクラム。

前週早稲田を完膚なきまでに叩き潰した東海のスクラムに対し、明治は互角以上に対峙。

幾度も東海スクラムを押しペナルティを獲得するなど、試合を通じて優勢を保ちました。

特に後半7分の相手スクラムのターンオーバーからのトライは“重戦車復活”を印象付けるには十分なインパクトがありました。

昨年は宿敵早稲田にもスクラムで劣勢になっていた事を考えると、明治が今年いかにスクラムにフォーカスして強化を進めてきたのかが分かります。

重戦車復活”は今年現実のものになりそうです。

 

そして、個人ではFB高橋渉太選手(常翔学園)。

前節流経大戦でも大活躍しましたがこの選手は注目です。

強靭な足腰とスピードあふれる突破は、同じ常翔出身の重一生選手(帝京大・現神戸製鋼)が1年生で出てきたときのような衝撃度です。

先述の梶村選手と代わって入ったFB山崎選手CTB鶴田選手WTB山村選手など、明治にはバックスにもいいタレントが揃っていますね。

 

しかし、最終的に試合を制したのは東海でした。

WTBモリキ・リード選手によるロスタイムの大逆転トライでノーサイド。

誰がこの結末を予想できたでしょうか?

 

ただ、リードを広げられた前半終盤、そして16点差を付けられた後半終盤、要所要所でしっかりトライを取り切りって、相手にセーフティリードを許さなかった点はさすが。

ゲーム内容を見るとセットプレーは制圧され、ハンドリングミス、ダイレクトタッチの連発など完敗に近い内容の中、最後に勝ち切ってしまう辺り、東海の試合巧者ぶりは目を見張ります。

FB野口主将、CTB鹿尾選手の日本代表組、そしてFWの核No.8タタフ選手が不在でもやはり東海は強い。

今度は大学選手権の舞台でそしてお互いフルメンバーの状況下で是非このカードを見てみたいですね。

 

Bグループ試合結果

<5月14日(日)>

拓殖大○ 不戦勝(中大棄権により) ●中央大

Cグループ試合結果

<5月13日(土)/14日(日)>

日本大○ 22 - 14 ●山梨学院大
日本体育大○ 72 ‐ 21 ●立教大

 

 

 

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