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関東大学ラグビー春季大会もいよいよ終盤戦。

前節は帝京東海という昨年度ファイナルのカードも実現し、この時期ながらハイレベルの戦いを見せてくれました。

ここから先も好カードが続出しますが、今節は今季“重戦車”復活を目論む明治が“絶対王者”帝京へ挑みました。

どのような結果となったのでしょうか。

 

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Aグループ 帝京大学ー明治大学

試合結果

<6月4日(日)>

帝京大○ 40 - 26 ●明治大

出場選手

 

teikyo meiji

青字:キャプテン

明治”王者”まであと一歩

前節東海大戦で試合の入りの脆さを露呈した帝京でしたが、この日はしっかり修正し、序盤からフィジカル勝負を挑んできた明治に対し、しっかりとフィジカルで応戦。

オフェンスでもこの日は持前の集中力を発揮するなど、数少ないチャンスを効率的にものにし、前半は26-7と帝京リードで折り返します。

 

しかし、後半に入ると前半から優位に立っていた明治のスクラムが威力を発揮。

後半6分には帝京ゴール前でペナルティ⇒スクラム⇒ペナルティ⇒スクラムと徹底したスクラム勝負を挑み、見事認定トライを勝ち取ると、その後もこの日CTBに入った山崎選手が21分に、そして、後半途中出場のSH三股選手が29分に連続トライを挙げ、26-33。

1トライ1ゴールで追いつく射程圏内まで王者を追い詰める粘りを見せます。

 

しかし、最後は帝京のエースWTB竹山選手に一瞬の隙を突かれトライを献上。

終盤まで王者相手に一進一退の攻防を繰り広げるも、最後は力尽きる結果に終わってしまいました。

 

真の”重戦車”復活へ

明治はこの日ルーキーFB山沢京平選手がスタメンで公式戦デビュー。

そしてLO箸本龍雅選手、CTB森勇登選手の東福岡“三冠コンビ“も途中出場をするなど、期待のホープがそれぞれ王者相手に奮闘を見せました。

特に山沢選手は自らの仕掛けで再三ラインブレイクを見せるなど、大学レベルでも十分に通用するポテンシャルを披露。

それぞれの選手にとっても、この時期に王者のフィジカルを体験できたことは今後に向けて大きな経験となるでしょう。

 

そして、やはり圧巻はスクラムですね。

8人中4年生が1人と若いフォワード陣がこの日は帝京フォワードをスクラムで圧倒。

試合序盤から“ノーフッキング戦略”で王者に対し真っ向勝負。

ジリ、ジリと低い姿勢から押し込み、帝京スクラムを浮かせると、その後は8人の力を結集して怒涛のラッシュ。

その姿はまさに“重戦車”と呼ぶに相応しい力強さでした。

後半6分に奪った認定トライはまさにこの日の明治スクラムの出来を象徴したものでしょう。

 

ブレイクダウンなどスクラム以外の接点でも果敢にファイトするなど、この時期とはいえ帝京と互角に渡り合えた事は、秋シーズンに向けて大きな自信となったのではないでしょうか。

 

東海とは3点差、帝京にもあと一歩まで肉薄。

昨年選手権3回戦で京都産業大の前にフォワードが崩壊し敗れた姿はもうありません。

真の“重戦車復活”へ、今シーズンは明治が対抗戦を盛り上げてくれそうです。

王者の余裕

帝京にとっては“スクラムの優劣”と勝敗は別問題なのでしょう。

前節も東海の前にスクラムで劣勢に立ちながら3点差で振り切り、そしてこの日はスクラムで認定トライを与える程、崩壊する姿を露呈しながら試合にはしっかりと勝ってきます。

 

劣勢になってきても、試合の流れを見ながら、ドライビングモールなど要所要所で攻め方を変え、そつなくそして確実にトライを取ってくる懐の深さ。

ここに王者の余裕が見て取れます。

特にHO堀越主将とWTB竹山選手。

大東大戦、東海大戦そしてこの日もそうですが、あと一本取られたら試合の流れが大きく変わるといったところで、この二人が勢いを削ぐトライ、そして息の根を止めるダメ押しのトライを取ってきます。

相手からしたら(相手ファンからしても)これだけいやな選手はいないでしょうね。。

 

竹山選手は今シーズンから任されているプレースキッカーとしても高い成功率を誇ります。

「今季は接戦が多くなる事を考えると、確実に得点する事が求められる。」

しっかりとチームの現状を把握し、求められる事を個人個人が考え実行する。

今年も死角が見当たりませんね。。。

 

Aグループその他結果

試合結果

<6月4日(日)>

流通経済大● 22 - 50 ○東海大

 

東海大は前節大東大を大逆転の末に下し、勢いに乗る流通経済大を攻守に圧倒。

昨年リーグ戦最終節では流経大の気迫の前に圧倒され、唯一黒星を喫した相手に見事リベンジを果たしました。

 

Aグループ順位表(第7節終了時)

順位表(第7節)

各チームが3試合以上を終え、全勝は帝京のみ。

この日勝った東海が勝ち越しを決めたが、残りは全校が1勝のみと大混戦。

帝京、明治との対戦を残す早稲田がここで踏ん張れるのか。

まだまだ目が離せません。

 

Bグループ試合結果

<6月4日(日)>

筑波大● 40 - 55 ○拓殖大
関東学院大○ 不戦勝(中大棄権により) ●中央大

筑波大  :3勝1敗  拓殖大:3勝2敗

関東学院大:3勝2敗  中央大  :0勝4敗(全て不戦敗)

ここまで全勝と強さを見せつけていた筑波が、拓殖の前に後半20分を切ってからの4連続失トライでまさかの逆転負けを喫しました。

これで3勝1敗で慶應と並び次週最終節の直接対決で勝利した方がBグループの優勝を勝ち取ります。

これは注目ですね。

Cグループ試合結果

<6月4日(日)>

立教大● 36 - 45 ○日本大
日本体育大● 29 ‐ 52 ○法政大
山梨学院大○ 43  -  24 ●成蹊大

立教大  :2勝2敗 日本大:3勝2敗

日本体育大:3勝1敗 法政大:4勝0敗

山梨学院大:1勝4敗 成蹊大:0勝4敗

法政は日体大との全勝対決を制し、唯一の全勝キープ。

次週の立教戦に勝利すればCグループの全勝優勝が決まります。

法政の復活も楽しみですね。

 

 

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