絶対王者帝京撃破、明治との壮絶な決勝。

関西で切磋琢磨してきたその実力が全国で通用する事を証明した”関西の雄”天理大学

その2試合を間近で目撃した私にとっても、その戦いぶりは強く胸を打ち、ラグビーの魅力と醍醐味を存分に味わわせて頂きました。

試合後フィフティーンに贈られた惜しみない拍手がそれを物語っています。

あと一歩で掴めなかった日本一へ。

どのようなメンバーが黒衣軍団の一員となったのでしょうか。

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(最新)【新入生2021】天理大学ラグビー部 新入部員と注目選手

天理大学ラグビー

2019年度新入部員

青字:高校日本代表候補

黒太字:天理高校出身者

5人の高校日本代表候補を含む総勢30人が新たに”黒衣軍団”へ加入しました。

 

花園ベスト8の天理高メンバー

注目はやはり”弟分”天理高校からの進学組でしょう。

柔よく剛を制す”を体現し、その戦いぶりが毎年見るものを魅了してきた”白い巨人”天理高校。

私のチームも”純白ジャージ”だった事から、高校時代から勝手に憧れと親近感を持ち、目標としていたチームでもあります。

昨年はレギュラー15人中8人が160㎝台と、サイズは全国でも小柄の部類に入り例年以上に苦戦が予想された天理。

それでも、厳しい鍛錬と伝統のハンドリングラグビーで、春の選抜では準々決勝で報徳学園を破りベスト4、冬の花園では3回戦でFW平均体重10kg上回るBシード中部大春日丘を破りベスト8進出。

準々決勝では準優勝した桐蔭学園に屈しましたが、トライ数で並ぶ(共に5トライ)など互角に渡り合う見事な戦いぶりを披露しました。(●29-44)

バックスラインをフラットに保ち、スペースに走りこむ味方に正確にパスを通す華麗なオフェンスは、相手を惑わし見るものを魅了。

言葉で表すよりもこちらを👇(一見の価値ありです。)

一度でいいからこういうプレーをやってみたかったですね。。

高校日本代表候補でチームの大黒柱ながら直前の骨折で負傷離脱したFB津野選手、同じく代表候補のPR金山選手を欠いての全国ベスト8。

見事としか言いようがありません。

そして、その代表候補の2人だけでなく、小兵軍団を率いた”小さな大主将”No.8照井主将(169cm!)、時にはロック、時にはセンターと大車輪の活躍を見せたFL山村選手ら、高校2年時からレギュラーを張った精鋭達が加入する事になりました。

”小さい体を鍛え上げ、創意工夫と磨かれたハンドリング、ランワークで巨人を打ち破る”

これは島根前主将、岡山新主将らが体現する天理ラグビーの”アイデンティティ”であり、彼らの体には既にその生粋のDNAが脈々と受け継がれています。

ユーティリティ性の高い彼らが、大学でどのポジションを担うのかはまだ分かりませんが、いずれのポジションでも必ずや”天理黄金時代”の一翼を担ってくれる事でしょう。

関西勢そして黒衣軍団悲願の日本一へ!

岡山新主将率いる今年度の天理から目が離せません。

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【新チーム大予想2021】天理大学ラグビー部 メンバー予想

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