前年度リーグ戦王者として連覇へ挑んだ大東文化大学

しかし、リーグ最終戦で東海の意地に屈し、選手権でも準優勝した天理に敗戦。

前年以上に充実した戦力を誇りながら不完全燃焼に終わった昨季。

大幅に主力が抜けた今季は新たなチームビルディングが求められます。

25年ぶりの日本一を目指す”モスグリーン軍団”。

2019年度の新体制と新入部員を紹介します。

 

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大東文化大学 2019年度新体制

監督日下唯志89年卒
主将佐々木剛八戸西No.8
副将星野大紀春日丘CTB
副将藤井大喜黒沢尻工PR

(情報元:大東文化大学ラグビー部HP)

前年度1勝7敗の7位となり、過去5年間(2008~2012年度)で3度の入替戦を経験するなど低迷著しかった大東大を、就任後6年間でリーグ戦優勝(2017年度)、2度の大学選手権ベスト4(2015、2017年度)と、全国を狙える位置まで押し上げた青柳監督が退任。

変わって前年までコーチを務め、1988年度に主将として大学選手権優勝を経験している第一期黄金時代のメンバー日下唯志氏が監督へ選任されました。

1980年代後半、共に黄金期を支えたメンバーであるシオネ・ラトゥ氏(2002~2008年監督)、青木忍氏(2009~2012年監督)は監督時代に結果を残すことが出来なかっただけに、主将として日本一へ導いた日下氏が監督としてどのような手腕を発揮するのか注目です。

※青柳前監督(1996年卒)はFLとして1994年度の優勝を経験した第二期黄金時代のメンバー。

そして新体制となり新たに船出するチームの舵取りを任されたのは佐々木剛選手。

全国でも無名の八戸西高出身ながら雪国で鍛えられた強靭なフィジカルと華麗なランスキルを併せ持ち、1年時からレギュラーを任された同選手。

昨年もリーグ戦全7試合、選手権2試合全てでフル出場を果たすなど、”大学界最強”の呼び声が高かったフォワードの中心として活躍をしました。

今年はそのフォワードの中心を担ったHO平田前主将(東芝)、アマト、タラウのファカタヴァ兄弟(リコー)、PR古畑選手(パナソニック)、FL湯川選手(リコー)ら5名が卒業。

フォワード陣は大幅な選手の入替を余儀なくされる状況です。

昨年からチームを支えるPR藤井大喜副将と共に、”スクラム”の再構築を図り大東大の看板を維持する事に加え、雑なパスミスなどムラが目立った密集サイドのプレー精度を上げ、チームへ安定感をもたらすことにまずは注力をしてほしいと思います。

 

大東文化大学 2019年度新入部員

それでは今年新たに入部した新入部員を紹介します。

PO氏名出身校身長体重
PR河村樹来石見智翠館179116
PR藤井大暉栄徳178148
PR/LO森 大智京都成章181111
HO小川健成大東大一17092
HO塩田海輝大東大一16988
HO森 俊輔深谷17196
LO/FL塩見成梧御所実18186
FL村瀬 俊中部大春日丘17288
FL/No.8高橋洋人府中西17894
FL/CTB吉瀬航汰大東大一17494
FL/CTB日比野大穂岐阜工16581
No.8ヴニランギ・サイモニ Massey(NZ)196107
FL/No.8高橋沙武八戸工17683
No.8/FLタモウア・シアレ・パウラTonga18698
SH伊藤 海黒沢尻工15862
SH/WTB松田武蔵Rotoua Boys17170
SO落和史石見智翠館18180
SO/CTB青木拓己御所実18386
SO/FB戸野部謙岐阜工17778
CTBトル・シオシファ・ラベマイ・マウNewington180103
WTB金川凌真深谷17167
WTB/FB森淵京也石見智翠館17574
FB成田隼一郎三本木農17881
SO松澤佑生山形中央

(情報元:大東文化大学ラグビー部HP)

※青字:高校日本代表候補

24名のメンバーが新たに”モスグリーン軍団”へ加入しました。

ファカタヴァ兄弟の穴を埋めるべく、今年は3名の留学生も加入。

プレーを見たことがないのでその実力は未知数ですが、留学生のスカウティングに定評のある大東大だけに1年目から試合に出場する選手も出てくるでしょう。

いや、今年の台所事情を考えると出てきてくれなければ困るといったところでしょうか。。。

 

今年の注目選手は?

まずは高校日本代表にも選ばれたSO/CTB青木拓己選手。

奈良の名門御所実で昨年主将を務めた選手です。

大型スタンドオフとして2年時からスタメンに名を連ね、主将として臨んだ昨年は単独チームとして参加した国体で見事優勝。

花園は県大会決勝でライバル天理に屈し惜しくも出場は逃しましたが、スタンドオフ、センターを務められるユーティリティ性と、大所帯の御所実を牽引したリーダーシップは魅力十分。

SO大矢雄太選手、CTB畠中豪士選手らが抜けた穴を埋めうる存在となれる選手と言えるのではないでしょうか。

御所実の先輩にしてチームの主力SH南昂伸選手(3年)とのハーフバック団も見てみたいですね。

 

そしてもう一人の高校日本代表候補のWTB金川凌真選手。

埼玉の強豪・深谷高で1年時からレギュラーを確保した逸材。

その韋駄天ぶりからセブンスユースアカデミーにも選出され、7人制大会のアシックスカップでは、2年時に9トライ、3年時には10トライと個人でトライを量産。

同校横田監督に

”歴代最速”

と言わしめたその快速と切れ味鋭いステップはまさに”リアルウィング”。

大学レベルのフィジカルを身に着ければエースとして活躍してくれそうな素材です。

モスグリーンの14番を背負い疾走する姿を楽しみにしましょう。

 

他にも

石見智翠館で2年時から司令塔を任された万能型のスタンドオフ落和史選手、

ニュージーランドの強豪ロトルアボーイズからの”逆輸入選手”SH/WTB松田武蔵選手ら、

バックス陣には1年目からレギュラーを脅かしそうな存在がずらり。

しかし、今季の課題はやはりフォワードです。

PR河村樹来選手(石見智翠館)、PR森大智選手(京都成章)らフロントロー陣から、一人でも多くのルーキーがスタメンに名を連ね、チームの底上げに貢献してくれる事を期待したいと思います。

 

 

春季大会スケジュール

<Bグループ>

4月28日 大東文化 - 東海 東海大G
5月12日 大東文化 - 帝京 帝京大G
6月2日 大東文化 - 早稲田 熊谷
6月9日 大東文化 - 慶應義塾 慶應大G
6月16日 大東文化 - 流通経済 大東大G

指導陣、主力メンバーが変わり変革期を迎える今季。

春シーズンはチーム力の底上げに注力するため、様々なメンバーが試合に出場し試行錯誤する場となりそうです。

注目は帝京、早稲田、慶應と続く3連戦。

充実ぶりが目立つ対抗戦勢ですが、リーグ戦王者を目指すためにも、ここで大敗を喫するわけにはいきません。

新生”モスグリーン軍団”。

その戦いぶりに注目しましょう!

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