先週の開幕節でいきなり最多動員記録を更新したジャパンラグビートップリーグ2017‐2018。
五郎丸の復帰、海外から伝説的スター選手の参戦など開幕前からポジティブな話題が多く、それが早速結果に表れる形となりました。
ただ、それは継続して初めて成功と言えるもの。
第2節はどのような結果になったのでしょうか。
試合結果と共に見ていきたいと思います。
トップリーグ2017-2018
第2節 試合結果
日時 | 対戦チーム | 場所 | 観客数 | ||
8月25日(金) | NTTコム | ○25-14● | 東芝 | 秩父宮 | 7,337人 |
リコー | ●15-31○ | サントリー | 秩父宮 | 10,218人 | |
8月26日(土) | NEC | ○48-12● | コカコーラ | 熊谷 | 2,129人 |
パナソニック | ○43-8● | キャノン | 熊谷 | 3,380人 | |
NTTドコモ | ●24-45○ | クボタ | 瑞穂 | 2,782人 | |
豊田自動織機 | ●10-38○ | ヤマハ発動機 | 瑞穂 | 5,512人 | |
トヨタ自動車 | ○22-9● | 近鉄 | 金鳥スタ | 3,665人 | |
神戸製鋼 | ○20-3● | サニックス | ユニバ | 3,643人 |
復活を期す東芝は早くも土
トップリーグ史上最多5度の優勝を誇りながら、昨季はまさかの9位と低迷した名門東芝。
今節の相手は昨季チーム史上最高位の5位と躍進を果たし、多くのサンウルブズ戦士を抱えるNTTコム。
今季の東芝の力を計るには絶好の相手でした。
しかし、、、スタンディングラグビーに拘るあまり、無理な体制でパスミス、キャッチミスなど、ここぞの場面でハンドリングミスを連発。
スクラム、ブレイクダウンの接点では優位に立ちながら、完全に自滅する形で昨年に続き同じ相手に敗戦。
黄金期を知る瀬川監督を再招聘し、トップ4返り咲きを目指すシーズンも第2節にして早くも土が付く結果となってしまいました。
「下手くそ」
試合後に同監督が発した言葉がこの日の東芝を象徴していたと言えるでしょう。
一方のNTTコムは日本代表、サンウルブズで信頼を勝ち得たSO小倉順平が牽引するキック、パスを織り交ぜた展開ラグビーがはまり見事難敵を撃破。
開幕節でリコーに喫した敗戦ショックを払拭し、今季初勝利を挙げました。
その他の試合でもサントリー、ヤマハ発動機、パナソニック、神戸製鋼など昨季の上位陣は順当勝ち。
それぞれ開幕2連勝を飾りました。
一方で観客動員数は!?
いきなり歴代最多動員数を記録したトヨタ自動車対ヤマハ発動機(@豊田ス)など、実に79169人の動員を集め大いに盛り上がった開幕節。
しかし、今節は動員数トップのリコー対サントリー(秩父宮)がかろうじて1万人を超えたものの、その他は軒並み低調な数字が並び、五郎丸が登場した瑞穂ですら5,512人と振るわず、結果は開幕節と比べ総観客数はまさかの半減。。。
トップリーグ観客動員数比較 | ||
開幕節 | 第2節 | |
2016 | 42,213 | 33,838 |
2017 | 79,169 | 38,666 |
上の数値が示すように減少率は昨季の比ではありません。
もちろん、お盆休みシーズンも終了した事、そして上位を狙うチーム同士のカードが少なかった事も事実としてあり、そこは致し方ない部分もあると思います。
そういう意味では次節は見逃せません。
9月1日(金)19:30 東芝対パナソニック
9月2日(土)16:00 サントリー対ヤマハ発動機
まさに新旧王者同士の黄金カード。
舞台は聖地秩父宮、五郎丸が日本復帰後初の東京上陸というおまけもついています。
どれだけ多くのファンが週末の聖地へ集結するのか。
こちらの結果も楽しみにしたいと思います。
(私は仕事でほとんど見には行けないのですが。。。)
。
第3節 対戦カード
日時 | 対戦チーム | 場所 | |||
9月1日(金) | 19:30 | 東芝 | パナソニック | 秩父宮 | |
9月2日(土) | 13:00 | NEC | 豊田自動織機 | 月寒 | |
16:00 | サントリー | ヤマハ発動機 | 秩父宮 | ||
18:30 | キャノン | トヨタ自動車 | 秩父宮 | ||
17:00 | 神戸製鋼 | クボタ | 万博 | ||
15:00 | サニックス | リコー | 山口維新 | ||
18:00 | NTTドコモ | コカコーラ | 鴨池 | ||
9月3日(日) | 16:00 | 近鉄 | NTTコム | 橿原 |