長い夏休みも終わり今日から新学期。

我が家にも元気に小学校へ向かう娘の姿が戻ってきました。

その姿を微笑ましく見つめながら、ホッとした気持ちを抱いている方々も多いのではないでしょうか。

お父さん、お母さん、夏休みのお勤め(?)お疲れ様でした。

 

さて、夏休み最終日となった週末。

今夏最後のレジャー場所に選んだのは”ラグビーの聖地”菅平

史上初の菅平開催”となった関東大学ラグビー開幕戦。

個人的には大学3年生の時以来なので約18年ぶりに聖地へ足を踏み入れてきました。

 

開幕の舞台となるのは今年20周年を迎える”サニアパーク”。

これまで多くの夏合宿オープン戦が行われてきたグラウンドです。

 

自宅から菅平高原までは車で約3時間半。

駐車場状況が気になりつつも、近隣を通るシャトルバスの利用ではなく臨時駐車場へ向かう事を選択。

関東ラグビー協会の発信するTwitter情報によると、①~⑥番の臨時駐車場のうち既に②~⑥は満車との報せ。

前を走る多くの車にヒヤヒヤしながらも、①番駐車場に滑り込みで駐車する事に成功。

①番からグラウンドまでは徒歩約15分となかなかの距離ですが、都会とは違う涼しい風が頬を撫で、道中からも山々を見渡す絶景が。

会場入り口では号外が配られ、会場では複数のブースが出店されスポーツイベントらしい雰囲気。

 

先頭ではリポビタンDの無料配布も。

運転で疲労した身体にDが染み渡ります。

この心遣いさすがです。

クラブハウス前には中継を担当するJ-Sportsからの祝花。

そしてグラウンドへ到着。

メイングラウンドは傾斜のある綺麗な芝生席で、どこに座っても視界は良好。

選手との距離も近くグラウンドの熱気を間近で感じる事が出来ます。

スタンドもすごい賑わい。

これだけの方が菅平へ結集したと思うとファンとしてとても嬉しく、そして心強く感じます。(公式発表では約3,000人)

ラグビー人気捨てたものじゃない!

 

注目の開幕試合は早稲田が日体大を圧倒。

 

スクラム、モールも押し込み、

SH齊藤主将のキックも安定感抜群。

101周年の覇権奪還を目指す早稲田にとっては幸先のいいスタートとなりました。

 

そして試合後には、

ファンが気軽に選手と交流する姿も。

スタンドとグラウンドを遮るものがないため、

選手との距離が近い

これも菅平開催の魅力の一つですね。

 

早稲田戦の後は、メイングラウンドからサブ(C)グラウンドへ移動。

ここでは第2試合で明治対筑波の試合が。

この試合は競った熱戦。

開幕に照準を合わせてきた筑波の仕上がりの良さを、明治の地力が上回る結果に。

 

そして小腹が空いた時には各種キッチンカー。

ラーメン、カレー、ハンバーガー、ホットドック、ポテトフライに人気のタピオカジュースまで。

アルコールの販売を行わなかったことも好感が持てますね。

 

関東ラグビー協会が特設サイトを開設し、事前情報を発信して頂いていたこともあって、現地で困る事はほとんどなし。

ワールドカップ開催に向けて、協会もどんどん”ファンファースト”になってきている気がします。

家族からの、

「菅平観戦を夏の定期イベントにしよう!」

というありがたい声がそれを物語っています。

お陰で夏休みの最後に貴重な思い出になりました。

 

来年以降の公式戦開催はまだ現実的ではないかもしれませんが、現地で観戦した立場として最後に強いて言うなら、、

・年配の方や子供連れには駐車場が遠すぎる

・許容台数が少なすぎる

・メイングラウンドとサブ(C)グラウンドの観戦環境の格差

といったところでしょうか。

 

この開幕戦誘致へ尽力された菅平高原観光協会と関東ラグビー協会へ感謝と敬意を表しつつ、このイベントが来期以降の定期開催につながる下地となってくれることを願っています。

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