待ちに待った大学ラグビーシーズンもいよいよ明日開幕を迎えます。

RWC2019の影響で変則スケジュールとなる今年は、通常より開幕が2週間前倒しに。

注目の開幕戦、決戦の地となるのは聖地菅平です。

関東ラグビー協会HP上で発表された、第1節の組み合わせと出場メンバーを見ていきます。

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第1節 スケジュール&試合結果

8/31

早稲田

○68-10

日本体育

菅平

明治

○59-33

筑波

菅平

9/1

慶應義塾

○35-3

青山学院

菅平

成蹊

7-78○

帝京

菅平

注目試合レビュー

早稲田大 ○68-10 日本体育大

昨年のレギュラーメンバーを中心にほぼベストの布陣で初戦に臨んだ早稲田。

試合序盤はボールが手に付かない時間帯が続き、パスミス、キャッチミスを連発。

オフェンスでは、少しでも前でボールを受けようとするあまり、ラインが突っかかり気味になりパスが食い込み、ディフェンスでは肩がフィットする前に相手留学生に走られるなど、初戦にありがちな”浮足立った状態”。

開始2分であっさり先制トライを献上するなど、見ているファンを不安にさせる内容でした。

しかし、前半18分にフォワードがモールを押し込み逆転したあたりから、徐々に落ち着きを取り戻したように見えました。

今季は自ら積極的に仕掛けるプレーが再三見られるSO岸岡選手(4年・東海大仰星)は、この日も相手ラインのスキを上手く突くトライで流れを引き寄せ、戦列へ復帰したエース河瀬選手(2年・東海大仰星)もトライはなりませんでしたが、次節以降大いに期待できる切れのある走りを披露してくれました。

不安要素としては肩の負傷で途中退場したCTB長田選手(2年・東海大仰星)のケガの具合でしょうか。

2年生ながらすでに代えの利かない選手へ成長しているだけに、その状態が気がかりです。

いずれにしても、序盤で苦戦しながらも試合中に修正し、前半14分以降は相手を0点に抑え込めたことはプラス材料です。

順風満帆とは言えないまでも、”101周年V”へ向け幸先のいいスタートを切れたと言えるのではないでしょうか。

 

明治大 ○59-33 筑波大

菅平のサブグラウンド開催ながら、早稲田戦以上に多くの観客が押し寄せた明治対筑波の注目の一戦。

サイド中央部分は座り切らないほどの人が集まったため、陣取りに出遅れた私はエンドライン端っこ付近から観戦。

ビューはこんな感じ👇

試合は、この日に照準を合わせてきたと見られる筑波が奮闘しシーソーゲームに。

21点差を付けられた後半10分に、マイボールラインアウトから華麗なパスワークでCTB岡﨑選手(3年・長崎北陽台)が抜けだしたトライと、13分にFB松永貫汰選手(2年・大産大付)がキレキレの個人技で奪ったトライは鮮やかそのもの。

杉山主将(4年・大阪桐蔭)を中心に昨年からチームを支える岡﨑選手、野中選手(4年・東海大仰星)の強力なセンター陣、そして松永選手がフルバックに入った事で、どこからでも点が取れる魅力あふれるバックス陣が形成されています。

持ち前のフィジカルバトルでも明治と渡り合ったことも収穫。

春夏シーズンでは元気のなかった筑波がいいチームに仕上げてきた印象です。

今後が楽しみです。

一方の明治は、、、評価が難しいですね。

気持ちが入った時は目が覚めるような激しいプレーを見せる一方で、気が抜けてタックルが甘くなる時間帯があったりと試合中に浮き沈みが顕著に出たゲーム。

先週慶應に完敗した悪い流れを払拭できていない印象で、フルメンバーで臨んだ試合としては大味で不安が残る内容だったのではないでしょうか。

今年から司令塔のポジションに入る山沢選手は、卓越したランでトライを奪う個人技を披露した一方で、被トライ後のリターンで2度のキックミスを犯すなど、良くも悪くも目立ってしまいましたね。

安定感が身に付けば相手にとって手に負えないスタンドオフへ成長するポテンシャルを秘めるため、シーズンを通し我慢して起用し続けられるか。

首脳陣の判断も注目されます。

各ゲームの見どころ

早稲田大 - 日本体育大

メンバー表と見どころ

早稲田日本体育
No氏名出身校氏名出身校
1久保 優筑紫中村建之伏見工
2森島大智早稲田実北原寿哉岡谷工
3小林賢太東福岡砂田優希駒込
4三浦駿平秋田中央永田義樹佐賀工
5下川甲嗣修猷館諏訪和希朝明
6大崎哲徳久我山毛利虎之御所実
7幸重 天大分舞鶴髙橋泰地秋田工
8丸尾崇真早稲田実ハラトア・ヴァイレア日体大柏
9齋藤直人桐蔭学園本堂杏虎国学院栃木
10岸岡智樹東海大仰星髙木陽太府中西
11安部勇佑久我山沢村 舜鶴来
12中野将伍東筑石田大河九州学院
13長田智希東海大仰星クリスチャン・ラウイ日体大柏
14桑山淳生鹿児島実田中大世甲南
15南 徹哉修猷館福島脩登天理
16横山太一久我山竹下 勇広島工
17原 朋輝桐蔭学園新垣太世コザ
18阿部対我早稲田実横地廣宜広島工
19中山 匠成城学園中川真生哉玉川学園
20相良昌彦早稲田実渡邊智永国学院栃木
21河村謙尚常翔学園堤 英登佐賀工
22中西亮太朗早稲田実永田直士西陵
23河瀬諒介東海大仰星松尾峻輔長崎北陽台

早稲田はフォワードに夏合宿最終戦の帝京大戦と全く同じメンバーを揃えてきました。

FL柴田徹選手(4年・桐蔭学園)は欠場していますが、現時点で考えられるベストメンバーで臨みます。

そして、バックスには”頼れる男”CTB中野将伍選手(4年・東筑)がついに復帰。

SH齋藤直人主将(4年・桐蔭学園)も先発へ復帰し、SO岸岡智樹選手(4年・東海大仰星)とのHB団をスタートから見る事が出来ます。

リザーブにも注目のルーキーNo.8相良昌彦選手(1年・早稲田実)、そしてエースFB河瀬諒介選手(2年・東海大仰星)もリザーブ入り。

試合のどこかで元気な姿を見せてくれることを期待しましょう。

 

明治大 - 筑波大

メンバー表と見どころ

明治筑波
No氏名出身校氏名出身校
1安 昌豪大阪朝鮮木原優作東福岡
2武井日向国学院栃木安里大吾名護
3笹川大五明大中野横木海斗 旭野
4片倉康瑛明大中野後藤海夏人茗渓学園
5箸本龍雅東福岡中原健太法政二
6石井洋介桐蔭学園中田都来
7山本龍亮桐蔭学園土谷深浩福岡
8坂 和樹明中八王子田上徳馬 熊本
9飯沼 蓮日川杉山優平大阪桐蔭
10山沢京平深谷山田雅也桐蔭学園
11山﨑洋之筑紫仁熊秀斗石見智翠館
12射場大輔常翔学園野中亮志東海大仰星
13森 勇登東福岡岡﨑航大長崎北陽台
14山村知也報徳学園熊谷兼人茗渓学園
15雲山弘貴報徳学園松永貫汰大阪産大付
16松岡賢太京都成章吉田隼人長崎北陽台
17山本耕生桐蔭学園北島 純城南
18村上 慎法政二増田 瑛St.Thomas
19臼田湧人久我山石松大空明善
20佐藤 諒久我山楢本鼓太朗修猷館
21竹ノ内駿太長崎南山一口隼人兵庫星稜
22児玉 樹秋田工鳥越賢太郎福岡
23石川貴大報徳学園島田悠平久我山

開幕節最大の注目カードとなる”前年度王者”明治と”国立の雄”筑波の一戦。

明治はHO武井主将(4年・国学院栃木)が戦列へ復帰し、選手層の厚いセンター陣からは昨季の主力射場大輔選手(4年・常翔学園)がスタメン入り。

完全にベストメンバーを組んできましたね。

今シーズンにかけるチームの意気込みが伝わってきます。

春季大会では明治が68-19と圧倒したこのカード。

SH杉山主将(4年・大阪桐蔭)を中心に、WTB仁熊秀斗選手(3年・石見智翠館)、FB松永貫太汰選手(2年・大産大付)ら実力者を揃えてきた筑波の逆襲はあるのか⁉

注目です。

 

慶應義塾大 - 青山学院

メンバー表と見どころ

慶應義塾青山学院
No氏名出身校氏名出身校
1有賀光生久我山渡邊将也東京
2原田 衛桐蔭学園相根大和 京都成章
3大山祥平慶應義塾堀田 琳京都成章
4相部開哉慶應義塾清原裕揮東福岡
5今野勇久桐蔭学園森田寛生専大松戸
6川合秀和久我山藤森直也川越東
7良知兼佑慶應NY小島静也桐蔭学園
8山本 凱慶應義塾下里雄大名古屋
9上村龍舞国学院栃木宮下賢志日川
10中楠一期久我山桑田宗一郎桐蔭学園
11宮本恭右慶應義塾手島 究東農大二
12鎌形正汰慶應義塾世継栄太青山学院
13三木亮弥京都成章河部周次春日丘
14高木一成 慶應義塾大村知意茗渓学園
15小谷田尚紀慶應志木山同 走久我山
16田中慶伸 桐蔭学園鷲塚健志桐蔭学園
17松岡勇樹慶應義塾柳井健太郎日大二
18室星太郎静岡聖光橋本秀太青山学院
19池田勇希熊谷齊藤裕大青山学院
20大谷 陸慶應義塾中谷玲於京都成章
21五藤隆嗣慶應義塾星 智博北園
22菅 涼介慶應義塾西野稜祐東京
23佐々木隼桐蔭学園金澤春樹流経大柏

慶應は”黄金ルーキー”中楠一期選手(1年・国学院久我山)を開幕スタメンで起用。

1年生離れしたゲームメイクを見せる逸材がどのようなプレーで黒黄軍団を引っ張るのか。

期待大ですね。

 

成蹊大 - 帝京大

メンバー表と見どころ

成蹊帝京
No氏名出身校氏名出身校
1田中耀大郎桐蔭学園清水 岳大阪桐蔭
2山本京太郎桐蔭学園李 承爀大阪朝鮮
3板垣航太東海大相模渡邉元太大分臼杵
4甲斐玲裕成蹊久保克斗国学院栃木
5會田虎彦成蹊野田 響荒尾
6阿部卓朗専大松戸リッチモンド
トンガタマ
Otahuhu
7甲山大悟桐蔭学園安田 司常翔学園
8平松東悟久我山山添圭祐長崎北陽台
9田村康陽成蹊土永 雷光泉
10鈴木大之幕張総合北村将大御所実
11木本捷斗生田大籔洸太春日丘
12諸藤 陸茗渓学園李 承信大阪朝鮮
13濱 慧悟東農大一ニコラス
マクカラン
Hamilton
Boys
14五十嵐剛関東学院木村朋也伏見工
15神田圭大幕張総合奥村 翔伏見工
16村上広大仙台一文 相太東京朝鮮
17金子知史伊奈学園長谷川耀佐世保工
18鈴木 巽新潟金森栄人秋田工
19藤井洋行帝京八王子アレクサンダー
マクロビー
St.Kentigern
20安立祥一郎修猷館上山黎哉大阪桐蔭
21高村瑛志大分舞鶴谷中樹平御所実
22糊谷憲信佐野日大高本幹也大阪桐蔭
23川本憲人東福岡本郷泰司京都成章

帝京はスタメンにNo.8山添選手(長崎北陽台)、WTB大藪選手(中部大春日丘)、李承信選手(大阪朝鮮)と3名の1年生を起用。

リザーブにも1年生が4人名を連ねており、チームの底上げに余念がありません。

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