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(出典:スポーツ法政新聞会)

入替え戦の屈辱を味わったのが2年前。

リーグ屈指の実績を誇る古豪はこのまま低迷の時期を続けるのかと思われました。

しかし、島津監督体制となった昨年度は長年の課題だったスクラム、ブレイクダウンなどフィジカル部分の強化を図ったことで、生きたボールがBKへ供給されるようになり、タレント揃いのBK陣が躍動する姿が随所に見られるようになりました。

結果はリーグ戦グループ4位での大学選手権進出。

最終的には選手権初戦で関西2位の強豪京産大を相手に前半をリードしながら、後半逆襲を食らう形で敗戦を喫しましたが、どん底まで落ち込んだ古豪はようやく復活への足掛かりを掴みました。

今年はリーグ戦の出場枠が昨年の4から3に減少、さらに外国人留学生の出場枠が2人から3人となるなど、法政にとっては逆風が吹く形になりますが、昨季の主力が多く残る今年は”真の復活”を印象付ける絶好の機会。

苑田HC体制としても三年目の集大成を迎える今季、オレンジ軍団に期待せずにはいられません。

それでは今年法政の門戸を叩いた新入部員を紹介します。

 

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法政大学2018年度新入部員

法政大学2018年新入部員

ポジション 選手氏名 出身校
PR 坂本滉樹 伏見工
HO/PR 稲田壮一郎  中部大春日丘
HO/PR 永田純也  法政二
HO/No.8/FL 平辻将大 法政二
LO 兼森大輔  報徳学園
LO 中村海斗 日本航空石川
FL/LO 青柳勇斗 法政
FL/No.8 大澤蓮  長崎南山
No.8 赤坂大也 法政
SH 隠塚翔太朗  東福岡
SO/CTB/WTB 萩原健太  國學院栃木
SO/CTB 有田闘志樹 鹿児島実業
CTB/SO 大川陽平  法政二
SO/CTB 伊藤浩介  愛知
SO/CTB 舘内倭人  法政二
SO/FB 末長和輝  長崎南山
CTB 坂口匡平  大産大附
WTB 梶木馨太  東福岡
WTB 榊莉己 法政二
WTB/CTB/No.8 村山和優 法政二
WTB 高橋達也 目黒学院
FB 中島黎遂 三好
 FB/WTB/CTB 福部紘也 崇徳

青字:高校日本代表候補

 

豪華布陣の昨年と比較すると、、、

総勢23名の内、法政二高、法政高から7名と”付属校”からの入部が例年(昨年は3人)に比べ多い印象です。

また、ルーキーイヤーにして昨季見事にレギュラーを勝ち取ったFL吉永純也選手(東福岡)、FL山下憲太選手(長崎海星)、 WTB根塚洸雅選手(東海大仰星)らに代表されるように、昨年のメンバーは22人中7人の高校日本代表クラスを擁するなど実に豪華な布陣でした。

その昨季に比べると、今年は23人中代表クラスがわずか2名とネームバリュー的には正直小粒感は否めません。。。

それでも、兼森選手(報徳)と稲田選手(春日丘)、大澤選手、末長選手(共に長崎南山)と高橋選手(目黒学院)のように強豪校で主力として活躍し、花園の直接対決で大激戦を繰り広げたメンバーがいる点は個人的に注目をしています。

お互い別々の高校で花園の頂点を目指しながら体をぶつけ合ったメンバーが、今度は同じ大学のチームメイトとして、日本一という目標のもと切磋琢磨する。

これも大学ラグビーの醍醐味の一つですよね。

※報徳はノーシードながら花園3回戦でシード校春日丘を12-7で撃破。

 長崎南山は花園2回戦でシード校目黒学院に20-26で惜敗。

また今年は花園で優勝した高校(今年は東海大仰星)出身者が”0”という事で、昨年悔しさを味わったメンバーが大学という新しいステージでどこまで成長し、ポジション争いが激化する今季のチームのレギュラー争いにどこまで加わることができるのか。

この点にも注目していきたいと思います。

 

2018年度新体制

今年の法政はリーダー制!

それでは新入部員に続いて2018年度の新体制をご紹介します。

<2018年度新幹部>

役職名 ポジション 選手氏名(学部学年) 出身校
クラブ兼グラウンドリーダー HO 川越藏(現4) 高鍋
CTB 長利完太(経4)  桐蔭学園
クラブリーダー兼寮長 LO/FL 木村啓人(社4)  ※春日丘
グラウンドリーダー PR 李承記(経4) 大阪朝鮮
LO 塩見伊風(社4) 長崎北
CTB 呉洸太(社4) 大阪朝鮮
WTB/FB 中井健人(スポ4) 筑紫
FB 萩原蓮(経4)   東福岡
LO ウォーカーアレックス拓也(社3) 東福岡 
FB/WTB 井上拓(社3)  御所実
FL 吉永純也(経2)  東福岡 
FL 山下憲太(社2)   海星
WTB 根塚洸雅(経2)  東海大仰星

※校名は当時。現在の中部大春日丘

今年法政は主将・副将制を廃止し、3人の”チームリーダー制”を導入しました。

日本代表、サンウルブズなど代表レベルでは共同キャプテン制などが主流となってきていますが、大学レベルでは非常に異例の試みです。

島津監督は複数リーダー制についてこう語っています。

「実は、去年からリーダー制にしよう思っていた。でも、去年は当時の四年生が主将制にこだわっていたため、彼らの意見を尊重した。今年の四年生にリーダー制を相談したら彼らは受け入れてくれた。主将というと、『チームを一人で引っ張っていくこと』になる。リーダーの場合『周りを巻き込んでやっていこう』という気持ちが生まれてくると思うので、僕はリーダー制の方がいいかなと思っていたのでよかった。」(出典:スポーツ法政)

大学レベルでの”複数リーダー制”と聞いて個人的に思い出すのは2004年度の関東学院です。

当時関東学院は大学選手権決勝戦へ7連続で進出するほど栄華を誇っていましたが、その年は4年生に絶対的リーダーが不在だったという事で、あえて特定の主将をおかず複数リーダー制を敷きました。

しかし、結果的にこの取組みは功を奏さず、崩壊しかけたチームを立て直すために当時3年生で圧倒的な実力とリーダーシップを誇っていた有賀剛選手をシーズン途中から主将代理として舵取りを取らせるという、当時では考えられない異常事態に陥った記憶が強く残っています。(※結果、その年の関東学院は決勝で早稲田に敗戦。準優勝に終わる。)

そのため、このチームリーダー制を手放しでポジティブに捉えることはできませんが、背景と目的そして時代が関東学院の場合とは異なりますし、監督・選手共に納得の上での決断だったという事なので、まずはファンとして今年1年を温かい目で見届けて、その是非を問うことにしたいと思います。

ただ、少なくとも2~4年生の各年代に昨年主力を張ったメンバーが多く残っているという点では、最上級生に頼り切るのではなく、年次を超えて各々が引っ張れるチームにしようとする意志は十分に伝わってきます。

 

春季大会は早稲田、筑波との一戦も

昨年リーグ戦4位となった事で今年の春季大会はBグループに所属。

早稲田、筑波など対抗戦の強豪との戦いが待ち受けます。

メンバーだけを見れば他の上位校と遜色ない布陣を擁する法政大学。

「目標は日本一!」

ついに指導陣、選手からもこの言葉が出てくるようになりました。

大東大、東海、流経大いずれかを蹴落とし、リーグ戦3位以内を目指すならば、この春季大会はまずは全勝で乗り切りたいところ。

5月20日(日)の早稲田戦、5月27日(日)の筑波戦は目が離せない戦いになりそうです。

 

2019年度新体制&新入部員はこちら👇

【オレンジ軍団復活へ!】法政大学ラグビー部 2019年度新体制&新入部員

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