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4年連続正月越えならずと同校のワースト記録を更新してしまった名門早稲田。

100周年に向けて復権を目指し強化を進めてきましたが、不名誉な記録を作るなど残念ながらここまでは迷走ぶりばかりが目立つ結果となっています。

「100周年に復活優勝」を期待され就任した山下大悟監督も、わずか2年という歳月でまさかの退任。

そして後任として2007年度を最後に指導の現場から離れていたOBの相良南海夫氏を新監督へ招聘しました。

暗雲立ち込める100周年への船出となりますが、いちファンとしては大学ラグビーにおける手腕は未知数ながらも相良新監督へ期待する以外にありません。

公式HPでは新コーチングスタッフも発表され、そしてついに新入部員が発表されました。

創部から100年目。

記念すべき年に早稲田の門戸を叩いたのはどのようなメンバーでしょうか。

 

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早稲田大学2018年度新入部員

早稲田大学2018年新入部員

ポジション氏名出身校身長体重
FL淺沼 黎青山学院17468
PR/LO阿部対我早稲田実180101
WTB/CTB池本 暖千種18079
CTB大崎哲徳國學院久我山18289
FL小川瑞樹早稲田実17382
CTB長田智希東海大仰星17982
SO/CTB小沼宏太清真学園18080
WTB/FB河瀬諒介東海大仰星18381
SO/CTB河村謙尚常翔学園17276
PR木村陽季早稲田実業173102
PR小林賢太東福岡180110
FL/HO小柳圭輝國學院久我山17283
WTB/FB佐々木奎介早大学院17983
SH/WTB清水竜成早稲田実業16271
CTB/FB竹下日向桐蔭学園17777
CTB田中智幸早大学院17582
WTB/FB遠山 拓國學院久我山17479
CTB/FL中西亮太朗早稲田実業17785
FL永瀬功太郎早稲田実業17680
HO/PR長谷川 太太田17092
FL原 朋輝桐蔭学園17488
SO/FB堀尾健太茗渓学園17579
FL丸茂 健川和17582
FL宮下龍樹茗渓学園17273
PR/HO宮武海人早大学院17289
SH森谷隆斗早大学院17070
PR/HO横山太一國學院久我山177109
WTB/FB米田圭佑石見智翠館17582
S&C飯田惣太早大本庄--
レフリー池田 韻福岡--
トレーナー井上 桃早大本庄--
アナリスト篠原佑輔福岡--
トレーナー武者太郎江戸川--

赤字:高校日本代表 青字:高校日本代表候補

総勢33名の内、選手登録されているのは28名。

そしてそのうち、高校日本代表クラスは6名と、去年が4名だったことを考えるとここ数年と比較すると豪華なメンバーが集結したと言えるのではないでしょうか。

注目はやはりこの2人!

その中でもやはり注目選手を挙げるとするならこの2人をおいていないでしょう。

そう、昨年度の花園を制した東海大仰星出身の長田智希選手と河瀬諒介選手です。

長田選手は仰星高主将にして高校日本代表でもU18アイルランドを撃破した一戦でゲームキャプテンを務めるなど、3戦全てに先発出場を果たした”リアルリーダー”。

優勝候補筆頭東福岡を撃破する番狂わせを起こした花園準決勝、大阪桐蔭の悲願を打ち砕いた決勝戦。

前評判の決して高くなかった仰星の日本一はこの人なくして語ることはできません。

179㎝/82kgという決して大柄ではない体から繰り出される強烈なタックル。

ボールを持った瞬間に相手のディフェンス網を突き破る初速の速さと脚力の強さ。

そして、優勝決定後の湯浅監督の胴上げの後、「自分はいいから」とスーッと中心から離れようとしたキャプテンをメンバーが即座に取り囲み、もみくちゃにされながら胴上げされる姿。

特にこの光景にはこの選手の人柄を見るようで、とても微笑ましい光景でした。

プレーヤー、リーダーとしての資質も申し分ありません。

 

そして、もう一人の河瀬選手

そうあの”怪物”河瀬泰治の息子さんです。

大工大高、明治と進んだお父さんと異なる道として東海大仰星に進んだ河瀬選手でしたが、大学も明治の宿命のライバル”早稲田”を選んでくれました。

実際、1年生時から既にその”怪物”の片鱗は見せつけていましたが、2年生時はレギュラーを任されながら伸び悩みが目立つ格好になっていました。

しかし、エースとして最終学年を迎えた昨年その才能は一気に開花。

花園全5試合で数えたトライ数は”8”。

しかも、唯一トライを挙げれなかった東福岡との準決勝でも3本のプレースキックを全て成功させて勝利に貢献するなど、「これぞエース!」という大車輪の活躍を見せます。

ただ、しかし、、、

決勝の大阪桐蔭戦では逆にそのキックが大ブレーキ。

大接戦の中、簡単な位置も含め4本中4本を外すという大失態を犯し、もしこれで負けるような事になれば・・・

とスタンドもテレビ観戦している私もザワザワとし出した終盤。

決勝のトライを決めたのはやはりこの選手でした。

さらに自ら決めたトライ後、5本目のコンバージョンはしっかり成功させるというおまけ付き。

このスター性も含めやはり”持っている男”と言わざるを得ません。

父親から受け継いだ”怪物”のDNAを早稲田で爆発させてくれる姿が今から楽しみでしょうがありません。

 

最近の早稲田はSH齋藤選手、SO岸岡選手、CTB中野選手、そしてWTB/FBには桑山兄弟、梅津選手などBK陣のタレントには事欠きません。

昨年入部したエース候補古賀選手(東福岡)と共にどのように”100周年のアカクロ”へ絡んでいけるのか。

この選手らが一年を通して力を発揮してくれる環境が整えば早稲田の”真の復活”も見えてくるような気がします。

 

そして、最後に残念な事も一言。

今年の入部者の中には東筑、筑紫、筑紫丘など長年早稲田の時代を作ってきた福岡の名門校からの入部がありませんでした。

この3校は文武両道でもならし、歴代でも多くのキャプテン、主力選手を生み出すなどまさに早稲田を支えてきた幹部養成校とも言えます。

昨年こそ筑紫から高校日本代表に選出された久保優選手が入部しましたが、最近では多くの主力選手の名前を明治、帝京などの試合、HPで見るようになりました。

推薦枠が限られている早稲田にとっては、福岡に限らず”進学校”と言われる各地の名門校から優秀な人材を確保できなければ、本当にその内人材面で頭打ちになる時代が来てしまう気がします。

日本代表クラスだけでなく、各地の原石を発掘するようなスカウティングも相良新監督には期待したいところですね。

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