2017daigakuAburutackle

大学ラグビー主要リーグの最後を飾る関西大学リーグが今週末にいよいよ開幕します。

昨年は天理、同志社が大学選手権ベスト4に進出するなど躍進が目立った関西勢。

今年は果たしてどのような勢力図になっているのか。

春夏シーズンの戦績と共に展望をしていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

関西大学ラグビー2017 Aリーグ

大学別春夏シーズン戦績

天理大学

<春シーズン>      
5月5日 招待試合 天理 ○69-14● 関西学院
5月7日 招待試合 天理 ○24-5● 京都産業
5月14日 定期戦 天理 ○45-26● 筑波
5月28日 招待試合 天理 ○54-17● 早稲田
6月4日 春季大会 天理 △35-35△ 近畿
6月10日 招待試合 天理 ○42-3● 立命館
6月18日 オープン戦 天理 ○43-21● 福岡工大
6月25日 招待試合 天理 ○36-7● 同志社
7月2日 春季大会 天理 ○50-7● 同志社
<夏シーズン>       
8月20日 練習試合 天理 ●14-27○ 明治
8月24日 練習試合 天理 ●26-33○ 帝京
8月27日 練習試合 天理 ○35-28● 流通経済
8月30日 練習試合 天理 ●14-45○ 東海

昨年2011年度シーズン以来の大学選手権ベスト4進出を果たした天理。

体格は他の強豪大学に比べ劣るものの、オフシーズンから鍛え上げたスクラムであの王者帝京すらも凌駕する姿は感動に値しました。

そして、今シーズンもそのスクラムは健在。

昨年主力として活躍したHO藤波選手、PR木津選手、LO澤井選手などは最終学年としてチームを引っ張り、No.8にはフィシプナ選手が突破役として牽引。

バックス陣はポイントゲッターだったFBジョシュア・ケレビ選手の卒業は痛いものの、今年エースに君臨するFB井関選手がその穴を埋める活躍を見せています。

ただ、春シーズンこそ春季トーナメント準決勝で近大と引分ける結果に終わった以外は筑波、早稲田、同志社などを連破し全勝と好調をキープするも、夏合宿では明治、帝京、東海と大学界トップの実力を持つチームにいずれも敗戦。

浮き沈みの激しい春夏シーズンを過ごしました。

 

しかし、関西勢の中では今年も天理が頭一つ抜けているのは間違いなく、大学選手権に向けてはSH小畑選手(2年)、SO松永選手(1年)で形成する若いハーフバック団が、どれだけチームにフィットする成長を見せるかがカギになってきそうです。

 

 

同志社大学

<春シーズン>      
5月4日 定期戦 同志社 ○55-40● 慶応
5月21日 定期戦 同志社 ○28-19● 早稲田
5月28日 招待試合 同志社 ●28-39○ 立命館
6月4日 招待試合 同志社 ●31-54○ 大東文化
6月18日 定期戦 同志社 ○52-24● 立教
6月18日 春季大会 同志社 ●19-66○ 京都産業
6月25日 招待試合 同志社 ●7-36○ 天理
7月2日 春季大会 同志社 ●7-50○ 天理
<夏シーズン>       
8月11日 練習試合 同志社 ○38-26● 山梨学院
8月14日 練習試合 同志社 ○54-33● 法政
8月20日 練習試合 同志社 ●14-92○ 東海
8月23日 練習試合 同志社 ●12-54○ 筑波
9月2日 定期戦 同志社 ●19-66○ 明治

4年間指揮を取った大神監督の集大成として臨んだ昨季の大学選手権3回戦、地元花園での早稲田撃破はまさに鮮やかの一言でした。

準決勝では東海のフィジカルに圧倒されたものの、久々に“関西の雄“復権を印象付けました。

そして今年大神監督からバトンを受けたのは萩井好次監督。

真の盟主復活に向けて、至上命題でもある“フォワード強化”のタスクを担います。

 

春シーズンでは早慶を撃破するなど活躍を見せますが、立命、京産、天理などの同じ関西勢には連戦連敗。

夏合宿でも東海、筑波、明治に大差で敗れるなど、フィジカルで勝る相手に対しては相変わらずの脆さを露呈しています。

SH大越選手、WTB松井選手ら昨季主力だったメンバーが大幅に抜け、新たなチーム作りを求められる今季、萩井新監督の手腕と共に、東海大仰星時代に主将としてチームを日本一へ導いたFL野中翔平選手のリーダーシップにも期待がかかります。

個人的には昨季花園準優勝の立役者となったSH人羅選手、SO山本選手の仰星HBコンビに期待しています。

 

京都産業大学

<春シーズン>      
5月7日 招待試合 京都産業 ●5-24○ 天理
5月21日 春季大会 京都産業 ○45-12● 摂南
5月28日 招待試合 京都産業 ●19-21○ 関西学院
6月4日 招待試合 京都産業 ○46-12● 関西
6月11日 招待試合 京都産業 ○61-19● 日本
6月18日 春季大会 京都産業 ○66-19● 同志社
7月2日 春季大会 京都産業 ○24-19● 近畿
<夏シーズン>      
8月23日 練習試合 京都産業 ○26-19● 流通経済
8月26日 練習試合 京都産業 ○73-7● 中央
8月28日 練習試合 京都産業 ○47-19● 日本体育
8月30日 練習試合 京都産業 ○85-7● 山梨学院

そして今年最も注目なのが昨年7回目のチャレンジにして選手権で初めて明治を撃破する番狂わせを演じた京産大でしょう。

アップセットの歓喜にわく花園の雰囲気と、大西監督と元木コーチの男泣きは見ているものの心を打ちました。

お家芸のスクラム、モールだけでなくバックス陣も躍動する展開ラグビーは“ニュー京産”を印象付けるには十分。

今年は昨年以上の成績を目指します。

 

春季トーナメントでは摂南、同志社、近大を連破して2年連続で春の王者に輝くと、夏合宿でもリーグ戦の強豪流経大を破るなどまさに絶好調。

PR柴田選手、HO中川選手に、先日行われたU20トロフィーで優勝したU20日本代表でも主力として活躍したLO伊藤鐘平、No.8フェインガ・ファカイ選手ら昨季から活躍する主力が多くるなど、攻撃力と破壊力では関西リーグ随一の実力を誇ります。

今季は天理、同志社の2強を打ち崩し、選手権上位へコマを進めるポテンシャルを持っているのは間違いないでしょう。

リーグ戦の活躍が楽しみです。

 

近畿大学

<春シーズン>      
5月7日 春季大会 近畿 ○43-21● 大体大
5月14日 練習試合 近畿 ○71-24● 龍谷
5月21日 春季大会 近畿 ○31-29● 立命館
6月4日 春季大会 近畿 △35-35△ 天理
6月11日 練習試合 近畿 ●19-31○ 東海
6月18日 練習試合 近畿 ○64-12● 摂南
7月2日 春季大会 近畿 ●19-24○ 京都産業
<夏シーズン>      
8月19日 練習試合 近畿 ●21-38○ 中央
8月21日 練習試合 近畿 ○26-12● 関東学院
8月23日 練習試合 近畿 ○55-17● 延世
8月25日 練習試合 近畿 ○24-14● 日本

昨年惜しくも関西リーグで4位に終わり、大学選手権出場を逃した近大ですが、京産と同じく今年は春夏シーズンから好調です。

春季トーナメントでは準決勝で関西王者天理と引分けながら決勝へ進出すると、決勝戦でも京産大の強力フォワードに一歩も引かない互角の戦いを見せます。

夏合宿ではいわゆる強豪勢との戦いはなかったため、その力はまだベールに包まれていますが、勢いに乗ると手が付けられない“イケイケラグビー”は近大の真骨頂。

昨年惜しくも果たせなかった悲願の選手権出場へ。

関西リーグの“台風の目”になる可能性は十分です。

 

立命館大学

<春シーズン>      
5月7日 春季大会 立命館 ○52-47● 関西
5月21日 春季大会 立命館 ●29-31○ 近畿
5月28日 練習試合 立命館 ○39-28● 同志社
6月10日 招待試合 立命館 ●3-42○ 天理
6月18日 招待試合 立命館 ○61-52● 法政
<夏シーズン>      
7月9日 練習試合 立命館 ●10-21○ 大阪体育
8月18日 練習試合 立命館 ●5-31○ 筑波
8月20日 練習試合 立命館 ○45-14● 拓殖
8月25日 練習試合 立命館 ●5-33○ 流通経済

近大に続き今年“台風の目”になりそうなのは立命館。

2013年には関西リーグ優勝を遂げた同校ですが、その後は5位、3位、5位と浮き沈みの激しいシーズンを送ってきました。

ただ、今年は戦力も充実し、春には同志社、法政を撃破、夏合宿でも関東リーグ戦で中位に位置する拓殖を圧倒するなど好調をキープ。

天理、同志社、京産と序盤に集中する強豪との対戦でどのような戦いを見せるかで早くも今年の真価が問われそうです。

 

関西学院大学

<春シーズン>      
4月29日 春季大会 関西学院 ●12-21○ 摂南
5月5日 練習試合 関西学院 ●14-69○ 天理
5月28日 練習試合 関西学院 ○21-19● 京都産業
6月4日 定期戦 関西学院 ○26-21● 青山学院
6月11日 定期戦 関西学院 ○61-42● 関西
6月24日 定期戦 関西学院 ●33-38○ 関東学院
7月2日 練習試合 関西学院 ○19-14● 大阪体育
<夏シーズン>      
8月19日 練習試合 関西学院 ●26-33○ 立教
8月21日 練習試合 関西学院 ○68-26● 日本
8月23日 練習試合 関西学院 ●17-69○ 大東文化
8月24日 練習試合 関西学院 ○43-28● 中央
8月26日 練習試合 関西学院 ○51-31● 拓殖

2014年に5年ぶりに関西制覇を成し遂げた翌年、まさかの最下位に沈み入替戦に回った関西学院。

昨年も6位に終わるなど一時の栄華は過去のものになりつつあり、近年は部員の不祥事、監督交代に繋がる内紛などネガティブな話題ばかりが取り立たされています。

復活を印象付けるためにも同志社、天理と続く序盤戦で元気な姿を見せて欲しいと願います。

 

摂南大学 & 関西大学

<春シーズン>      
4月16日 練習試合 摂南 ●24-49○ 天理
4月23日 練習試合 摂南 ●32-40○ 京都産業
4月29日 春季大会 摂南 ○21-12● 関西学院
5月5日 練習試合 摂南 ○61-14● 日本
5月14日 練習試合 摂南 ●19-46○ 大阪体育
5月21日 春季大会 摂南 ●12-45○ 京都産業
6月4日 練習試合 摂南 ●28-43○ 朝日
6月18日 練習試合 摂南 ●12-43○ 近畿
<夏シーズン>      
8月20日 練習試合 摂南 ●40-43○ 関東学院
8月24日 練習試合 摂南 ○55-43● 青山学院
8月25日 練習試合 摂南 ○54-14● 立正
8月26日 練習試合 摂南 ○50-14● 山梨学院

 

 

<春シーズン>      
4月30日 練習試合 関西 ●7-96○ 天理
5月7日 春季大会 関西 ●47-52○ 立命館
5月14日 練習試合 関西 ○36-31● 法政
5月21日 練習試合 関西 ○45-19● 大阪体育
6月4日 練習試合 関西 ●12-46○ 京都産業
6月11日 練習試合 関西 ●42-61○ 関西学院
6月17日 練習試合 関西 ●24-28○ 福岡工大
<夏シーズン>      
8月17日 練習試合 関西 ○24-19● 中央
8月20日 練習試合 関西 ●45-64○ 専修
8月23日 練習試合 関西 ○33-19● 日本
8月25日 練習試合 関西 ○50-27● 関東学院

3位以内までしか大学選手権の出場権が与えられない今季も摂南、関大にとっては厳しい戦いとなりそうです。

どちらも攻撃力は魅力なチームなだけにディフェンスでの奮闘は不可欠。

現実的なターゲットは入替戦回避の6位以内か。

 

順位予想

 

1位 天理大
2位 京都産業大
3位 同志社大
4位 近畿大
5位 立命館大
6位 関西学院大
7位 摂南大
8位 関西大

やはり今年も優勝は攻守に安定感のある天理大でまず間違いなさそうです。

逆に今季日本一を本気で目指す天理にとってはここで苦戦する事は許されません。

全勝優勝を遂げてシード校としての選手権出場は至上命題でしょう。

注目の2位争いは非常に悩むところですが、今年から新体制となった同志社に昨年のような勢いが見られず、またフォワードの強化も道半ばといった印象を拭えないことから、2位にはチームのベースがしっかりしている京産大が入ると予想します。

近大は今季同志社との試合が表立ってはなかったため、11月19日の直接対決が選手権出場の3位を確保する大切な一戦になりそうです。

5位以下は昨年と同じ順位と予想しましたが、関西リーグは昨年同様4位以下には選手権出場が与えられない厳しいレギュレーションとなっているため、序盤戦から3位以内を懸けた激戦が繰り広げられる展開になる事でしょう。

一番の注目は京産大対同志社、近大対天理と昨季の4強が顔を揃える11月5日の鶴見緑地。

ここに至るまで各校がどのような戦いを見せるのか。

今年の関西リーグからも目が離せませんね。

 

関西リーグ2017の日程はこちら⇒【秋シーズン日程決定!②】ムロオ関西大学ラグビー2017 試合日程

 

スポンサーリンク
コメントを残す

CAPTCHA