2020年度関東リーグ戦1部。
最終節の出場メンバーと見どころをお伝えしていきます。(※随時更新)
タップできる目次
最終節対戦表
12/5 | ||||
11:30 | 大東大 | 10-19〇 | 流経大 | 秩父宮 |
14:00 | 東海大 | (中止)〇 | 日本大 | 秩父宮 |
11:30 | 関学大 | 25-28〇 | 中央大 | 熊谷B |
14:00 | 専修大 | 7-75〇 | 法政大 | 熊谷B |
流通経済大 ー 大東文化大
スターティングメンバー
※太字は前節からの変更メンバー(ポジション変更含む)
流通経済大学
1 PR | 2 HO | 3 PR |
4 LO | 5 LO |
|
6 FL | 8 No.8 | 7 FL |
9 SH | ||
12 CTB | 10 SO | 13 CTB |
11 WTB | 15 FB | 14 WTB |
<リザーブ>
16飯野翔也 3 175/107 流通経済大学付属柏高校
17星野竜輝 2 187/94 流通経済大学付属柏高校
18神田 剛 2 175/110 流通経済大学付属柏高校
19西山大樹 3 171/100 流通経済大学付属柏高校
20シオネ・リクアタ F 2 188/113 TupouCollege
21武井陽昌 1 168/73 熊本工業高校
22中川彪流 4 175/87 流通経済大学付属柏高校
23アンドリッシュ・ドゥトイ F 1 185/90 GimnasiumHighSchool
大東文化大学
1 PR | 2 HO | 3 PR |
4 LO | 5 LO |
|
6 FL | 8 No.8 | 7 FL |
9 SH | ||
12 CTB | 10 SO | 13 CTB |
11 WTB | 15 FB | 14 WTB |
<リザーブ>
16竹下亜門 4 179/110 鹿児島工業高校
17森 俊輔 2 171/96 深谷高校
18森 大智 2 181/110 京都成章高校
19シオシファ・ラベマイ・マウ・トル F 2 180/103 NeyingtonCollege
20長谷川 昇 3 175/90 BarkerCollege
21東海林拓実 3 163/65 山形中央高校
22高本海斗 4 173/78 大阪桐蔭高校
23朝倉健裕 3 175/73 御所実業高校
見どころ
昨年度は22-21で流経大が勝利している。
流通経済大学
・フォワードはここまで全試合先発出場を続けてきたルーキーFL篠澤 輝選手(1年・流経大柏)に代わり、ここまでロックで活躍してきたタマ・カペネ選手(3年)をフランカーに起用してきた。
・空いた⑤番にはシンクル寛造選手(2年・札幌山の手)を起用。2年目のブレイクが期待されながらも、神田康生選手(1年・鹿児島工)らルーキーの台頭で、ここまで先発は2試合にとどまってきた。この先の大学選手権へ向けこの最終戦でアピールをしたいところ。
・バックスは前節負傷交代したCTBヴィリアメ・タカヤワ選手(4年)に代わり、⑬イノケ・ブルア選手(3年)を第2節以来となるスタメン起用。東海大戦では途中出場から周りを上手く生かすプレーで、一時同点に追いついた猛攻を牽引。この試合でも流経大のアタックに火をつける役割が期待される。
・前節東海大との直接対決に敗れたことで優勝の芽はほぼなくなっていたが、ここにきて自力優勝の可能性が出て来た。
本日関東協会から発表された順位決定方法によると、優勝の条件は以下の通り↓
リーグ戦優勝の行方
優勝校の行方は、流通経大の大東大戦の以下の結果で決まる。
・54点差以上で勝利→流経大
・53点差で勝利→トライ数差
・52点差以下の勝利→東海大
・引き分け、敗戦→日大
(情報元:スポーツ報知)
・選手権での組み合わせを考えるとここは1位を狙う以外にはない。優勝の条件は”54点差以上”の勝利と結果的にシンプルとなった。とにかく多くの得点を奪うためにも前半開始からフルスロットルで猛攻を仕掛けたい。
大東文化大学
・フォワードは期待のルーキー藤倉大介選手(1年・国学院栃木)を3戦連続で③番に起用してきた。デビュー戦の東海大戦、前節の日大戦共にスクラムで苦戦し、プロップとして厳しい現実を突きつけられてきているだけに、最終戦となるこの試合ではその悔しさを爆発させてもらいたい。
・バックスは⑩番に青木拓巳選手(2年・御所実)、⑮番に鈴木 匠選手(4年・札幌山の手)が入り、東海大戦とほぼ同じ布陣へ戻してきた。前への推進力に長ける⑮鈴木選手の復帰は大きいが、最終戦となるこの試合でもSH南昂伸主将(4年・御所実)の名前がなかったのは非常に残念。
・東海大の出場辞退により1部・2部の入替戦はなくなる可能性が高い。2部チームの選手の気持ちを考えると胸が締め付けられる想いだが、当落線上にいたチームにとっては守るべきものがなくなり、攻めへと転じる契機となりうる。ここでいかに負の流れをリセットし、この試合へマインドを高めていけるか。
・来季へ繋げるためにも、この試合は下手なゲームは出来ない。最終戦でリーグ戦”BIG3”の一角としての意地とプライドを示してほしい。
東海大 (中止) 〇日本大
東海大の辞退によりこの試合は中止。日大の不戦勝となった。
東海大の選手たちはもちろん、日大の選手たちにとっても最終戦の中止は無念の想いでいっぱいだろう。
ただ両校共に大学選手権への道がまだ残っている。
1日も早い感染者の快復と、部活動の活動再開を祈念したい。
関東学院大 ー 中央大
スターティングメンバー
※太字は前節からの変更メンバー(ポジション変更含む)
関東学院大学
1 PR | 2 HO | 3 PR |
4 LO | 5 LO |
|
6 FL | 8 No.8 | 7 FL |
9 SH | ||
12 CTB | 10 SO | 13 CTB |
11 WTB | 15 FB | 14 WTB |
<リザーブ>
16児玉悠希 4 174/103 大分雄城台高校
17矢吹悠斗 4 170/100 深谷高校
18長田将大 4 179/115 関東学院六浦高校
19矢彦沢 洋平 3 186/104 東京高校
20佐藤駿生 3 165/87 東京高校
21立川大輝 1 167/78 佐賀工業高校
22竹本優大 3 180/95 関東学院六浦高校
23林 賢友 2 175/81 関東学院六浦高校
中央大学
1 PR | 2 HO | 3 PR |
4 LO | 5 LO |
|
6 FL | 8 No.8 | 7 FL |
9 SH | ||
12 CTB | 10 SO | 13 CTB |
11 WTB | 15 FB | 14 WTB |
<リザーブ>
16武田烈輝 1 170/92 桐蔭学園高校
17中村陵雅 2 170/112 東京高校
18茂原隆由 3 188/128 高崎工業高校
19鈴川琉生 3 181/105 大阪桐蔭高校
20平見 尚 1 171/89 天理高校
21池田叡司 3 178/82 京都成章高校
22久保慎太郎 4 181/96 大阪桐蔭高校
23中村智昭 4 180/90 筑紫丘高校
見どころ
昨季は1部リーグでの対戦なし。
関東学院大学
・フォワードはここまで全試合で①番を背負ってきた児玉選手に代え、石丸唯人選手(4年・尾道)が今季初登場。石丸選手は1年生時からAチームで出場し、2017年度の1部リーグを経験している数少ない選手。最終戦でようやく巡ってきたこの出番を大切に、是非悔いのないプレーをしてほしい。
・一方のバックスはメンバーに変更なく、3戦連続で同じスタメンを組んできた。この7人が今季のカントーの”ファーストチョイス”。出場できないメンバーの分まで、その誇りをピッチで体現してほしい。
・前節法政戦ではボール支配率では上回りながらも、チャンスでノックオンやパスミス、ペナルティを重ね最後までリズムに乗ることが出来なかった。
・ただ、②岡輝剛選手(4年・佐賀工)を始めとするフォワード陣の”推進力”、⑩三輪悠真選手(3年・尾道)、⑫芳崎風太選手(3年・関東学院六浦)の”展開力”、そして⑪福士萌起選手(4年・佐賀工)、⑭萬田開人主将(4年・仙台育英)の”突破力”は見るものを惹きつける力を持つ。
・中大は2018年度の入替戦で屈し(●29-47)、1部昇格を逃した因縁の相手だが、ミスなく落ち着いたゲーム運びさえ出来れば結果は自ずとついてくる。最終戦で勝利し、3年ぶりとなる1部挑戦のシーズンへ花を添えたい。
中央大学
・フォワードは第4節以来のスタメン復帰となる⑧山本大二朗選手(3年・東京)以外、前節からメンバーに変更はなし。
・⑥川勝自然主将(4年・桐蔭学園)、⑤藤牧拓真選手(4年・国学院栃木)、②藤原 能選手(1年・尾道)の3人はシーズンを通して先発を守り抜いた。中でも②藤原選手はルーキーながらフッカーという重要なポジションでスクラムを支え、スローワーという重責も担った。最終戦でもルーキーらしく思い切ったプレーが見られることを期待したい。
・バックスは前節から変更なく、同じメンバーで最終戦に臨む。第5節以降、司令塔の座を託された⑩津田貫汰選手(2年・桐蔭学園)は正確無比なキックでチームを勝たせる能力を持つ。前節の初勝利で上昇気流に乗るチームに再び勝利をもたらすことができるか。
・カントーとの激突は2年前の入替戦以来。好勝負を期待したい。
法政大 ー 専修大
スターティングメンバー
※太字は前節からの変更メンバー(ポジション変更含む)
法政大学
1 PR | 2HO | 3 PR |
4 LO | 5 LO |
|
6 FL | 8 No.8 | 7 FL |
9 SH | ||
12 CTB | 10 SO | 13 CTB |
11 WTB | 15 FB | 14 WTB |
<リザーブ>
16森口陽介 4 178/98 北園高校
17石母田健太 2 175/106 國學院大學栃木高校
18橋本 陸 4 177/102 東京高校
19佐々木康成 2 180/94 大分舞鶴高校
20山下武準 1 172/82 法政大学第二高校
21山脇一真 1 169/68 天理高校
22伊藤浩介 3 176/85 愛知高校
23ジョーンズ 杏人竜 4 180/95 札幌山の手高校
専修大学
1 PR | 2 HO | 3 PR |
4 LO | 5 LO |
|
6 FL | 8 No.8 | 7 FL |
9 SH | ||
12 CTB | 10 SO | 13 CTB |
11 WTB | 15 FB | 14 WTB |
<リザーブ>
16山口和明 2 181/105 桐蔭学園高校
17米沢豪真 3 168/96 茗溪学園高校
18松尾龍之介 3 176/115 國學院大學栃木高校
19松岡博希 3 182/96 天理高校
20堀田南雄斗 3 180/101 東福岡高校
21宮坂航生 1 173/68 中部大学春日丘高校
22野中優作 1 172/82 東福岡高校
23花田悠太朗 4 180/92 日川高校
見どころ
昨季は26-25で専修が勝利。
法政大学
・フォワードは不動の8人。1年間スタメンの座を守り続けた⑥吉永純也主将(4年・東福岡)、③菊田圭佑選手(4年・仙台育英)、⑤竹部 力選手(1年・大分舞鶴)、⑦山下憲太選手(4年・長崎海星)の4人にまずは敬意を表したい。
・バックスは⑭斉藤大智選手(4年・黒沢尻北)がスタメンへ復帰。今季は最後尾からチームへ推進力を与え続けた⑮根塚洸雅主将(4年・東海大仰星)、開幕から全試合で先発フル出場を続ける”鉄人”⑫有田闘志樹選手(3年・鹿児島実)、3年目でついに真価を発揮した⑨隠塚翔太朗選手(3年・東福岡)ら上級生に加え、既にエースの風格を漂わせる⑪石岡玲英選手(1年・御所実)、第2節以降司令塔の座を守ってきた⑩熊田経道選手(1年・大産大附)らルーキー陣も台頭。”タレント軍団”の名に相応しいメンバーは揃った。
・前節関東学院戦は勝利したものの、終始ボールを支配される苦しい展開を強いられた。専修もボールを持たせると強みを発揮するチーム。今や法政の武器となったスクラムを中心にフォワード戦で上回り、バックス陣を走らせる展開に持ち込みたい。
・既にリーグ4位が確定し順位に影響のない試合とはいえ、専修大は昨季後半ラスト20分で逆転を許した因縁のチーム。負けていい相手ではない。この試合へしっかりとマインドセットをし、『吉永・根塚組』の集大成として、来季へ繋げるゲームを見せてほしい。
専修大学
・フォワードはここまでチームを支えてきたLO小笠原颯選手(3年・日川)、FL折居慎斗選手(3年・尾道)に代え、④川畑松大選手(2年・東京)、⑥山本凌士選手(1年・報徳学園)を今季初めてスタメンで起用してきた。
・⑥山本選手はこの試合がリーグ戦デビュー。高いワークレートとバックス並みのハンドリング技術を兼ね備え、名門・報徳で2年生からレギュラーを張ってきた期待のルーキー。最終戦で巡ってきたこのチャンスを是非ものにしてもらいたい。
・バックスは⑩森野幹太選手(4年・東福岡)、⑮古里樹希選手(2年・東福岡)がスタメン復帰し、両翼を除き、ほぼ開幕当初のメンバーが戻ってきた。⑭番へ入る水野景介選手(4年・東京)は昨季のチームでは主力を務めながら、今季はここまでリザーブスタートが続いていた。今季初スタメンとなるこの試合で、ラストイヤーの集大成を見せてほしい。
・今季は大学選手権出場を目標に掲げ、開幕戦では大東大を撃破(〇29-19)するなど好スタートを切るも、その後は5戦全敗とここまで最下位に沈む。1部昇格から3年。確実に順位を上げてきているだけに、このまま終わることだけは避けたい。最終戦で”ランニングラグビー”の真骨頂を見せてほしい。
観戦にあたっての注意事項
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【最終節レビュー】関東リーグ戦2020 流経大vs大東大/関東vs中大
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