2020年度関東リーグ戦1部最終節のレビューをお伝えしていきます。

最終節試合結果

12/5
11:30大東大10-19〇流経大秩父宮
14:00東海大(中止)〇日本大秩父宮
11:30関学大25-28〇中央大熊谷B
14:00専修大7-75〇法政大熊谷B

流通経済大 〇19-10 大東文化大

ハイライト

試合レビュー

この試合は大東大の奮闘に尽きるでしょう。

青木拓巳選手(2年・御所実)のピンチを救うセービング、流経FB河野選手に突き刺さった㉒高本海人選手(4年・大阪桐蔭)のタックル。

ここまで見られていた淡泊さを微塵も感じさせない集中力、気迫、粘り、そして結束。

本来このようなゲームが出来るチームであるため、この姿に驚きはありません。

ただ一言許されるなら、もう少し早くこの姿を見たかった。。。

これで終わってしまうのが非常に残念ですが、最後に大東大の意地は存分に見せてもらいました。

チームの”大黒柱”南昂伸主将(4年・御所実)が長期離脱する苦しい状況の中、最後まで懸命に戦い抜いた選手たち、特にゲームキャプテンとして全ての試合で最後までグラウンドへ立ち続けた⑤呉山聖道副将(4年・大阪桐蔭)へ心から敬意を表したいと思います。

本当に一年間お疲れ様でした。

来年再び強い”モスグリーン軍団”の姿を見せてくれることを期待しています。

 

一方の流経大にとっては、勝利を収めたとはいえ課題の残る試合だったでしょう。

ただ、選手権を前にこのようなタイトなゲームを経験できたことは大きいはず。

選手権初戦の相手は対抗戦の難敵・筑波。

悲願の大学日本一へ、本当の戦いはここからです。

関東学院大 25-28〇 中央大

試合レビュー

最終戦を見事な勝利で締めくくった中央大

今季は開幕節・日大戦での善戦(●28-33)以降、なかなか勝ちに恵まれず苦しい戦いが続きましたが、最後に連勝でシーズンを締めくくれたことは、来季へ向けて非常に大きいはずです。

特に後半40分。敵陣ゴール前スクラムを押し込んだフォワードの気迫には胸が熱くなりました。

2年連続の最下位から、5位への躍進。

少数精鋭の厳しい台所事情の中、この結果を導き出したことは賞賛に値します。

先頭に立ってチームのまとまりを生み出し、シーズンを通して身体を張り続けた⑥川勝自然主将(4年・桐蔭学園)へ心から敬意を表すると共に、また来季、躍動感あふれる爽やかなチームを作って戻ってきてくれることを期待したいと思います。

 

そして”カントー”。

3年ぶりとなる1部挑戦のシーズンは、1勝6敗の7位に終わりました。

この最終戦も含め最後悔しい結果となってしまいましたが、私個人としては1部の舞台でカントーの戦う姿を見られたことが何よりも嬉しかった。

やはりカントーはこの舞台にいなくてはいけないチーム。

それを再認識したシーズンでした。

4年生にとってはこの試合が最後となりますが、3年生以下の選手たちにはまた来年この舞台で戦うチャンスがあります。

この悔しい気持ちを忘れず、「常にトップを目指す」という強い意志を持ち続ければ、きっとその先に”真の復活”は見えてくる。

道のりはまだまだ長いのかもしれませんが、いつか来るその日を信じて、また来季以降も応援していきたいと思います。

萬田開人主将(4年・仙台育英)主将を始め選手・スタッフの皆さん、本当に1年間お疲れ様でした。

法政大 〇75-7 専修大

試合レビュー

このような大差がつくゲームになるとは思いませんでした。

専修は開幕戦で大東大を撃破し今季躍進への期待が高まりましたが,

最終的にはそこから6連敗。

大東大、日大戦で見せたようなフォワードの奮闘、プレーの精度の高さ、そしてディフェンスでの粘りが試合を重ねるにつれ下降曲線を描いていったことは非常に気がかりです。

”ボールをグラウンドいっぱいに動かすランニングラグビー”

という自分たちの型と信念を持つチームなだけに、村田亙監督の下、今一度自分たちの強みと課題を明確にし、来季是非浮上のきっかけを掴んでほしいと願います。

連敗が続く難しい状況の中、全試合にフル出場し最後までチームを牽引した夏井大樹主将(4年・秋田中央)には心から労いの言葉を贈りたいと思います。

1年間本当にお疲れ様でした。

 

そして法政大学

前半序盤から気持ちの入った猛攻で、昨年敗れた専修を飲み込んだリベンジ劇は見事でした。

今季は、根塚洸雅主将(4年・東海大仰星)主将を中心としたバックスリーの決定力だけでなく、強豪校相手に押し込んだスクラムやブレイクダウンで一歩も引かない姿など、シーズンを通してフォワードに力強さが戻ってきたことが何よりの収穫。

このチームを全国で見ることができないのは非常に残念ですが、その楽しみは来季へ持ち越すとして、今年は復活への可能性を感じさせるチームを作り上げてくれたことに、まずは感謝をしたいと思います。

1年生の頃から主力としてチームを引っ張ってきた根塚吉永両主将を始めとするリーダー陣、そして4年目で定位置を掴んだCTB堀川 優選手(4年・東福岡)ら全ての4年生へ、心から敬意を表すると共に、新たなステージでの活躍を応援したいと思います。

1年間本当にお疲れ様でした。

最終順位表

チーム勝点勝数分数負数得点失点点差
東海2460134298244
流経24601336144192
日大24601249110139
法大1640322014278
中大10214141253-112
大東6115118279-161
関学4106165310-145
専大410694329-235

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