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第3節を迎えた関東大学ラグビー春季大会。

この日は東海大、明治大、流通経済大が登場し、これでAグループ6校が全て登場する事となりました。

東海は早稲田の挑戦を受け、明治は流経に挑むなど、この時期にしか見られない対抗戦勢対リーグ戦勢のカードが目白押しです。

どのような結果となったのでしょうか!?

 

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Aグループ第1試合

試合結果

<5月7日(日)>

早稲田大● 29 - 67 ○東海大

出場選手

 

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これでいいのか早稲田!?

初戦で昨季リーグ戦3位の大東大の前に完封で敗れた早稲田。

2戦目の今日はリーグ戦王者、そして昨季選手権準優勝の東海大の前に力を見せつけられる結果となってしまいました。

 

前半から東海大の圧力に晒された早稲田。

スクラムは大東大戦に引続き崩壊、ゴール前ラインアウトからはドライビングモールなどで効率的にトライを奪われます。

それでも昨季の高校三冠王者東福岡出身のスーパールーキーWTB古賀由教選手の2トライの活躍(ライン際で相手を弾き飛ばしての2トライ目はまさに圧巻!)などで追いすがり、前半は22-22で折り返します。

 

しかし、後半に入るとFWの優劣が結果へ明らかに表れ始めます。

スクラムはマイボール、相手ボール共に制御不能に陥り、No.8タタフ選手、LOロバーツ選手にはどんどん前に出られ、ラインディフェンス、ブレイクダウンもしつこさが無く、いいようにやられる始末。

後半ラスト20分で5トライを献上するなど終わってみれば29-67での完敗。

リーグ上位勢の前に連敗を喫する結果となってしまいました。

 

まだこの時期なので結果どうこうは置いといたとしても、やはりスクラム、ブレイクダウン、チームディフェンスの脆さが目に付きます。

この3つは昨季からチームの重点強化ポイントのはず、メンバーの入替えはあったとしても、これが全く機能しないようではチーム作りの根幹に関わってくる事態です。

もちろん、相手は東海大、昨年決勝で“大学界の絶対王者”帝京に肉薄するなど大学ラグビーをリードする存在です。

現時点で力の差がある事は贔屓目に見ても明らかでしょう。

この結果を山下監督がどのように受け止め、どのような改善を施すのか、強豪校との対戦が続くこの春季大会で自信喪失、チームの空中分解という結果だけは避けてほしいものです。

 

今後への光

アカクロへの愛情から厳しい言葉ばかりを並べてきましたが、光はあります。

まずはHOとして初出場を果たした宮里侑樹選手。

1年生からその類まれな身体能力を買われレギュラーとして活躍しましたが、昨季は怪我の影響もありスタメンを譲る結果となりました。

今年もバックローのポジション争いが激化する中、彼の能力を生かす手段としてHOへのコンバートという意図はチーム、個人としても十分に理解できます。

初戦が東海という事でスクラムでは厳しいデビューとなってしまいましたが、“沖縄の星”としてここからのノビシロに期待したいと思います。

 

そして、この日2トライを決め圧倒的な才能を見せつけたWTB古賀選手を始め、FL丸尾選手、No.8下川選手、PR久保選手、LO髙吉選手など5人の1年生が公式戦デビューを果たし、それぞれ持ち味を発揮する活躍を見せました。

昨年この時期は体作りに焦点が当てられ、1年生は夏シーズン以降の出場でしたが、この時期にデビューするという事は既に大学レベルのフィジカルを有しているという判断なのでしょう。(そう信じたいところです。。。)

この選手たちがレギュラー争いに絡み、チームを活性化してくれる事を期待したいですね。

 

東海も今年も強い

東海は日本代表に招集されたFB野口主将、CTB鹿尾選手、そしてSO眞野選手など主力不在の状態でしたが、FWの破壊力は圧倒的、そしてBKもSH湯本選手など昨季の主力が卒業した影響を感じさせないタレントが今年も揃います。

キック処理やディフェンス面ではまだまだ改善の余地があるものの、悲願の日本一へ向け、順調なスタートを切ったと言えるのではないでしょうか。

今後の強豪校とのカードが本当に楽しみです。

 

Aグループ第2試合

試合結果

<5月7日(日)>

明治大○ 52 - 26 ●流通経済大

出場選手

 

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充実の明治

明治はFW8人中4年生が一人と若い布陣。

古川主将が欠場の為、CTB梶村選手がゲームキャプテンを務めました。

試合は両校一歩も譲らない好ゲームに。

 

流経大が序盤、外国人留学生を中心にスクラム、ブレイクダウンなどの接点で優位に立てば、明治も機動力のあるフォワードと展開力のあるバックス一体となった攻めでで盛り返し、前半は24-21と明治僅かにリードして折り返します。

スクラムに関して言えば流経大に若干分があるといったところか。

 

ただ、後半に入ると明治の”新生”重戦車FWが本領を発揮。

スクラムで徐々に流経大へ圧力をかけ出すと、後半10分には流経大のコラプシングを誘発し認定トライをもぎ取ります。

これで完全に勢いづいた明治はCTB梶村選手を中心としたBK展開も冴え渡り54分、62分と立て続けにトライを追加。

守っても後半は流経大の反撃を1トライに抑え込み、終了間際にはこの日の出来を象徴するかのように、相手ゴール前でのスクラムを奪い返しダメ押しのトライを挙げるなど、結局52-26でノーサイド。

春季大会初戦で昨季リーグ戦2位の強豪を相手に快勝し、好調なスタートを切りました。

 

明治は主力が欠場するなど若いチームながら、スクラム、ブレイクダウン、展開力全てで流経大を上回り、今季の充実ぶりを伺わせました。

ゲームキャプテンを務めた梶村選手の存在感はまさに別格。自分にマークが集中するところを上手く周りの選手を生かす事で多くのチャンスを作り出していましたね。

昨年東福岡3冠メンバーのLO箸本龍雅主将、CTB森勇登選手など豪華布陣の1年生はこの試合には出場せず。

これからこのチームにどう絡んでいくのがそちらの動向も見逃せません。

明暗分かれる”早明”

明治は昨季リーグ戦2位の強豪流経大に快勝。

一方の早稲田は初戦で大東大に完封負け、そして今節ではリーグ戦王者東海にダブルスコアの敗戦とまさに“早明“の明暗が分かれる結果となりました。

 

早稲田は次節、この日明治に敗れた流経大と対戦。

そして明治はこの日早稲田を撃破した東海大に挑みます。

今節で全校が登場した関東大学春季大会。

これからもますます熱いカードが目白押しです。

Bグループ試合結果

<5月7日(日)>

関東学院大○ 29 - 20 ●青山学院大
慶應義塾大○ 57 ‐ 55 ●拓殖大
筑波大○ 不戦勝(中大棄権により) ●中央大

Cグループ試合結果

<5月7日(日)>

山梨学院大● 26 - 52 ○立教大
日本体育大○ 31 ‐ 26 ●日本大
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