大学ラグビー、トップリーグなど続々とシーズンのスケジュールが決まって行く中、本日大学選手権のトーナメント表が発表されました。
昨年は出場枠減少により特に関西リーグでは熾烈な出場権争いが繰り広げられました。
今年はどのような形になっているのでしょうか。
日程、トーナメント表と併せて勝手に組み合わせ予想もしてみました。
ラグビー大学選手権2017 概要
大会スケジュール
開催日 | 試合会場 | ||
1回戦 | 平成29年11月26日(日) | パロマ瑞穂ラグビー場① | 愛知 |
2回戦 | 平成29年12月3日(日) | グローバルアリーナ① | 福岡 |
3回戦 | 平成29年12月16日(土) | 秩父宮ラグビー場② | 東京 |
キンチョウスタジアム② | 大阪 | ||
準々決勝 | 平成29年12月23日(土・祝) | 秩父宮ラグビー場② | 東京 |
キンチョウスタジアム② | 大阪 | ||
準決勝 | 平成30年1月2日(火) | 秩父宮ラグビー場② | 東京 |
決勝 | 平成30年1月7日(日) | 秩父宮ラグビー場① | 東京 |
今年は準決勝と決勝が中4日と厳しいスケジュールになりました。
昔は毎年成人の日(1月15日)が決勝戦だった事を考えると一週間も前倒しになる事になりますね。
火曜日に準決勝を見て、その週の日曜日にすぐ決勝戦が見られると考えると、盛り上がりをキープするという意味では効果があるかもしれません。
そして、花園ラグビー場が今年2月より改修工事に入ったため、関西地区はキンチョウスタジアムでの開催となりました。
関西のラグビーファンにとっては寂しい限りですが、これも2019年W杯のため。
2万4800席収容と、よりスケールアップする来年の完成を楽しみに待ちましょう。
トーナメント表
(出典:日本ラグビーフットボール協会HP)
参加校は昨年と同様関東対抗戦、リーグ戦、関西リーグなど主要リーグからは3校。
そして、前回大会優勝校の帝京、準優勝校の東海が所属するリーグにはそれぞれ1枠が与えられるため、関東対抗戦A、リーグ戦1部は4校が出場する事が出来ます。
上述しましたが、昨年関西リーグが出場枠減少のため、3位以内確保へ向けリーグ序盤から熾烈な戦いが繰り広げられました。
今年は天理以外の学校は群雄割拠の様相を呈しており、今年もシーズン序盤から熱い戦いを見る事が出来そうです。
それではここからは余談ですが、昨年の順位をそのまま当てはめてみると次のようなトーナメント表になります。
<2016年順位反映>
そうです。
昨年と全く同じ配置だという事が分かりますね。
唯一異なるのは福岡工業大と朝日大の場所が逆になっているという部分のみです。
これは昨年福工大が2回戦で朝日大を下したことが反映されているのでしょう。
確かに昨年の試合内容を見ていてもバランスは取れていたかなと思います。
勝手に順位予想
ここからはさらに余談ですが、それでは私が勝手に予想する今年のリーグ戦の順位を反映させた場合はどうなるでしょうか。
【順位予想】
<対抗戦A>
1位 帝京
2位 明治
3位 早稲田
4位 慶応
<リーグ戦1部>
1位 東海
2位 大東文化
3位 流通経済
4位 法政
<関西リーグ>
1位 天理
2位 京都産業
3位 同志社
【組み合わせ予想】
3回戦で早稲田―同志社、そして順当にいけば準々決勝で明治ー京都産業という昨年のカードの再現が実現する事になります。
昨年はどちらも関西勢が早明を劇的展開で撃破しましたが、今年またこのカードが見られるのでしょうか!?
非常に楽しみですね。
そして、今年最も注目しているのは、リーグ戦1部の3位、4位争いです。
昨季2位の流通経済、4位の中央、成長著しい拓殖、そして復活を期す関東学院、法政を含めた5校が残る2枠を争う形になると予想します。
春季大会でも昨季の順位毎にA~Cへのグループ分けが行われており、また中央が麻疹感染で大会を辞退したため、上位グループと下位グループの直接対決が現時点では殆どなく、その力関係を図る事が出来ていません。
ただ、春シーズンの戦いぶりから見ると古豪関東学院、法政にも十分チャンスはあるのではないかと思います。
という事で個人的に復活を期待している法政を4位に入れてみました。
、、、とまぁ、これはあくまで勝手な予想ですが、リーグ戦が終了した時、一体どのようなトーナメントが完成しているのか。
それも楽しみにシーズンの開幕を待ちたいと思います。
【※12月3日更新】
組み合わせ出場校情報はこちら⇒【組み合わせ決定!】第54回ラグビー大学選手権2017 組み合わせと出場校顔ぶれ