日本開催のラグビーワールドカップ2019。

大会へ臨む我らが日本代表(愛称:Brave Blossoms)の最終メンバーの発表が8月29日(木)に行われると日本協会のHPでアナウンスされました。

代表候補の選手たちは現在”最終セレクション”の地、網走でメンバー入りへ向けた厳しい合宿へ臨んでいます。

この中からW杯の舞台に立つことが許される31名はいったい誰になるのか⁉

前回お伝えしたフォワード編に続き、ここではバックスのメンバーを予想してみたいと思います。

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日本代表 網走合宿参加メンバー

PO氏名所属年齢CAP数
PR石原慎太郎サントリー2911
稲垣啓太パナソニック2928
木津悠輔トヨタ自動車233
具 智元ホンダ257
中島イシレリ神戸製鋼302
三浦昌悟トヨタ自動車247
山下裕史神戸製鋼3351
山本幸輝ヤマハ発動機287
ヴァル・アサエリ愛パナソニック308
HO北出卓也サントリー26-
坂手淳史パナソニック2616
堀江翔太パナソニック3361
堀越康介サントリー242
LOアニセ・サムエラキャノン3312
トンプソン・ルーク近鉄3866
ヴィンピー・ファンデルヴァルトNTTドコモ3012
ヘル・ウヴェヤマハ発動機2913
ジェームズ・ムーアサニックス262
FLツイ・ヘンドリックサントリー3144
徳永祥尭東芝2711
布巻峻介パナソニック277
リーチ マイケル東芝3062
ピーター・ラブスカフニクボタ302
No.8姫野和樹トヨタ自動車2512
アナマキ・レレイ・マフィNTTコム2924
SH茂野海人トヨタ自動車289
田中史朗キャノン2470
流 大サントリー2618
SO田村 優キャノン3057
松田力也パナソニック2519
CTB梶村祐介サントリー231
ウィリアム・トゥポウコカ・コーラ309
中村亮土サントリー2818
ティム・ベネットサニックス296
ラファエレ・ティモシー神戸製鋼2817
WTB福岡堅樹パナソニック2633
アタアタ・モエアキオラ神戸製鋼233
レメキ・ロマノ・ラヴァホンダ3011
松島幸太朗サントリー2633
FB野口竜司パナソニック2413
山中亮平神戸製鋼3113

フォワード25名、バックス16名の合計41名が最終合宿へ参加。

バックスは前回の2015年大会を経験している選手がSH田中選手、SO田村選手、WTB福岡選手、松島選手のわずか4名。

4名全員が選ばれたとしても、ほとんどがW杯初出場組の”新生ジャパン”として大会へ臨むこととなりそうです。

 

大予想!最終メンバー ~バックス編~

ポジション別選出人数予想

ではまず最終メンバーへ絞る際のポジション別振り分けを予想してみます。

 

網走合宿   ⇒

最終選考

SH

3   ⇒

3

SO

2   ⇒

2

CTB

5   ⇒

4

WTB

4   ⇒

3

FB

2   ⇒

1

合計

16   ⇒

13

一般的な人数構成はフォワード17名、バックス14名が基本と言われますが、今回フォワードが18名選出されると予想したため、バックスは13名に絞られると予想。

では各ポジションごとに見ていきましょう。

スクラムハーフ(SH) 3名⇒3名

大激戦のスクラムハーフ。

代表候補3名のパシフィックネーションズカップ(PNC)3試合の出場時間比較は以下の通りです。

 

Fiji

Tonga

USA

合計(分)

茂野海人

55

18

73

田中史朗

50

50

流 大

25

62

30

117

6月からスタートした宮崎合宿に入るまでこのポジションの序列は、

1.流大 2.田中史朗 3.茂野海人

でしたが、同合宿第2クールに入った辺りからその序列に変化が生まれました。

それはPNC参加国で最も強敵と目されたフィジー戦のスターティングメンバーに、今季サンウルブズでの活躍が光った茂野海人選手が選ばれたことからも明らか。

茂野選手は現代表の”絶対的司令塔”である田村優選手と、NEC時代に5年間HB団を組んでいた経験もあり、お互いを知り尽くしている事もアドバンテージになっています。

一方で、試合のテンポアップ、キックのスキルに長け、卓越したリーダーシップを評価される流大選手は、第2戦のトンガ戦の先発に加え、フィジー戦、アメリカ戦に途中出場と全3試合に出場しています。

3人の中で最も出場時間が多い事からも、ジェイミー(ジョセフHC)に重宝されている事実に変わりはありません。

そうなってくると2015年W杯組の”フミ”こと田中史朗選手の処遇はどうなってくるのか⁉

これがこのポジション、、、いやバックス全体で見ても最大の関心ごとです。

田中選手がスコッドから漏れる事があっていいのか.....

 

いや、そうはいかないはず。

田中選手はこれまでジャパン、”常勝軍団”パナソニック、スーパーラグビー(※日本人初のSR選手)でも研鑽を積んだ百戦錬磨の名手。

的確なパス捌き、試合の流れを読む上手さ、状況に合わせた緩急のコントロールで右に出るものはいない。

アイルランドスコットランドといった格上相手に競った展開となった時、チームへ落ち着きを取り戻させるため彼のような選手が必要とされる時間帯が必ず来るはず。

代表CAP数(テストマッチ出場数)70を誇る経験は捨てる事が出来ません。

、、、そうなると誰も外すことはできませんね。

 

個人的には、比較的コンタクトの少ないスクラムハーフに人数をかけるよりは、フォワード或いはセンター陣を厚くする方に賛成ですが、今回に関しては3人の選出もありかと感じます。

三者三様ストロングポイントも異なるだけでなく、ハーフからの球出し、キックがオフェンスの生命線となるジェイミージャパンにとっては、このポジションを厚くし、戦術に幅を持たせることも重要な要素でしょう。

という事でスクラムハーフは3名をそのまま選出すると予想します。

過去にも日本代表は2011年W杯で、当時のカーワンHCが3人のSH(田中選手、吉田朋生選手、日和佐篤選手)を選出しており、突飛な発想ではないと言えます。

まぁ、ジェイミーにとっては前例などどうでもいい話でしょうが。。。

スタンドオフ(SO) 2名⇒2名

続いてはスタンドオフです。

 

Fiji

Tonga

USA

合計(分)

田村 優

80

80

64

224

松田力也

13

18

16

47

ここは2015年W杯以降4年間で絶対的司令塔へと成長を遂げた田村優選手の選出が確実です。

もともと定評のあったフィールドでのキックに加え、プレースキックの精度も向上し、プレーの安定感も抜群。

ジャパンの戦術の大部分が”彼のキック次第”というところに一抹の不安は感じますが、ハマった時はどんな相手からでもトライが奪えると感じられるまでになったのは、この4年間の確実な進化と言えます。

端正なルックスでフランカーの姫野選手と並び今大会大ブレーク選手候補の筆頭。

母親が沖縄出身、ヤギ汁をこよなく愛する”うちなーんちゅ”の顔も持つスター候補に注目しましょう!

 

そしてもう一人は田村選手の”後継者筆頭候補”にして、センターもこなせるユーティリティー性も魅力の松田力也選手で決まりでしょう。

センターとしてもコンスタントに試合出場をしており、ゲーム感覚の部分でも申し分なし。

2023年W杯ではジャパンの司令塔へ君臨してもらわなければいけない選手。

今大会でしっかりと経験を積んでほしいと思います。

 

センター(CTB) 5名⇒4名

スタンドオフとして選出の松田選手がセンターもこなせることから、センターは4名の選出と予想。

 

Fiji

Tonga

USA

合計(分)

梶村祐介

0

ウィリアム・トゥポウ

67

80

80

227

中村亮土

80

62

142

ティム・ベネット

0

ラファエレ・ティモシー

80

80

80

240

PNCの出場時間、そして昨年までの代表戦、サンウルブズでの試合から判断しても、ラファエレ・ティモシー選手へのジェイミーの信頼は揺るぎがありません。

正直これまではサンウルブズの試合を見ていても、アウトサイドセンター(13番)としては線の細さが気になっていました。

しかし、今回PNCを見ていると持ち前の柔らかさに加え、タックル、ボールキャリーの力強さも信頼に値する事が分かり、主戦に選択されることに対して納得したのは事実です。

ただ13番としては、縦への推進力と強烈なタックルが持ち味のウィリアム・トゥポウ選手が個人的にはいい気がしますが。。。

実際、12番ティモシー選手、13番トゥポウ選手として何度も試合に臨んでおり、本大会ではどのような組み合わせとなるか注目したいと思います。

 

そして、これまでなかなか固定されなかったインサイドセンター(12番)は中村亮土選手がついに信頼を勝ち取りましたね。

これまでラファエレ選手、立川理道選手との併用が常でしたが、PNCのフィジー戦、トンガ戦で先発出場。

スタンドオフも務められるパススキルと、並み居る外国人をなぎ倒す強靭なタックルは魅力十分です。

私は”立川理道待望論”派でもありますが、”日本人センター”の代表として中村選手には大いに活躍を期待をしています。

そして残る1人は12番も13番もこなせる”万能型センター”の梶村祐介選手が選出されると予想します。

試合出場の機会はなかなか得られていませんが、2023年W杯のセンターを背負って立つ逸材であることに疑いの余地はなく、そのユーティリティー性は必ずチームの助けになるはずです。

ウィング(WTB) 4名⇒3名

日本代表のトライゲッターにしてラグビーの”花形”ポジションのウィング。

代表候補とPNCの出場時間は以下の通りです。

 

Fiji

Tonga

USA

合計(分)

福岡堅樹

59

10

80

149

アタアタ・モエアキオラ

0

レメキ・ロマノ・ラヴァ

21

70

23

114

松島幸太朗

80

80

80

240

PNCでもキレキレの動きを披露し、3トライを記録した松島幸太郎選手をウィングとして見るべきかは疑問が残りますが、フルバックとしてもウィングとしても代えの利かない選手である事は間違いありません。

この選手の選出はまず確実。

そして今大会を最後に医者への道を表明している”日本最速ランナー”福岡堅樹選手が、グラウンドを疾走する姿が見られないことは考えられません。

その二人を軸とし、3人目のジョーカー的な役割はレメキ・ロマノ・ラヴァ選手がなると考えます。

”核弾頭”のような風貌は2015年W杯で南アを撃破する逆転トライを挙げた英雄カーン・ヘスケス選手にそっくり。

”ブライトンの奇跡”の再来を日本の地で起こしてくれそうな、沸き上がる期待感がこの選手にはありますね。

フルバック(FB) 2名⇒1名

ラストを飾るのはチームの”最後の砦”フルバックです。

 

Fiji

Tonga

USA

合計(分)

野口竜司

0

山中亮平

57

57

山中選手、野口選手が候補に選ばれているものの、PNC2試合(フィジー戦、トンガ戦)はトゥポウ選手がこのポジションを務めており、専任で選出する必要があるのかは疑問が残ります。

個人的には松島選手をフルバックの専任にし、トゥポウ選手をバックアップ。

そしてセンターかウィングの数を1枚増やす事が理想と考えています。

実際、松島選手に五郎丸選手ほどディフェンスの安定感、信頼感があれば、そうするのかもしれませんが...

ただ、フルバック専任ではなく、スタンドオフ、センターのバックアップもこなせるという意味では、山中亮平選手のメンバー入りは賛成です。

不祥事を乗り越えジャパン入りを本気で目指している山中選手の姿は見ていて心を打ちますし、”早稲田OB最後の砦”として是非W杯の地を踏んでほしいと願っています。

 

まとめ

私が予想する13名は以下のメンバーとなりました。

SH茂野海人トヨタ自動車289
田中史朗キャノン2470
流 大サントリー2618
SO田村 優キャノン3057
松田力也パナソニック2519
CTB梶村祐介サントリー231
ウィリアム・トゥポウコカ・コーラ309
中村亮土サントリー2818
ラファエレ・ティモシー神戸製鋼2817
WTB福岡堅樹パナソニック2633
レメキ・ロマノ・ラヴァホンダ3011
WTB/FB松島幸太朗サントリー2633
FB山中亮平神戸製鋼3113

 

最後に、スコッドから漏れたものの、地元開催W杯への出場の夢を追いかける戦士たちも、異なる舞台から虎視眈々とメンバー入りを狙う決断をしています。

山田章仁選手(NTTコム)  ⇒リヨン ※仏  トップ14

立川理道選手(クボタ)   ⇒オタゴ ※NZ  国内2部リーグ

内田啓介選手(パナソニック)⇒タスマン※NZ  国内1部リーグ

今回のワールドカップは

ラグビーに関わる全ての人にとって特別なもの。

最後まで代表入りを目指す選手たちの姿を目に焼き付けると共に、

8月29日(木)の最終メンバー発表を楽しみに待ちましょう!

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