2019年度の花園地方予選も、既に51校中47校の代表が決定しました。

残る4県(兵庫、愛媛、長崎、熊本)の決勝は11月23日(土)に行われますが、そろそろ今年のシード校にどこが選ばれるのか気になる頃です。

現時点で代表を勝ち取ったチームをベースに、今季の戦いぶりも振返りながら今年のシード校を予想してみたいと思います。

2019年度出場校一覧

【北海道地区】
北北海道旭川龍谷2年連続4回目
南北海道札幌山の手2年連続18回目
【東北地区】
青森県青森山田初出場
岩手県黒沢尻工5年連続31回目
宮城県仙台育英24年連続26回目
秋田県秋田中央2年連続12回目
山形県山形中央2年連続26回目
福島県郡山北工2年ぶり4回目
【関東地区】
茨城県茗渓学園8年連続25回目
栃木県国学院栃木20年連続25回目
群馬県桐生第一2年連続2回目
埼玉県浦和6年ぶり3回目
千葉県流経大柏25年連続27回目
東京第1東京3年ぶり13回目
東京第2本郷2年連続11回目
神奈川県桐蔭学園5年連続18回目
山梨県日川14年連続49回目
【北信越地区】
新潟県新潟工16年連続44回目
富山県富山第一2年ぶり11回目
石川県日本航空石川15年連続15回目
福井県若狭東4年連続31回目
長野県飯田2年ぶり9回目
【東海地区】
岐阜県関商工2年連続39回目
静岡県静岡聖光学院2年連続6回目
愛知県中部大春日丘7年連続9回目
三重県朝明8年連続10回目
【近畿地区】
滋賀県光泉3年ぶり9回目
京都府京都成章6年連続12回目
大阪第1大阪桐蔭8年連続14回目
大阪第2常翔学園5年連続38回目
大阪第3東海大仰星2年ぶり19回目
兵庫県報徳学園4年連続45回目
奈良県御所実2年ぶり12回目
和歌山県近大和歌山5年ぶり2回目
【中国地区】
鳥取県米子工2年連続9回目
島根県石見智翠館29年連続29回目
岡山県玉島2年連続3回目
広島県尾道13年連続14回目
山口県山口2年ぶり6回目
【四国地区】
徳島県城東3年連続15回目
香川県坂出第一6年ぶり2回目
愛媛県松山聖陵2年ぶり4回目
高知県高知中央8年ぶり5回目
【九州・沖縄地区】
福岡県東福岡20年連続30回目
佐賀県佐賀工38年連続48回目
長崎県長崎北陽台2年連続18回目
熊本県熊本工13年ぶり28回目
大分県大分東明初出場
宮崎県高鍋9年連続27回目
鹿児島県鹿児島工6年ぶり13回目
沖縄県名護2年連続18回目

 

シード校予想

Aシード

<東日本> 

桐蔭学園(神奈川)

 

東のAシードは今年の大本命桐蔭学園で決まりでしょう。

春の選抜大会三連覇に加えセブンズ大会も制し、『高校三冠』のうち既に二冠を達成。

さらにサニックスワールドユースでは日本勢最高位の3位。

国内チーム相手に今季公式戦負けなしと圧倒的な力を見せつけています。

SO伊藤主将を中心に高校日本代表候補へ7人が選出される布陣も豪華そのもの。

毎年優勝候補に挙げられながらなかなか手が届かない単独優勝へ。

いよいよ今年その瞬間が来るかもしれません。

東日本からは他に候補となるチームが見当たらないため、桐蔭学園の1校と予想。

 

<西日本> 

大阪桐蔭(大阪第1) 京都成章(京都)

 

そして西日本からは大阪桐蔭京都成章が選出されると予想します。

昨年の花園で初優勝を果たした大阪桐蔭は、近畿新人大会でベスト8敗退(●10-33 京都成章)、第5代表決定トーナメントでも常翔学園に19-28と敗れ選抜大会の出場を逃すなど、春シーズンは目立った成績を残すことが出来ませんでした。

しかし、それはFL奥井章仁主将(3年)・PR江良颯選手(3年)の2人が2018年度高校日本代表としてウェールズ遠征に参加していたからに他なりません。

それを証明するかのように、フルメンバーで臨んだサニックスワールドユースでは予選プールを日本勢で唯一首位突破すると、準々決勝では桐蔭学園相手に31-35と大接戦を演じます。

その後の順位決定トーナメントでは近畿大会で敗れた京都成章に43-36としっかりリベンジ。

さらに先週行われた大阪府予選決勝では昨年の代表校大阪朝鮮相手に、開始から4連続でノーホイッスルトライを奪うなど圧巻の試合運びを見せました。

今年も全国制覇を狙える位置にいることは間違いありません。

 

そして西日本もう一つの枠は東福岡と迷った結果、京都成章が選ばれると予想しました。

近畿新人大会では報徳学園、大阪桐蔭、天理、東海大仰星など並み居る強豪を次々に打ち破り優勝を果たすと、選抜大会準決勝では優勝した桐蔭学園相手に後半ロスタイムまで20-14とリードを奪う展開を見せます。

ラストプレーの逆転トライで最後は1点差で敗れるものの、優勝候補筆頭と見られた王者を追い詰めた試合は衝撃的でした。

高校日本代表候補に6名が選ばれるフォワード陣は『全国No.1』の呼び声も高く、今年は悲願の初優勝を狙えるチームに仕上がっています。

Bシード

 <東日本>

流経大柏(千葉) 国学院栃木(栃木)

中部大春日丘(愛知) 日本航空石川(石川)

本郷(東京第2)

 

昨季花園ベスト4の流経大柏は今年の関東新人大会で準優勝。

準決勝では躍進著しい早稲田実を52-0と圧倒するなど、関東勢としては桐蔭学園に次ぐ位置につけます。

そして、国学院栃木はセブンズ大会で準優勝。

準々決勝で昨年のセブンズ王者・流経大柏を26-5で撃破すると、準決勝では報徳学園を26-14で破り決勝進出。

決勝では桐蔭学園相手に22-24と肉薄するなど、高校日本代表候補のSO伊藤耕太郎選手(3年)を中心としたバックス陣は全国レベルです。

中部大春日丘は2月の東海新人大会決勝で名古屋相手に89-0、6月の高校総体東海大会決勝では朝明(三重)を66-0で圧倒するなど、東海地区では敵なし状態。

高校日本代表候補は不在ながらも、選抜大会ではベスト8入りしており、その実力は全国上位クラスでしょう。

近年シード常連となった北信越王者・日本航空石川も選抜大会で長崎北陽台を破るなど戦力は充実。

選ばれない理由は見当たりません。

そして残る1枠の候補として挙げられるのは、関東新人大会ベスト4の本郷、早稲田実を破って出場を果たした東京、そして強豪ひしめく茨城県予選を全試合無失点で制した茗渓学園

どこも決定打に乏しく非常に迷うところですが、都予選決勝で2年ぶりの出場に燃える国学院久我山との大激戦を制した本郷が、その戦いぶりを評価され選ばれるものと予想します。

 

<西日本>

東福岡(福岡) 御所実(奈良) 東海大仰星(大阪第3)

報徳学園 or 関西学院(兵庫) 常翔学園(大阪第2)

 

強豪校の揃う西日本は予想が非常に難しいところですが、その中でも東福岡はまず確定です。

10月の茨城国体では同校を中心とした福岡県代表として決勝で佐賀県(佐賀工単独チーム)を破り優勝を果たすなど、全国最多8人の高校日本代表候補を擁するタレント軍団は今年も健在。

疑いなくAシード級の実力を誇ります。

ただ、やはり選抜大会準々決勝での惨敗(●21-67 桐蔭学園)、そしてサニックスワールドユースでの予選プール敗退の印象が強く、Aシード候補の3校と比較すると、今季の実績はどうしても見劣りしてしまいます。

もしBシードでの選出となれば、第93回大会(2013年度)以来6年ぶりとなるAシード陥落。

とはいえ、他校からすると”最強のBシード校”となることは間違いないでしょう。

 

そして、2年ぶりの花園出場を決めた東海大仰星もBシード選出は確実です。

近畿大会準優勝、選抜大会ベスト8の実績、そして高校日本代表候補5名を擁する布陣。

今年の花園では昨年予選敗退を喫した悔しさを晴らす活躍が期待されます。

 

さらに、選抜大会決勝で桐蔭学園と渡り合い、県予選決勝で”宿命のライバル”天理との大激戦を制した御所実も、高校日本代表候補6名を擁しAシードクラスの実力を誇ります。

天理とは選抜大会準決勝でも激戦を演じており(○22-21)、今季は奈良県のレベルが全国トップクラスにあることに疑いようはありません。

 

さらにまだ代表が決定していないとは言え、兵庫県の代表となる高校もBシードに選出されそうです。

報徳学園は選抜大会の出場こそ逃しましたが、それは近畿大会初戦で優勝した京都成章と当たってしまったため。(17-33で敗戦)

セブンズ大会ではカップトーナメントで東海大仰星を破りベスト4の実績を残しています。

そして、対する関西学院も今年は戦力充実。

近畿第4代表として臨んだ選抜大会では、秋田工、佐賀工、浦和といった強豪と同組に入りながら、3戦全勝で決勝トーナメント進出。

惜しくも準々決勝で敗れるも、近畿王者の京都成章相手にスコアは12-19と肉薄。

報徳学園とも6月の兵庫県民体育大会決勝で17-12の激戦を演じており、もし花園出場が叶えばBシードへ選出されてもおかしくありません。

 

残る1枠争いには中国王者の石見智翠館(島根)と尾道(広島)、単独チームとして茨城国体準優勝の佐賀工(佐賀)、長崎県代表(長崎北陽台or長崎南山)など多くの候補が挙げられます。

ただ、近畿大会の第5代表トーナメントであの大阪桐蔭を破り(○28-19)、5年連続で激戦区大阪を制した常翔学園はやはり選ばれるものと予想します。

ただ、もしそうなればAシード、Bシード併せて近畿から6校の選出となり、近畿勢が今年の花園を席巻する気配が漂います。

果たして結果はどうなるのか!?

全ての代表決定とシード校発表を楽しみに待ちたいと思います。

シード校予想まとめ

Aシード

<東日本> 

桐蔭学園(神奈川)

<西日本> 

大阪桐蔭(大阪第1) 京都成章(京都)

Bシード

 <東日本>

流経大柏(千葉) 国学院栃木(栃木)

中部大春日丘(愛知) 日本航空石川(石川)

本郷(東京第2)

 

<西日本>

東福岡(福岡) 御所実(奈良) 東海大仰星(大阪第3)

報徳学園 or 関西学院(兵庫) 常翔学園(大阪第2)

 

今年のシード校発表は11月25日(月)。

そして組み合わせ抽選会は12月7日(土)です。

楽しみに待ちましょう!

 

シード校決定(※11月25日追記)

25日に第99回全国高校ラグビー選手権のシード校が発表されました。

答え合わせも含めて選出されたチームを見ていきましょう。

Aシード

<東日本> 

桐蔭学園(神奈川)…関東大会優勝  選抜大会優勝  セブンズ優勝

<西日本> 

御所実(奈良)…近畿大会5位 選抜大会準優勝 

京都成章(京都)…近畿大会優勝 選抜大会3位

桐蔭学園京都成章は順当。

御所実は選抜大会の準優勝が評価されたことに加え、全国的に前評判の高かった天理を県予選決勝で破ったことも後押しになったと考えられます。

大阪桐蔭は間違いなく実力校ですが、今季は近畿大会で敗退し、全国レベルで結果を残していないことがAシード落ちの要因となったというところでしょうか。

福岡県代表として茨城国体で優勝しながら、選抜大会準々決勝で桐蔭学園に大敗した東福岡もAシード落ちしたことを考えると、今年は選抜大会の評価が大きく反映されているような気がします。

 

Bシード

 <東日本>

流経大柏(千葉) 国学院栃木(栃木) 東京(東京第1)

中部大春日丘(愛知) 日本航空石川(石川)

 

東日本のBシードは本郷ではなく東京が選ばれました。

これは正直驚きましたね。

東京は今季全国レベルで目立った実績がなかっただけに、本郷が都予選決勝で国学院久我山を下しこと以上に、東京が早稲田実を完封で下したことがより高く評価されたと言うことでしょう。

 

<西日本>

大阪桐蔭(大阪第1) 常翔学園(大阪第2)

東海大仰星(大阪第3) 東福岡(福岡) 佐賀工(佐賀)

 

Aシード級の実力を持つ東福岡大阪桐蔭は『恐怖のBシード』誕生と言えます。

東海大仰星常翔学園の大阪勢が全て選ばれたのも実力通りと考えられますが、残る1つに佐賀工が入ることは予想できませんでした。

佐賀工は春の選抜大会予選グループで関西学院の前に敗れており(●14-19)、実力としては兵庫県代表が上と考えていました。

ただ、その関西学院を県予選決勝で破った報徳学園は、セブンズ大会こそベスト4の実績はあれど、選抜大会には出場できていません。(近畿大会1回戦で京都成章に敗退)

選抜大会に出場したこと、さらに単独チームとして参加した10月の茨城国体の準優勝が評価されたと言うことでしょう。

予想とはなかなか難しいものですね。。。

地区別シード校数

近畿 :5校

関東 :4校

九州 :2校

北信越:1校

東海 :1校

近畿と関東勢でほぼ3分の2を占める割合となり、地域間の実力偏重は顕著な結果となっています。

今年はノーシード勢がシード校を破る『シードバック』が何試合起きるのか。

注目の組み合わせ抽選会は12月7日(土)です!

 

J SPORTSは花園全50試合を生中継!

 

<2020年度花園シード校予想↓>

【花園今年の戦力図は!?】第100回全国高校ラグビー シード校予想

コメントを残す

CAPTCHA