2020年度の花園地方予選も先週末に行われた関東ブロック予選決勝を持って全日程が終了し、63校全ての代表が決定しました。
100回目を数える今年度は出場校が例年より12校多く、日本一を懸けた一発勝負の舞台に相応しい大会。
果たして今年度の花園の勢力図はどのようになっているのか。
今年はコロナ禍により『選抜大会』、『セブンズ大会』など主要大会の中止が相次ぎ、戦力比較が難しい状況ではありますが、唯一行われた新人大会や地方予選の戦いぶりを材料に、個人的に今年の『シード校』を予想してみたいと思います。
<花園有望選手の進路>
タップできる目次
2020年度花園出場校一覧
【北海道地区】 | ||
北北海道 | 旭川龍谷 | 3年連続5回目 |
南北海道 | 札幌山の手 | 3年連続19回目 |
ブロック代表 | 函館ラ・サール | 3年ぶり3回目 |
【東北地区】 | ||
青森県 | 青森山田 | 2年連続2回目 |
岩手県 | 盛岡工 | 12年ぶり35回目 |
宮城県 | 仙台育英 | 25年連続27回目 |
秋田県 | 秋田工 | 3年ぶり68回目 |
山形県 | 山形中央 | 3年連続27回目 |
福島県 | 松韻福島 | 6年ぶり2回目 |
ブロック代表 | 黒沢尻北 | 6年ぶり6回目 |
【関東地区】 | ||
茨城県 | 茗渓学園 | 9年連続26回目 |
栃木県 | 国学院栃木 | 21年連続26回目 |
群馬県 | 明和県央 | 3年ぶり8回目 |
埼玉第1 | 川越東 | 初出場 |
埼玉第2 | 昌平 | 3年ぶり2回目 |
千葉県 | 流経大柏 | 26年連続28回目 |
東京第1 | 目黒学院 | 3年ぶり19回目 |
東京第2 | 早稲田実 | 2年ぶり7度目 |
神奈川県 | 桐蔭学園 | 6年連続19回目 |
山梨県 | 日川 | 15年連続50回目 |
ブロック代表 | 東海大相模 | 5年ぶり9回目 |
【北信越地区】 | ||
新潟県 | 新潟工 | 17大会連続45回目 |
富山県 | 富山第一 | 2大会連続12回目 |
石川県 | 日本航空石川 | 16年連続16回目 |
福井県 | 若狭東 | 5年連続32回目 |
長野県 | 岡谷工 | 2年ぶり31回目 |
ブロック代表 | 開志国際 | 初出場 |
【東海地区】 | ||
静岡県 | 東海大 静岡翔洋 | 3年ぶり11回目 |
岐阜県 | 関商工 | 3大会連続40回目 |
愛知第1 | 中部大 春日丘 | 8年連続10回目 |
愛知第2 | 西陵 | 8年ぶり40回目 |
三重県 | 朝明 | 9年連続11回目 |
ブロック代表 | 四日市工 | 初出場 |
【近畿地区】 | ||
滋賀県 | 光泉 | 2年連続10回目 |
京都府 | 京都成章 | 7年連続13回目 |
大阪第1 | 東海大仰星 | 2年連続20回目 |
大阪第2 | 大阪朝高 | 2年ぶり11回目 |
大阪第3 | 常翔学園 | 6年連続39回目 |
奈良県 | 御所実 | 2年連続13回目 |
兵庫県 | 関西学院 | 5年ぶり7回目 |
和歌山県 | 熊野 | 7年ぶり13回目 |
ブロック代表 | 報徳学園 | 5年連続46回目 |
【中国地区】 | ||
岡山県 | 玉島 | 3年連続4回目 |
鳥取県 | 米子工 | 3年連続10回目 |
島根県 | 石見智翠館 | 30年連続30回目 |
広島県 | 尾道 | 14年連続15回目 |
山口県 | 大津緑洋 | 2年ぶり30回目 |
ブロック代表 | 創志学園 | 初出場 |
【四国地区】 | ||
香川県 | 坂出第一 | 2年連続3回目 |
徳島県 | 城東 | 4年連続14回目 |
高知県 | 高知中央 | 2年連続6回目 |
愛媛県 | 松山聖陵 | 2年連続5回目 |
ブロック代表 | 新田 | 2年ぶり46回目 |
【九州地区】 | ||
福岡第1 | 東福岡 | 21年連続31回目 |
福岡第2 | 筑紫 | 5年ぶり6回目 |
佐賀県 | 佐賀工 | 39年連続49回目 |
長崎県 | 長崎北陽台 | 3年連続19回目 |
大分県 | 大分東明 | 2年連続2回目 |
熊本県 | 熊本西 | 2年ぶり13回目 |
宮崎県 | 高鍋 | 10年連続28回目 |
鹿児島県 | 鹿児島実 | 2年ぶり20回目 |
沖縄県 | 名護 | 3年連続19回目 |
ブロック代表 | 長崎南山 | 3年ぶり6回目 |
各地区有力校と展望
シード校を予想する前に、まずはシード校候補となりうる各地区の有力校を個人的な展望と共に見ていきます。
【東日本】
桐蔭学園(神奈川)
県予選決勝:〇17-14 東海大相模
<主な戦績>
・昨年度花園王者
・2020関東新人大会優勝
<コメント>
昨年悲願の花園単独優勝を成し遂げた”東の横綱”。
県予選決勝では東海大相模に苦戦はしたが、関東新人大会を圧倒的な力で制すなど今年もその実力は関東で頭一つ抜きん出ている。
花園でも”優勝候補筆頭”に挙がることは間違いない。
国学院栃木(栃木)
県予選決勝:〇73-0 佐野日大
<主な戦績>
・2019花園ベスト16
・2020関東新人大会準優勝
<コメント>
昨年の花園では3回戦敗退という成績ながら、東福岡相手に激戦を演じた(●12-17)。
関東新人大会では東海大相模、日川、目黒学院を立て続けに破り準優勝を飾るなど、関東では桐蔭学園に次ぐ位置につける。
目黒学院(東京第1)
都予選決勝:〇47-5 本郷
<主な戦績>
・2020サニックスワールドユース予選会5位
・2020関東新人大会3位
<コメント>
関東新人大会では3位決定戦で茗渓学園を破り関東3位の座を獲得。
東京都予選決勝でも3連覇を狙った本郷を相手にフォワードの力で圧倒するなど、その総合力は例年以上に高いものがある。
茗渓学園(茨城)
県予選決勝:〇88-0 日立第一
<主な戦績>
・2019花園2回戦
・2020関東新人大会ベスト4
<コメント>
強豪ひしめく茨城県で近年は”1強”の地位を築く。
関東新人大会では埼玉代表・昌平、千葉代表・流経大柏を破り4位へと躍進。
2年ぶりのシード獲得に期待がかかる。
中部大春日丘(愛知第1)
県予選決勝:〇52-5 栄徳
<主な戦績>
・2019花園ベスト16
・2020東海新人大会決勝進出(※決勝戦は中止)
<コメント>
昨年花園では3回戦敗退も、ベスト4へ勝ち進んだ常翔学園相手に15-19と好勝負を演じた。
コロナ禍により東海新人大会の決勝戦は中止となったものの、東海地区では頭一つ抜けた存在であり、”東海の雄”の座は今年も揺るがない。
日本航空石川(石川)
県予選決勝:〇125-0 鶴来
<主な戦績>
・2019花園ベスト16
・2020北信越新人大会ベスト4(※準決勝/決勝は中止)
<コメント>
近年、全国でも安定した成績を残す実力校。
北信越地区では負けなしの状態が続く。
今年もシード有力校の一つであることは間違いない。
仙台育英(宮城)
県予選決勝:〇54-0 佐沼
<主な戦績>
・2019花園1回戦
・2020東北新人大会優勝
<コメント>
かつてのシード常連校も近年全国では苦戦が続く。
しかし今年は東北新人大会決勝で秋田工を破り(〇24-0)、5年ぶりに東北王者の座へ返り咲いた。
今年の花園では”名門復活”そして”東北復権”への期待がかかる。
秋田工(秋田)
県予選決勝:〇102-0 男鹿工
<主な戦績>
・2020東北新人大会準優勝
<コメント>
東北新人大会では決勝で仙台育英に敗れ準優勝に終わるも、花園県予選決勝では準決勝で3連覇を狙った秋田中央を破り18年ぶりに決勝へ進出した男鹿工を102-0で圧倒。
男鹿工はその後の東北ブロック予選で決勝へ進んだことを鑑みると、今年の秋田工の実力は十分に高いと見る。
3年ぶりとなる花園で上位進出なるか。
流経大柏(千葉)
県予選決勝:〇78-0 専大松戸
<主な戦績>
・2019花園ベスト8
・2020関東新人大会ベスト8
<コメント>
千葉県で不動の地位を築く関東の有力校。
関東新人大会では準々決勝で茗渓学園に敗れるも、近年花園には強力なチームを作り上げて臨んでくる。
今年は果たして。
東海大相模(神奈川)
県予選決勝:●14-17 桐蔭学園
関東ブロック決勝:〇19-17 国学院久我山
<主な戦績>
・2020サニックスワールドユース予選会1位
・2020関東新人大会1回戦
・関東オータムチャレンジ優勝
<コメント>
今年1月に行われたワールドユース予選会では目黒学院、大阪朝鮮を破り優勝。
続く関東新人大会でも記録は1回戦敗退ながら、準優勝した国学院栃木相手に12-13と肉薄。
そして何より神奈川県予選で前年度花園王者の桐蔭学園と接戦(●14-17)を演じた決勝のインパクトはとてつもなく大きい。
シード校へ選出される実力は確実に有していると言える。
【西日本】
東海大仰星(大阪第1)
府予選決勝:〇19-8 大阪桐蔭
<主な戦績>
・2019花園ベスト8
・2020近畿大会優勝
<コメント>
今年2月の近畿大会では決勝で京都成章を破り(〇26-22)、久々に”近畿王者”の座に輝いた。
大阪府予選決勝では2018年度花園王者・大阪桐蔭を撃破し花園出場を決めるなど、今年の総合力は群を抜く。
2017年度大会以来となる日本一で、昨冬花園準々決勝・御所実戦で同校初の”0封負け”を喫した悔しさを晴らせるか。
東福岡(福岡第1)
県予選決勝:〇99-0 東海大福岡
<主な戦績>
・2019花園ベスト4
・2020九州新人大会優勝
<コメント>
優勝した2016年度の花園を最後に全国タイトルから遠ざかる”西の横綱”。
今年2月に行われた九州新人大会では相手を寄せ付けず15連覇を達成するなど、九州では負けなしの状態が続く。
選手層の厚さは高校ラグビー界屈指。
今年の実力は如何に。
京都成章(京都)
府予選決勝:〇28-0 京都工学院
<主な戦績>
・2019花園ベスト8
・2020近畿大会準優勝
<コメント>
近畿大会では決勝で東海大仰星に敗れたものの、準々決勝で常翔学園、準決勝で大阪朝鮮といった大阪勢を立て続けに勝利し準優勝に輝いた。
府予選決勝でもライバル・京都工学院を0封で破るなど自慢のディフェンス力は今年も健在。
大阪朝鮮(大阪第2)
府予選決勝:〇78-0 布施工科
<主な戦績>
・2020サニックスワールドユース予選会2位
・2020近畿大会3位
<コメント>
ワールドユースでは関東学院六浦、京都工学院を破り2位へ入った。
続く近畿大会でも大阪桐蔭、御所実を破って3位となるなど今年の実力は高いものがある。
大阪2番手校としてシードは確実か。
常翔学園(大阪第3)
府予選決勝:〇47-7 同志社香里
<主な戦績>
・2019花園ベスト4
・2020近畿大会5位
<コメント>
近畿大会では準々決勝で京都成章に敗れるも、順位戦で御所実、関西学院を破り5位へ入り、大阪府予選決勝では充実の同志社香里を圧倒。
主力に昨年の花園を経験したメンバーも多く、ピークはここからか。
関西学院(兵庫)
県予選決勝:〇34-10 報徳学園
<主な戦績>
・2020近畿大会6位
<コメント>
近畿大会では天理(〇21-19)、常翔学園(●21-22)、東海大仰星(●7-34)ら実力校と好勝負を演じ、全国でも戦える力を持っていることを証明した。
兵庫県予選決勝では、その後近畿ブロック予選を制したライバル・報徳学園を圧倒。
一人一人のディフェンス力は高いものがあり、今大会台風の目となる可能性大。
佐賀工(佐賀)
県予選決勝:〇175-0 鳥栖工
<主な戦績>
・2019花園ベスト16
・2020九州新人大会準優勝
<コメント>
九州新人大会では準々決勝で高鍋、準決勝で大分東明を破り2位に入るなど、九州2番手の座を維持。
近年花園ではなかなか3回戦の壁を越えらるずにいるが、看板の強力フォワードは今年も健在。
長崎北陽台(長崎)
県予選決勝:〇36-15 長崎南山
<主な戦績>
・2019花園2回戦
・2020九州新人大会ベスト8
<コメント>
新人大会では優勝した東福岡に敗れ(●15-33)ベスト8敗退も、この試合は同大会でヒガシが最も苦戦した内容だった。
花園長崎県予選決勝では、その後九州ブロック予選を制した長崎南山に快勝している点も評価は高いと見る。
御所実(奈良)
県予選決勝:〇19-14 天理
<主な戦績>
・2019花園準優勝
・2020近畿大会ベスト8
<コメント>
昨季花園で準Vに輝くも、今季は近畿大会で準々決勝敗退、順位戦でも常翔学園に敗れるなど、新チーム結成直後の成績は振るわなかった。
それでも奈良県予選では前評判の高かったライバル・天理を撃破してくる辺りはさすが。
尾道(広島)
県予選決勝:〇55-3 崇徳
<主な戦績>
・2019花園2回戦
・2020選抜大会中国ブロック予選優勝
<コメント>
今年度の中国王者。
昨冬花園で『史上最大FW』擁する京都成章を、スクラムで押し込んだ姿は圧巻だった。
石見智翠館(島根)
県予選決勝:〇114-0 出雲
<主な戦績>
・2019花園ベスト16
・2020選抜大会中国ブロック予選準優勝
<コメント>
かつてのシード常連校もここ2年はノーシードが続く。
中国大会では決勝で尾道に敗れ準優勝(●7-21)。
ただ、今年の菅平合宿では国学院栃木、航空石川、天理、茗渓学園など強豪校を次々に撃破したという情報もある。
今大会の要注目チーム。
報徳学園(兵庫)
県予選決勝:●10-34 関西学院
近畿ブロック決勝:〇15-7 天理
<主な戦績>
・2019花園2回戦
・2020近畿大会1回戦敗退
<コメント>
今シーズンは近畿大会1回戦で京都成章に敗退し(●19ー33)、兵庫県予選決勝でも関西学院に力負けするなどここまで目立った成績は残せていない。
しかし、近畿ブロック予選で京都工学院、天理といった並み居る強豪校を制し、花園出場権を掴み取ったインパクトはやはり大きい。
シード校予想
それではここから上で挙げた有力校をベースにシード校予想をしていきたいと思います。
ただ、今年は出場校が例年より12校多いため、シード校を例年のように選出するかどうかについても現時点でまだ公式発表はありません。
従い、ここではあくまで個人的な予想として、
例年通りの13校制:Aシード3校 / Bシード10校(東西5校ずつ)を”パターン①”、
そして今年勝手に有力と見ている12校制:Aシード4校(東西2校ずつ) / Bシード8校(東西4校ずつ)を”パターン②”
として、それぞれ考えてみたいと思います。
パターン①(A3校/B10校)
Aシード
<東日本> 桐蔭学園(神奈川)
<西日本> 東海大仰星(大阪第1) 東福岡(福岡第1)
関東、近畿、九州地区王者のこの3校は、Aシードの座は揺るぎがないと見る。
Bシード
<東日本>
国学院栃木(栃木) 目黒学院(東京第1) 茗渓学園(茨城)
中部大春日丘(愛知) 日本航空石川(石川)
東北1位、2位の仙台育英、秋田工も有力候補だが、やはり関東勢の力が一枚上か。
もし”地域分散”が選出のポイントとなるのであれば、茗渓学園の代わりに秋田工(秋田)を選出したいところ。
”関東ブロック代表”の東海大相模は実力的には確実にこの中へ入ってくると見るが、シードはあくまで”県予選優勝校”から選出されるものとし、ここでは含めていない。
<西日本>
京都成章(京都) 大阪朝鮮(大阪第2) 常翔学園(大阪第3)
関西学院(兵庫) 長崎北陽台(長崎)
西日本はどうしても近畿勢の名前が並んでしまう。
ただ、Aシード候補の東海大仰星含め大阪から3校の選出は、どうしても偏りが強くなる。
その場合、常翔学園の代わりに石見智翠館(島根)を選出したい。
九州地区からは九州2位の佐賀工と迷うところだが、ブロック予選を制した長崎南山に勝利した長崎北陽台の評価がやはり高くなると見る。
パターン②(A4校/B8校)
Aシード
<東日本> 桐蔭学園(神奈川) 国学院栃木(栃木)
<西日本> 東海大仰星(大阪第1) 東福岡(福岡第1)
Aシード4チーム制の場合は、上で挙げた3チームに関東2位の国学院栃木を加えたい。
国学院栃木のAシード獲得は2014年度の94回大会以来となり、この時は初戦の2回戦で大分舞鶴に敗れるという波乱が起きた(●19-31)。
苦い思い出を払拭できるかにも注目。
Bシード
<東日本>
目黒学院(東京第1) 茗渓学園(茨城)
中部大春日丘(愛知) 日本航空石川(石川)
4校の場合は関東2、東海1,北信越1校とバランスが取れる。
<西日本>
京都成章(京都) 大阪朝鮮(大阪第2)
関西学院(兵庫) 長崎北陽台(長崎)
西日本から4校に絞ることは非常に難しいが、最終的に選んだのは近畿3,九州1のこの形。
特に常翔学園と関西学院は悩ましいところだが、近畿ブロック予選を制したのが兵庫県のチーム(報徳学園)ということもあり、関西学院を優先的に選出すると見る。
ただ、もしこの形となれば、常翔学園、御所実、石見智翠館、尾道、佐賀工などがノーシードへ流出し、1回戦からとんでもないカードが実現する可能性が出てくる。
果たして今年はどこがシード校に選出されるのか。
そして組み合わせはどのようになるのか。
抽選が行われる12月5日(土)を楽しみに待ちたいと思います。
シード校決定(追記)
12月3日に日本ラグビー協会よりシード校が発表されました。
決定したのは以下の8校。
目黒学院(東京第1) 桐蔭学園(神奈川)
京都成章(京都) 東海大仰星(大阪第1)
大阪朝鮮(大阪第2) 御所実(奈良)
関西学院(兵庫) 東福岡(福岡)
<選出理由>
●シード校数は8校。
●第91回大会から第99回大会でのベスト8進出の都道府県を集計し、上位8都道府県の代表校をシード校とする。
と言うことで、今年は当該年度の成績ではなく、過去の実績からシード校が選出される形となりました。
個人的に思うところはありますが、コロナ禍により多くの大会が中止に追い込まれ、情報・材料不足の中での決断ということでしょうから、まずはこの決定を尊重したいと思います。
一つ言えることは、出場校数が増える中、シード校数が例年(13校)より少なくなったことで、多くの強豪校がノーシードへ流出するということ。
それはつまり、1回戦から”強豪同士のガチンコ対決”が多く出てくることを意味します。
”国学院栃木vs常翔学園”
そんな夢のようなカードが実現するかもしれませんね。
12月5日の組み合わせ抽選会が楽しみです!
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