14年間九州のトップに君臨する”西の横綱”東福岡

しかし、そんな同校も箸本龍雅主将(現・明大3年)が率い『高校三冠』を達成した2016年度を最後に、全国タイトルから遠ざかっています。

今季のターゲットはもちろん4年ぶりの王座奪還。

まずは九州の強豪が集う全九州新人大会が、仕切り直しの舞台となります。

九州のトップ、そして全国選抜大会出場権5枠を巡る戦い。

”ヒガシ”の15連覇か!?

長崎北陽台、佐賀工の意地が爆発するのか!?

戦いの軌跡を追っていきます。

<2021年度新人大会↓>

【九州大会2021速報】高校ラグビー 第43回木元杯全九州高校新人大会

【近畿大会2021速報】高校ラグビー 第72回近畿高校新人大会

第42回木本杯全九州高校新人大会概要

日程

<日程>

2月22日(土) 一回戦

2月23日(日) 準々決勝

2月25日(火) 準決勝

2月26日(水) 決勝・3位決定戦・5位決定戦

<開催場所>

鹿児島県薩摩郡さつま町北薩広域公園

出場校

福岡1位東福岡
2位筑紫
佐賀1位佐賀工
2位鳥栖工
長崎1位長崎北陽台
2位海星
熊本1位熊本西
2位専大玉名
大分1位大分東明
2位大分舞鶴
宮崎1位高鍋
2位日向
鹿児島1位鹿児島実
2位鹿児島工
沖縄1位名護
2位読谷

同大会14連覇中の絶対王者・東福岡は、先週末に行われた福岡県予選決勝で筑紫を78-7で圧倒。

主力が卒業しても層の厚さは高校ラグビー界随一で、今年も優勝候補筆頭であることは間違いありません。

続くのは昨年同大会準優勝校にして花園Bシードの佐賀工、そして昨季同3位の長崎北陽台も県予選では圧倒的な力を見せており、この3校を軸に上位争いが繰り広げられそうです。

そして大分県では、昨冬花園県予選において、33年間続いた大分舞鶴の1強時代に終止符を打った大分東明が、新人戦決勝でも大分舞鶴を制し(○33-10)、2年連続で大分県1位として同大会への出場を決めました。

昨季は同大会5位決定戦で高鍋(宮崎)に敗れ惜しくも6位となるも、その活躍が評価され実行委員会推薦枠で選抜大会初出場。

予選プールで尾道(○18-15)、黒沢尻工(○48-0)といった強豪校を撃破するなど、全国でも戦えるポテンシャルを有していることは既に証明済み。

フィジーからの強力な留学生NO.8コナイヤ・ブル選手と、CTBジョアペ・ナホ選手が最終学年を迎える今季は、昨季以上の躍進が期待されます。

九州ラグビー界に新風を吹き込む同校が、今大会でどのような活躍を見せてくれるのか。

楽しみにしたいと思います。

 

そして沖縄県では、新人大会県予選で花園常連校・名護相手に12-15と肉薄した読谷が2位となり、同大会への出場を決めました。

部員数に苦しんでいた2018年度に、経験者7名を含む19名が新入生として入部し復活。

昨年はその学年が中心となった1,2年生だけのチームで、6月に行われた全九州大会へ出場。

初戦で佐賀県2位の鳥栖工を破る(○46-5)など、大きく躍進を遂げました。

2018年に入部した黄金世代が最終学年を迎える今季は、同校初の全国大会出場も射程圏内。

是非九州の舞台で経験を積んで欲しいと思います。

 

組み合わせ

2月10日に九州ラグビー協会のHP上で組み合わせが発表されました。

(情報元:九州ラグビーフットボール協会HP)

順当に行った場合、東福岡と長崎北陽台の実力校が、準々決勝で当たる組み合わせとなりました。

敗れた方は選抜大会出場のためには、敗者戦&5位決定戦で1枠を争うこととなり、非常に厳しい状況となりそうです。

そして、個人的に注目校として挙げていた大分東明と読谷が、まさかの1回戦で激突することになってしましたね。。。

どちらも頑張って欲しいですが、読谷にとっては九州でも上位の実力を持つであろう格上の東明が相手。

臆すること無く挑んでいって欲しいと思います。

激戦は2月22日スタート。

楽しみましょう。

試合結果

1回戦(2/22)

東福岡○75-0専大玉名
鳥栖工0-116○長崎北陽台
名護27-28○日向
大分舞鶴17-33○鹿児島実
熊本西5-10○筑紫
読谷10-38○大分東明
高鍋○22-0鹿児島工
海星10-66○佐賀工

70点差以上ついた試合がわずか2試合。

同じ点差の試合が8試合中5試合もあった昨年と比べると、各県代表の力が均衡している傾向が窺えます。

沖縄県代表は、昨年名護が大分舞鶴に0-83、美里工が鹿児島玉龍に0-75と、両チームとも厳しい現実を見せつけられましたが、今年は名護が日向相手に1点差、読谷は大分王者の大分東明相手に10-38と善戦。

特に読谷にとっては、九州でも上位クラスの東明とここまで戦えたことで、『全国でもやれる』という大きな手応えを得ることができたのではないでしょうか。

選抜出場はなりませんでしたが、同校史上初の花園出場へ向け、黄金世代のさらなる成長に期待したいと思います。

準々決勝(2/23)

東福岡○33-15長崎北陽台
日向7-84○鹿児島実
筑紫31-40○大分東明
高鍋7-40○佐賀工

事実上の決勝とも見られた東福岡対長崎北陽台の一戦が、準々決勝で早くも実現。

前半北陽台が10-7とリードで折り返し番狂わせの雰囲気も漂いましたが、後半自力を発揮した東福岡が逆転で勝利。

しかし、高校日本代表監督も兼務する品川監督が、前週(2/17~20)は代表合宿で不在となる中、九州の絶対王者”ヒガシ”へ肉薄した北陽台のこの戦いぶりは見事です。

「自分たちで考えてやれるチーム」

と、同監督がかねてから語る通り。

本当に大人なチームですね。

 

準決勝(2/25)

東福岡○48-0鹿児島実
大分東明7-24○佐賀工

 

<順位戦>

長崎北陽台○78-5日向
筑紫○31-26高鍋

順位決定戦(2/26)

5位決定戦

長崎北陽台○51-12筑紫

北陽台が筑紫を退け、5位の1枠を巡る激しい戦いを制しました。

これで3大会連続での選抜出場となります。

3位決定戦

鹿児島実○31-24大分東明

前半7-24と17点のビハインドを背負った大分東明は、後半28分のトライなど3連続トライで同点においつく粘りを見せます。

しかし、迎えた後半ロスタイム。

自陣で東明ボールを奪った鹿児島実が、グラウンドを大きく使う展開を見せ最後は途中出場のプロップ16番が勝ち越しのトライ。

見事3位へ輝きました。

鹿児島県勢の3位入賞はいつ以来ぶりなんでしょうか。

選抜大会での躍進にも期待がかかりますね。

決勝戦

東福岡○50-14佐賀工

※東福岡は15年連続20回目の優勝。

昨年の決勝と同じ顔合わせとなった決勝は、前後半通じて7トライを挙げた東福岡が佐賀工を下し同大会15連覇を達成。

ただ、昨年は全4試合で得点394、失点わずか”3”と圧倒的な力で制しましたが、今年は得点206、失点29とその差は縮まりつつあります。

”ヒガシ”の勢いに陰りが見えているのか、それとも他校のレベルが大幅に向上しているのか。

選抜大会での九州勢の活躍で、その答えが見られそうですね。

最終順位

優勝 東福岡

2位 佐賀工

3位 鹿児島実

4位 大分東明

5位 長崎北陽台

上記5校が全国選抜大会への出場権を獲得しました。

3位へ躍進した鹿児島実は出場校中最多ブランクの8大会ぶり。(2番目は目黒学院の7大会ぶり。)

2年連続となる大分東明は、昨年度は推薦枠での出場となっており、自力での出場は今大会が初。

選抜大会での活躍に期待したいですね。

<2021年度新人大会↓>

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