【第2節出場選手＆見どころ①】関西Aリーグ 同大vs立命/京産vs関大

2020年度関西Aリーグ第2節の出場メンバーと見どころをお伝えしていきます。

第2節対戦表

京都産業大 - 関西大

スターティングメンバー

※太字は前節からの変更メンバー(ポジション変更含む)

京都産業大学

関西大学

※リザーブ含むメンバー表はこちら

見どころ

昨季はAリーグでの対戦なし。

京都産業大学

･前節途中出場から劇的逆転トライを記録した三木皓正選手(1年･京都成章)がAリーグ初スタメン。

･本来フランカーの田中利輝主将(4年･東海大仰星)を昨季リーグ第4節以来となる④番に上げ、前節④番の樋口選手を⑤番へ回すなど、三木選手を生かす布陣を組んできた。『高校ジャパン』に名を連ね、京都成章では主将も務めたルーキーへの期待の高さがうかがえる。

･バックスは前回から変更はなし。立命館相手に秀逸なゲームメイクを見せた⑩西仲 隼選手(2年･近大附)、⑫家村健太選手(2年･流経大柏)の”2年生コンビ”に、この試合も期待。

･立命館戦では交代枠を3つしか使用せず、ほぼ同じメンバーで80分間を戦い抜いた。次週同志社戦はリーグトップ通過を懸けた総力戦となることが予想されるため、この試合ではリザーブ選手も多く起用し、若いメンバーにもAリーグの舞台を経験させたいところ。

･前節、歓喜の逆転劇でチームは好スタートを切ったが、関大も同志社へ肉薄し自信を深めて挑んでくる。受けに回らず、前半から得意のフォワード戦で圧力をかけていきたい。

関西大学

･フォワードは前節のスタメンから、⑦栗本勘司選手(3年･報徳学園)が新たに入った。報徳学園時代、たゆまぬ努力で未経験選手として唯一花園のレギュラーに名を連ねた同選手。チームのために身体を張り、ハードワークする姿に注目。

･バックスは⑩山田駆選手(4年･報徳学園)、⑬花田康輔選手(4年･東海大福岡)、⑭勝又佑介選手(4年･常翔学園)を入れてきた。敗れれば後がなくなる重要なゲーム。下級生時代から試合に出場してきた4年生の経験に期待したい。

･同志社戦では規律あるディフェンスとセットプレーでの安定感が光った。フォワードに特別な拘りを持つ京産大に対してどう挑むか。

･Aリーグでも十分戦えることは既に証明済み。フォワード戦で堂々と渡り合うことが出来れば、この試合も面白くなる。

同志社大 - 立命館大

スターティングメンバー

※太字は前節からの変更メンバー(ポジション変更含む)

同志社大学

立命館大学

※リザーブ含むメンバー表はこちら

見どころ

昨季はリーグ最終戦で対戦し、32-17で同志社が快勝している。

同志社大学

･フォワード前5人は前節と同じメンバーで臨む。

･バックローには中尾主将に加え、⑧木原音弥選手(3年･東福岡)と⑦梁本旺義選手(2年･常翔学園)を入れてきた。共にリーグ戦初スタメン。『世代別代表』に名を連ねる逸材2人の爆発に期待したい。

･バックスは前節センターを務めた桑山太一選手(4年･国学院久我山)をフルバックに下げ、ウィングだった岡野喬吾選手(1年･常翔学園)をセンターに上げるなど、大きくテコ入れを図ってきた。

･中でも昨年『U20日本代表』として世界を舞台に活躍したエース⑭山口楓斗選手(3年･東海大福岡)の復帰は一番のGood News。異次元のスピードとキレキレのステップが炸裂するか。

･そして⑪番に入るのはルーキー内田遥太朗選手(1年･大分舞鶴)。2年連続で『セブンズユースアカデミー』に選出され、昨年8月には『7人制高校日本代表』としてフィジー遠征に参加した逸材が、いよいよそのベールを脱ぐ。

･バックスに屈指のタレントを擁すチーム同士、各ポジションでのマッチアップは見応えあり。初戦の負けによりこの試合へ全てを懸けてくる立命館をメンタルと総合力で上回り、連勝で上位通過を決定させたい。

立命館大学

･フォワードは京産大と渡り合ったメンバーに変更はなく、同じ布陣でこの試合も臨む。

･バックスは⑨番⑩番⑮番のセンターラインを入替えるなど大きな変更を加えてきた。

･⑨松本涼志選手(4年･立命館宇治)は昨季第4節以降スタメンに定着し、今季はチームの副将。⑩宮嵜隼人選手(2年･報徳学園)は昨季ジュニアリーグで活躍し、報徳らしくスキルフルな好選手。そして⑮吉本匠希選手(1年･常翔学園)は昨冬花園ベスト4常翔学園の”絶対的エース”。

･⑬木田晴斗選手(3年･関西大倉)中心にどの選手も決定力が高く、見ているだけでワクワクする布陣。

･Aリーグでの対同志社戦は、ジャパンでも活躍したHO庭井祐輔主将(現/キャノン)が率いた2013年以来、勝利がない分の悪いカード。

･点の取り合いは見ている方としては魅力的だが、その展開では同志社の攻撃力を生かす形となるため、前節京産大戦で見せた粘りのディフェンスでロースコアの接戦に持ち込みたい。7年ぶりの勝利でリーグ優勝、そして大学選手権出場へ望みを繋ぐことができるか。

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【第2節ゲームレビュー】関西Aリーグ 同志社大学vs立命館大学

テレビ中継

以下チャンネルでLive放送あり。

fa-external-linkJ Sports オンデマンド(有料)

fa-external-link関西ラグビー協会YouTubeチャンネル

※11月14日に関西ラグビー協会より、リーグ第2節以降のYouTube配信を中止する旨のアナウンスがありました。

放映権の問題は確かに懸念された部分ではありましたが、コロナ禍で外出を自粛するファン、遠方から贔屓のチームを応援したいファンにとってこのLive中継は強い味方であり、関西のファン層拡大に大きく寄与する取り組みだと感じていたため、この決定は非常に残念です。

<第3節出場メンバー＆見どころ↓>

【第3節見どころ】関西Aリーグ2020 同大vs京産 / 天理vs関学

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【第2節ゲームレビュー】関西Aリーグ 同志社大学vs立命館大学

<大学選手権組み合わせ予想↓>

【最新順位と組み合わせ予想】第57回全国大学ラグビー選手権大会