前年度のリーグ2位から一転、昨季は6位と苦しんだ立命館大学

創部90周年のメモリアルイヤーに結果を残すことが出来ず、悔しさが残るシーズンを過ごしました。

”群雄割拠”と言われて久しい関西Aリーグ。

リーグ4連覇の天理大を除くと、2位以下は毎年順位が入れ替わる激しい争いが繰り広げられます。

2013年度を最後に遠ざかる”関西制覇”へ。

今年加入した新入部員を見ていきたいと思います。

2020年度新入部員一覧

PO氏名出身校サイズ代表歴
PR末永 天仙台178/120代表候補
PR山下光流明善181/113
PR前川和輝天理169/97
HO安倍薫平東海大仰星172/95代表候補
HO新井優大洛北165/92
LO木本佳佑関大北陽184/102
LO泰地風我常翔学園190/105
LO福江仙太郎鳴尾187/88
LO宮城雄真京都成章186/100
FL伊藤優汰城東173/78
No.8
FL
LO
服部 峻東福岡177/96
SH北村瞬太郎國學院栃木168/70
SH山際稜多郎岐山175/73
SO
CTB
森 駿太東福岡171/82代表候補
CTB有吉 健東福岡176/86
CTB大西馨汰静岡聖光
学院
164/87
CTB菱田一風樹國學院栃木177/86
CTB福田凌一朗城南175/77
CTB梁井大希尾道171/87
CTB
WTB
矢内裕人桐生第一182/717'sアカデミー
WTB山本 樹中部大
春日丘
166/75
WTB
FB
久保田貫太筑紫170/73
SO
FB
吉本匠希常翔学園183/81代表候補

(情報元:立命館大学ラグビー部HP)

総勢23人が新たに加入することとなりました。

他強豪校と比較すると人数は少なめながら、驚かされるのはそのレベルの高さ。

代表クラスの選手は、最終選出メンバーこそいないものの、代表候補に選ばれた選手は4人

この人数は大東大と並び全体4位、関西勢の中では同志社の5人に次ぐ2番目の多さです。

さらに東福岡、常翔学園、東海大仰星、天理など、名だたる強豪校でレギュラーを務めた選手も多く存在するなど、前年度6位チームとは思えないほどの豪華な顔ぶれと言えます。

注目はこの選手たち!

強力なフロント陣

立命館といえばやはり強力フォワードとスクラム。

おのずとフロントローに目が行ってしまいます。

目玉は花園ベスト8の東海大仰星の中心メンバーにして、高校日本代表候補のHO安部薫平選手。

接点での豊富な仕事量に加え、守備範囲の広いタックルなど、”仰星のフォワード”らしく攻守において機動力に優れた好選手。

同ポジションには、昨年リーグ全試合でスタメン出場を果たし、今季の副将に就任した島田久満選手(4年・東海大仰星)や、2017年度の花園優勝メンバーでもある横尾太一選手(3年・東海大仰星)も在籍。

同じく日本一メンバーの一人PR百地龍之介選手(3年・東海大仰星)と共に、仰星で実績を残したタレントが多く名を連ねます。

 

そして、昨年のレギュラーが抜けたプロップ陣。

ここの注目選手は奈良の強豪・天理で2年生から1番を背負った前川和輝選手に、178cm/120kgのサイズが魅力の末永天選手(仙台)。

特に末永選手は全国的には無名校出身ながら、2年生の時に、全国の隠れた逸材を発掘する『第4回TIDキャンプ』に選ばれ頭角を現わすと、3年生では逸材の揃う”1番”のポジションで高校日本代表候補に選手。

共に選ばれたメンバーを見ると、これがいかに凄いことかよく分かりますね。

(情報元:日本ラグビーフットボール協会HP)

立命館”強力フォワード”の一員として、最適なメンバーがフロントローへ加入したと言えますね。

 

それ以外にも、東福岡”不動のロック”服部峻選手、

花園に出場できない合同チームのメンバーから選ばれる『もう一つの花園』に、西軍代表として出場した福江仙太郎選手(鳴尾)、

そして、”四国の雄”・城東で1年生からレギュラーを張り、昨春の選抜大会では札幌山の手、慶應義塾を破るなど、徳島県勢初の”選抜2勝”を達成したチームで副将を務めた伊藤優汰選手など多士済々。

サイズは小柄ながら、チームのために身体が張れ、機動力とトライを取る嗅覚に優れる伊藤選手は、個人的に大学でのブレイクを期待する選手の一人です。

”花園”を席巻した逸材

バックス陣の注目プレーヤーは何と言ってもこの選手でしょう。

花園ベスト4・常翔学園の”絶対的エース”FB吉本匠希選手。

広いストライドから繰り出される懐の深いラン、瞬時にトップギアに入る加速力、そして卓越したボディバランスなど、フィニッシャーに求められる資質を全て高いレベルで持ち合わせる同選手。

花園準々決勝でAシード京都成章を撃破した試合での2トライは、まさに圧巻でした。

花園を放送するMBS(毎日放送)が選ぶ未来の日本代表候補としても特集された同選手。※現時点で7人の内の1人

その期待度はますます高まるばかりです。

 

他にも、名門・国学院栃木で1年生から花園へ出場し、3年生では主将と共に学生コーチも務めた北村瞬太郎選手。

明治大で活躍する森勇登選手(東福岡-明大4年)を兄に持ち、自身も”ヒガシの10番”を背負って活躍したSO森駿太選手に、広い視野を持つ”ヒガシのチャンスメーカー”CTB有吉健選手の東福岡勢。

そして、2年生から国栃の”不動の13番”に君臨したCTB菱田一風樹選手、突破力に優れる尾道の主力CTB梁井大希選手、静岡聖光学院の”カリスマ主将”CTB大西馨汰選手など、特に”センター陣”の層が厚く、楽しみな逸材が並びます。

 

CTB木田晴斗選手(3年・関西大倉)、SO江良楓選手(3年・大阪桐蔭)、FB安井拓馬選手(2年・東海大仰星)ら若い選手が躍動する立命館バックス陣において、彼らがどうレギュラー争いへ絡んでいくのか。

楽しみは尽きません。

躍進の鍵はディフェンス

昨年は開幕戦で近大に不覚を取ると、”試合の入りの悪さ”を克服することができず、第5節終了時点で1勝4敗と低迷。

早々に大学選手権出場に黄信号が灯るなど、苦しいシーズンを過ごす結果となりました。

攻撃力は申し分がないだけに、やはり低迷の大きな要因はディフェンス力。

2位と躍進した前年度と比較すると、その差は明らかです。

<2018年度>総失点:156点 / 平均失点:22点

<2019年度>総失点:249点 / 平均失点:36点

『攻撃的なディフェンス』を標榜するチームにとっては、この部分の改善は急務。

東海大仰星でも副キャプテンを経験し、今年新たにキャプテンへ就任した庄司拓馬主将の立て直しに期待したいところです。

関西でも有数の選手層を誇る”タレント軍団”立命館大学

この位置にいていいチームではありません。

<2020年戦力予想は↓>

【戦力予想2020】関西Aリーグ 立命館大学 ~FW編~

(最新)【戦力予想2020】関西Aリーグ 立命館大学 ~BK編~

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