6月6日(日)に行われた関東大学ラグビー2021春季大会第6節。
早稲田vs日大戦を中心に各試合のレビューとハイライト動画をまとめていきます。
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第6節試合結果
<2021年6月6日>
13:00 | A | 早 大 | 〇31-17 (試合終了) | 日 大 | 早大G |
13:00 | A | 明 大 | 〇28-26 (試合終了) | 東海大 | 明大G |
13:00 | B | 帝京大 | 〇45-5 (試合終了) | 法政大 | 帝京G |
11:00 | C | 青学大 | 〇34-28 (試合終了) | 東洋大 | 青学G |
早稲田大 〇31-17 日本大
ハイライト
早稲田は接点の部分で日大に押し込まれるシーンが目立つも、有利に組めたスクラムなどセットプレーを武器に落ち着いた試合運びを見せ、難敵日大を撃破。
『太田尾新体制』にとっても嬉しい公式戦初勝利となった。
FW/BKの連携面、苦しんだブレイクダウン、モールディフェンスなどは今後の課題。
それでも、公式戦初スタメンとなった⑫岡﨑颯馬選手(2年・長崎北陽台)が華麗なパスワークで随所に輝きを放ち、スタメン復帰した”エース”⑮河瀬諒介選手(4年・東海大仰星)、大学で初のナンバーエイトに入った”黄金ルーキー”⑧佐藤健次選手(1年・桐蔭学園)らが80分間プレーできたことは何よりの収穫。
来週の同志社との招待試合(@瑞穂)が中止となったのは残念だが、次節流経大戦(6/20)にこのいい流れを持っていきたいところだ。
一方の日大は後半、モールで連続してトライを奪うなどフォワードの推進力は随所に見せつけたが、強みのスクラムにおいてレフリーとの解釈の違いに苦しみ、最後までペースを掴むことが出来なかった。
早稲田の①小林賢太副将(4年・東福岡)が再三レフリーに確認を求める姿が見られたように、今回のレフリーは対話を重視するスタイル。
その意味では試合の中での対応力・修正力という点で、FL飯田光紀主将(4年・日川)不在の影響が出てしまったように感じた。
それでも、勢いに乗ったときの圧力、自然発生的に沸きあがる味方を鼓舞する声など今年の日大からは、昨年選手権を制した天理大のようなチームとしての一体感が感じられる。
SH前川李欄選手(2年・目黒学院)ら若手を中心に昨季の主力も多く残っており、今後連携面がさらに深まってくれば、今季台風の目になる予感がひしひしと伝わってくる。
秋シーズンがますます楽しみだ。
メディアレビュー
明治大 〇28-26 東海大
ハイライト
ドライビングモールで明治を粉砕した東海の圧力は圧巻の一言。
今季のフォワードの充実ぶりを十分に感じさせてくれる内容だった。
ただ、密集サイドのディフェンスという面ではまだまだこれから。
この試合はフォワードを起点に得点を重ねられながらも、最後まで粘り強く戦った明治のフィットネスと意地が上回ったような印象だった。
中でも、今季副将へ就任し、4年目でスタメン奪取に挑む大石康太選手(4年・國學院久我山)が、試合を決めるトライ含む2本のトライを奪ったことは嬉しいニュース。
次週エコパで行われる帝京との一戦(6/13)は、両校の現在地を占う大一番となりそうだ。
メディアレビュー
帝京大 〇45-5 法政大
ハイライト
最後得点は離されたものの、法政にとっては十分に可能性を感じさせてくれる内容だった。
特に、⑮石岡玲英選手(2年・御所実)、⑭坂田龍之介選手(3年・東海大仰星)ら自慢のバックスリーがこの試合でも躍動し、フォワード陣が対抗戦でも確実に上位レベルの帝京と渡り合うことができたことは今後に向けて大きい。
春季大会はこの試合で終了となるが、秋シーズンでは「今年の法政は違う」という姿を大いに見せてくれることを期待したい。
メディアレビュー
第7節試合予定
【6月13日(日)】
<春季大会>
13:00 | B | 筑波大 | 〇52-17 (試合終了) | 中央大 | 三郷 |
13:00 | B | 日体大 | 17-76〇 (試合終了) | 大東大 | 日体G |
11:00 | C | 東洋大 | 〇80-7 (試合終了) | 成蹊大 | 成蹊G |
13:00 | C | 青学大 | 27-36〇 (試合終了) | 専修大 | 青学G |
13:00 | C | 関学大 | 〇70-12 (試合終了) | 立教大 | 関学G |
<静岡県ラグビーカーニバル>
14:00 | 招待 | 明治大 | 28-32〇 (試合終了) | 帝京大 | エコパ |
チケット販売:チケットぴあ ※発売中
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