すっかり春の風物詩として定着した『春の選抜大会』。

昨年は桐蔭学園が、冬の花園決勝と同一カードとなった御所実との決勝戦を制し、東福岡以来となる史上2校目の3連覇を達成。

平成最後の大会で偉業を成し遂げました。

21回目を迎え、令和初となる本大会へ名乗りを挙げるチームはどこか。

各地で行われている予選ブロックの結果と、出場校を見ていきます。

<2021選抜予選&出場校一覧↓>

【選抜への道2021】第22回全国高校ラグビー選抜大会 出場校一覧

【近畿大会2021速報】高校ラグビー 第72回近畿高校新人大会

【九州大会2021速報】高校ラグビー 第43回木元杯全九州高校新人大会

2020年度全国選抜ラグビー大会概要

日程・会場

<日程>

2020年3月24日(火)~3月31日(火)

<開催場所>

熊谷スポーツ文化公園熊谷ラグビー場、補助陸上競技場

出場校

出場校一覧

ブロック(枠)学校名出場回数新人大会
北海道(2)札幌山の手16大会連続16回目優勝
函館ラ・サール2大会ぶり4回目2位
東 北(3)仙台育英2大会ぶり17回目優勝
秋田工5大会連続12回目2位
青森山田初出場3位
関 東(6)
(前年度優勝
1枠含む)
桐蔭学園18大会連続19回目優勝
国学院栃木2大会連続7回目2位
目黒学院7大会ぶり2回目3位
茗渓学園2大会ぶり12回目4位
流経大柏4大会連続14回目5位
川越東3大会ぶり2回目5位
北信越(2)-優勝
-2位
東 海(2)中部大春日丘4大会連続11回目
西陵4大会ぶり8回目
近 畿(5)東海大仰星8大会連続19回目優勝
京都成章2大会連続9回目2位
大阪朝鮮3大会ぶり8回目3位
大阪桐蔭2大会ぶり8回目4位
常翔学園4大会ぶり12回目5位
中 国(1)尾道8大会連続13回目優勝
四 国(1)松山聖陵5大会ぶり2回目優勝
九 州(5)東福岡14大会連続17回目優勝
佐賀工
8大会連続15回目2位
鹿児島実
8大会ぶり2回目
3位
大分東明2大会連続2回目4位
長崎北陽台3大会連続7回目5位
開催県(1)昌平2大会ぶり2回目
実行委員会
推薦枠(4)
-
-
-
-

※東海大会決勝戦、北信越大会準決勝、決勝はコロナウィルス対策の影響により中止が決定。

各予選ブロック決勝戦スコア

【北海道大会】

札幌山の手 ○33-0 函館ラ・サール

3大会連続新人戦決勝の顔合わせとなった南北海道のライバル対決は、札幌山の手が函館ラ・サールを零封で下し優勝を飾りました。

【東北大会】

仙台育英 ○24-5 秋田工

近年、秋田県1強の様相を呈していた東北ブロックですが、復活をかける仙台育英が名門・秋田工を下し、5年ぶりに東北王者へ返り咲きました。

【関東大会】

桐蔭学園 ○48-0 国学院栃木

桐蔭学園の強さは今年も盤石。

関東大会4連覇王者として、選抜史上初の4連覇へ挑みます。

【北信越大会】

3月8日(日)決勝

※コロナウィルス対策により3月7日、8日に予定されていた準決勝、決勝は中止となりました。

【東海大会】

2月29日(土)決勝

中部大春日丘 ー 西陵

※コロナウィルス対策により29日に予定されていた決勝戦は中止となりました。

【近畿大会】

東海大仰星 ○26-22 京都成章

東海大仰星が昨年同大会決勝で屈した京都成章へリベンジを果たし、2016年度以来4年ぶりの優勝を飾りました。

2015年から遠ざかる『春の王者』奪還へ。近畿王者の挑戦が始まります。

【中国大会】

尾道 ○21-7 石見智翠館

わずか1枠を争う中国ブロックは、尾道が石見智翠館との『隣県ライバル対決』を制し、2大会ぶりの優勝。

選抜出場権を獲得しました。

【四国大会】

松山聖陵 ○33-14 高知中央

4県の1位校が出場する第1ブロックでは、松山聖陵が昨年同大会決勝で敗れた高知中央へ見事リベンジ。

1枠の出場権を獲得しました。

【九州大会】

東福岡 ○50-14 佐賀工

東福岡はこれで15連覇達成。

2回戦・長崎北陽台戦での苦戦など、昨年ほど圧倒的な力の差は見せつけられなかったものの、『九州最強』の称号は今年も死守。

選抜大会での活躍が楽しみです。

組み合わせ

昨年までは「4チームによる予選プール」⇒「決勝トーナメント」という形でしたが、今大会からは1回戦からのトーナメント形式となると伝えられています。

花園と同じノックアウト方式ということで、見る方としては非常に楽しみですね。

組み合わせは発表され次第お伝えします。

 

<3月2日追記>

2月28日に日本ラグビー協会から、コロナウィルス感染拡大防止のため、4月5日まで高校生以下を対象とした全ての大会の中止が発表されました。

とはいえ、「具体的に~大会が中止」など、対象となる大会への言及がないため、受け取る側の判断が非常に難しいところです。

このプレスリリースを持って最終通知とするのか、個別の大会に対しては改めて説明があるのか分かりませんが、ファンとしてはしばらく状況を見守るしかなさそうです。

ただ、、この大会に懸ける選手達の気持ちを考えると、、、

やりきれない想いでいっぱいですね。。。

 

<※3月2日再追記>

そして、先ほど日本ラグビー協会より「全国選抜大会の中止」が正式に発表されました。

今大会は注目チーム、注目選手が多く、個人的にも楽しみな大会でしたので、ある程度覚悟していたとは言え、やはり中止という結果は非常に残念です。

ただ、協会としても苦渋の決断であったことは間違いなく、現在の状況下においては、この判断はやむを得ないかと思います。

選手達がグラウンドで大暴れできる環境が、一日も早く戻ってくることを願ってやみません。

<2021選抜予選&出場校一覧↓>

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