ついに22年ぶりの覇権奪還を果たした明治大学

天理との決勝戦からおよそ2か月が経った今でも、秩父宮が紫紺ファンの歓喜に包まれたあの瞬間の興奮は、鮮明な記憶として残っています。

留学生枠が増えた年に、留学生のいない明治が優勝。

これは、早稲田、同志社、法政ら同じ境遇で奮闘するチームに対しても、間違いなく勇気と勝つためのヒントを与えてくれました。

10年ぶりに帝京以外のチームとして連覇へ挑むシーズンとなる2019年度。

新体制が発表されました。

 

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明治大学ラグビー部

2019年度新体制

監督 田中澄憲 98年卒 報徳学園
主将 武井日向 HO 4年 国学院栃木
副将 山村知也 WTG 4年 報徳学園

監督就任1年目でチームを22年ぶりの頂点へ導いた田中監督は続投。

チーム復帰3年目にして”連覇”の偉業に挑みます。

 

連覇を委ねられたのは...

そして、新主将に選出されたのはHO武井日向選手。

強豪国学院栃木で当時のチームで2年生ながら唯一レギュラーを張った逸材です。

2年生で迎えた2014年度の花園。

強力フォワードを擁した同校は東福岡、東海大仰星と共にAシードへ選出。

東日本のAシード常連だった桐蔭学園が県大会で慶應義塾に敗れたため、東日本勢唯一のAシード校として期待されたチームでしたが、2回戦で大分舞鶴の前に19-31とまさかの敗退。

Aシード勢として26年ぶりの初戦敗退という屈辱を経験した年でもありました。

しかしその翌年、主将として挑んだ花園では、鬼門となった12月30日(2回戦)を見事突破し正月越えを果たすなど、自信を失いかけたチームを立て直した同選手。

頼りになる男です。

 

明治入学後はバックローからHOへ転向し、171㎝、95㎏とフォワードとしては決して大きくないサイズながらも、”U20日本代表”、”ジュニア・ジャパン”など各年代の代表にも名を連ね、世界の舞台も経験。

さらにそのチームでは、この世代最高のリーダー眞野泰地主将(東海大2019年度主将)を副将として支え、主将不在時にはゲームキャプテンを務めるなど、代表レベルでもリーダーの経験値は十分。

そのリーダーシップとキャプテンシーに疑いの余地はありません。

 

明治大学でも1年時から主力として活躍。

昨年度もスクラムの最前線でチームを支え続け、さらに大学選手権準決勝の早稲田戦、決勝の天理戦でも力強い突進から自らトライを奪うなどフィールドプレーも秀逸。

何より、チームがきつい時に仲間を鼓舞し体を張り続けることが出来る男の主将就任は、新年度、”連覇の重圧”との戦いを余儀なくされる明治にとっては、まさに最適な人選と言えるのではないでしょうか。

 

信頼を裏付ける言葉

新主将就任に当たっての武井選手のコメントを紹介します。

「キャプテンになってもならなくても、4年生になったらチームを引っ張っていこうとは思ってました。連覇のかかる代のキャプテンは、自分でやりたいと思ってもなかなかやれない。そこを楽しみたい」(出典:4years.)

今年から主将の選出は田中監督の指示で、慣例となっていた指導陣による指名制ではなく、選手間同士での話合いに方法が変更。

日頃の生活態度、練習へ取り組む姿勢、試合中の振る舞いなど、仲間からの信頼度が最も結果に現れます。

その中で、

「おそらく満場一致でしょう。」

と、田中監督に言わしめ選出された武井選手。

その信頼を裏付ける言葉を同ラグビー部HP上で発見しました👇

これはNo.8として下級生時から試合に出場するなど武井選手と苦楽を共にしてきた坂和樹選手(4年・明大中野八王子)の言葉です。

「○○監督を男にする」

「○○(主将)を胴上げする」

私は個人的にこの言葉が大好きです。

なぜなら、相手に対し心からの信頼とリスペクトの気持ちがなければ絶対に出てこない言葉だと思うからです。

特に高校時代、自身も主将を経験している坂選手から贈られるのだからその重みはなおさらです。

No.8というスクラム最後尾のポジションから、最前線で体を張る同級生に贈られるこの言葉。

武井選手の人柄と、チーム内での信頼を裏付ける何よりの証拠でしょう。

こういう主将が率いるチームは強い。

明治黄金時代到来”へ。

チームからの信頼度やはと自覚十分な主将の下、連覇へのチャレンジがスタートします。

 

春季大会スケジュール

4月28日 明治 - 拓殖 明治大G
5月4日 明治 - 青山学院 明治大G
5月12日 明治 - 筑波 明治大G
5月26日 明治 - 法政 明治大G
6月16日 明治 - 日本 明治大G

大学選手権覇者ながら対抗戦では4位扱いの明治は、春季大会ではBグループを戦います。

やはりAグループで見たかったですね。。。

正直、王者が戦うグループとしては”物足りなさ”は否定できませんが、筑波、法政など新シーズンへ復活へかける2校との戦いは見ごたえがありそうです。

そして春早明は、、

6月9日 @大分市市営陸上競技場 !

今年はひとっ飛びして行ってしまいましょうかね。。

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