22年ぶりの復活劇。

眠れる”重戦車”明治が今年ついに王座奪還を果たしました。

準々決勝で”リーグ戦王者”東海を撃破、準決勝では12月の早明戦で敗れていた早稲田へリベンジ、

そして決勝では”絶対王者”帝京を破った天理の攻撃力を、鉄壁のディフェンスで封じ込め見事戴冠。

しかもその勝利全てが試合終了直前までもつれる大接戦の末。

22年間待ち続けたファンはどれほど歓喜に酔いしれたことでしょう。

数々の苦難を乗り越えて復活した明治。

紫紺の黄金時代はここから始まっていくのか。

メンバーの入替が避けられない学生スポーツにおいては、新しく入部してくる新戦力にも注目が集まります。

そんな中、同部HPでスポーツ推薦入学という形で紫紺の門戸を叩くメンバーが発表されました。

”大学王者”として臨む新シーズンへ向け、どのようなメンバーが仲間入りするのでしょうか。

 

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2019年度 明治大学ラグビー部

スポーツ特別入学試験 合格者

PO氏名出身校身長体重
PR倉田真京都成章176105
PR鈴木玲央黒沢尻北184111
PR葛西拓斗流経大柏184105
PR/LO/NO8中村公星國學院栃木183107
PR/HO大賀宗志報徳学園176100
HO紀伊遼平桐蔭学園17398
LO/FL吉沢拓海熊谷工業19490
LO/FL/NO8武内慎石見智翠館190100
FL/NO8楢崎海人筑紫18292
FL/NO8古庄竜也春日丘18690
FL/NO8脇野倫太朗深谷18492
SH/WTB/FB
/FL/NO8
石田吉平常翔学園16574
SH丸尾祐資報徳学園16765
SO/CTB土肥恵太秋田工業17785
SO齋藤誉哉桐生第一17890
CTB/WTB吉岡汰我筑紫丘17376
CTB/WTB原口虎太郎東福岡17680
WTB/CTB工藤光平大分舞鶴17880
WTB/FB杉本大雅国学院久我山17678

(情報元:明治大学ラグビー部HPより)

赤字:高校日本代表

青地:高校日本代表候補

総勢19名。

そしてその内、実に”14名”が高校日本代表候補に選ばれ、”13名”が花園を経験。

さらにポジションを見ても、1番のプロップから15番のフルバックまですべてのポジションが見事に網羅されています。

比較してもしょうがないのですが、、、早稲田の”4名”と比較するとその差は歴然です。

何とも羨ましいメンバーですね。

ちなみに早稲田の推薦組はこちら👇

【新・黄金世代だ!】早稲田ラグビー 2019年度スポーツ推薦入学者

 

一般入学及び付属校からの入部者(※5月2日追記)

PO氏名出身校身長体重
CTB熊沢百将明大中野17685
WTB關根瑞己明大中野17883
SO/CTB永友利玖国学院久我山17378

3月1日にHPで発表されてましたね。。

遅くなってしまいました。

これで22名が勢揃いした形です。

 

注目はこの選手!

最小兵のNo.8

SH/WTB/FB/FL/NO8

石田 吉平 選手(常翔学園 165cm/74kg)

注目は何といってもこの選手でしょう。

見てくださいこのポジションの数。

SH/WTB/FB/FL/NO8

これだけ並ぶと一体何のことなのか分からなくなります。

伝統的に強力フォワードを擁す大阪の名門・常翔学園で、165㎝という小柄な体格ながらフォワードの要である”No.8”を務めた同選手。

高校日本代表にはそのスピードを買われウィング(WTB)で選出され、明治からはスクラムハーフ(SH)として声がかかったという、まさにラグビーの申し子のような選手。

花園を見ていても、ボールに手をかけた瞬間にスクラムサイドを切り裂いていくそのスピードと、小柄ながら並居る猛者のタックルを弾き返し、掴まれても倒れないその強靭な体幹は圧巻。

スクラムからの攻撃は、”サイン石田”のみで良いのではないかと思ってしまうほど。。

私も元フランカーの視点で見たとき、対峙する相手としてこれだけやっかいな選手はいません。

ただ、多士済々のフォワード陣を誇る明治にあっては、やはりバックスでの起用が求められるところでしょうか?

卒業する福田主将の後継者としてもおもしろいところですが、個人的には同じ常翔の先輩重一生選手(帝京大-神戸製鋼)のように複数ポジションを高いレベルでこなすユーティリティ性に期待したいところです。

果たして明治ではどこのポジションで機会を与えられるのか⁉

その点にも注目が集まります。

 

黄金ルートの2人

そして、この2人。

PR/HO 大賀 宗志選手(報徳学園 176cm/100kg)

SH 丸尾 祐資選手(報徳学園 167cm/65kg)

いまや”報徳学園明治”と言えば数々の名選手を輩出する黄金ルート。

就任初年度で優勝に導いた田中監督の母校としても注目を浴びましたが、最近では、”怪物”として1年生からチームの中心に君臨したCTB梶村祐介選手(明大-サントリー)や、屈強な身体で重戦車を体で体現したFL前田剛選手(明大-神戸製鋼)が在籍。

そして、今年のチームではFWリーダーとして体を張り続けたFL井上遼選手(4年)、1年生時に対抗戦でトライ王を獲得したエースWTB山村知也選手(3年)、快速バックスのルーツを受継ぐWTB石川貴大選手(2年)。

そして、昨年はCTB江藤主将とFB雲山選手(共に1年)。

それぞれが高校日本代表(候補)にも選出されるなど、強豪チームの中でも最高峰の才能が次々と紫紺の門戸を叩いています。

そして今年入部する大賀選手と丸尾選手。

彼らも間違いなくその系譜を引き継いでいます。

彼らが在籍した3年間は、ノーシードながらシード校を撃破するいわゆる”シードバック”を2年連続(2016年は秋田工、2017年は御所実)で成し遂げた世代。

そしてその中心として下級生時代から活躍した選手がこの2人です。

今年はBシードとしてベスト8へ進出。

準々決勝で優勝した大阪桐蔭の前に涙を飲みましたが、最後までフォワード、バックスの要としてチームを牽引し続けました。

今年の報徳出身者も非常に楽しみな選手です。

そして二人のポジションはフッカーとスクラムハーフ。

このポジションには準優勝の桐蔭学園で中心選手で恐らく高校ジャパンにも選出されるであろうHO紀伊選手と、先ほど紹介したSH石田選手という強力なライバルが存在します。

彼らとの激しいポジション争いも、個人と共にチームのレベルを押し上げてくれるでしょう。

 

チャンピオンとして新チームをスタートさせる明治大学。

決勝へ出場したメンバーも半分以上が残り、来期は優勝候補筆頭として他校の標的となる事は避けられません。

黄金時代を築いていくためには、新しく入部する下級生からの突き上げが必要不可欠。

このメンバーが来季どこまでレギュラー陣を脅かすか⁉

こちらも楽しみにしたいと思います。

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