こんにちはなんくるナイトです。
昨季大学選手権8連覇を達成した大学ラグビー界“孤高の絶対王者“帝京大学が、2017年度新入部員を発表しました。
王者へのメンバー入りを決意した人数全部で44人。大きなチャレンジとなります。
いったいどのような顔ぶれになっているのでしょうか。
<新入生情報2021↓>
(最新)【新入生2021】帝京大学ラグビー部 新入部員と注目選手
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帝京大学2017年度新入部員
名前 | ポジション | 身長 | 体重 | 出身校 |
相澤 賢志郎 | SO | 171 | 64 | 流経大柏 |
浅井 宏太 | FB | 175 | 75 | 春日丘 |
荒川 海斗 | PR | 174 | 98 | 帝京八王子 |
上片 風馬 | PR/HO | 177 | 94 | 長崎北陽台 |
岡村 晃司 | CTB/FB | 171 | 85 | 御所実 |
奥村 翔 | SO | 179 | 80 | 伏見工 |
尾﨑 泰雅 | FB | 182 | 79 | 伏見工 |
オト ジョシュア 輝恵 | 190 | 95 | 八王子 | |
加地 王虎 | LO/FL/HO | 177 | 95 | 伏見工 |
河添 貫太郎 | WTB | 174 | 80 | 長崎南山 |
神座 立樹 | WTB/FB | 180 | 73 | 専大松戸 |
北村 将大 | SO/CTB | 171 | 78 | 御所実 |
木村 朋也 | WTB | 174 | 74 | 伏見工 |
金 隆生 | FL | 179 | 88 | 大阪朝鮮 |
沓澤 北斗 | FL | 169 | 74 | 帝京八王子 |
久保 克斗 | LO | 191 | 99 | 國學院栃木 |
近藤 芽吹 | PR | 177 | 102 | 新潟工 |
重 海人 | SH | 166 | 65 | 鹿児島実 |
清水 岳 | PR | 174 | 102 | 大阪桐蔭 |
申 誠敏 | SO | 170 | 71 | 東京朝鮮 |
杉永 将三 | WTB/FB | 175 | 78 | 長崎南山 |
髙橋 怜雅 | No.8/FL | 177 | 88 | 黒沢尻北 |
龍野 光太朗 | SO | 170 | 74 | 佐賀工業 |
田中 大介 | PR | 173 | 108 | 延岡星雲 |
築山 駿也 | LO | 181 | 98 | 長崎南山 |
土永 雷 | SH | 167 | 64 | 光泉 |
西山 幸佑 | PR | 178 | 100 | 三好 |
野田 響 | LO/No.8 | 187 | 100 | 荒尾 |
原 銀太郎 | CTB | 172 | 79 | 報徳学園 |
春野 日向 | SH | 167 | 70 | 東京 |
東浦 仁一朗 | PR | 183 | 117 | 上宮太子 |
平坂 海人 | FB | 176 | 79 | 日向 |
古田 勇作 | LO/FL/NO.8 | 180 | 94 | 深谷 |
堀尾 英喜 | LO | 172 | 87 | 帝京八王子 |
堀 真太郎 | HO | 170 | 83 | 北越 |
松本 健留 | CTB | 176 | 83 | 大阪桐蔭 |
藥師寺 晃 | WTB/ FB | 174 | 75 | 大分舞鶴 |
安岡 大樹 | PR | 173 | 108 | 東京 |
安田 司 | No.8 | 180 | 100 | 常翔学園 |
山口 莉輝 | CTB/WTB | 180 | 93 | 長崎北陽台 |
山地 健太 | SH | 170 | 64 | 國學院栃木 |
李 承爀 | HO/LO/NO.8 | 179 | 93 | 大阪朝鮮 |
渡邉 元太 | PR | 181 | 126 | 大分臼杵 |
Nicholas McCurran | BK | 188 | 90 | Hamilton Boys |
赤字:高校日本代表 青字:高校日本代表候補
高校日本代表が5人、高校日本代表候補が10人。
なんと44人のうち15人が高校代表クラスのメンバー構成となっています。
大学界随一とご紹介した明治大学が17名で圧倒的かと思っていましたが、帝京大学にもやはりいい人材が毎年集まってきますね。。
明治大学はこちら⇒【大学界随一の豪華布陣】明治大学 2017年度スポーツ推薦合格者
特に”推薦入部”との記載はありませんので、推薦組と一般組両方が含まれているという事でしょうか。
フルバックの”Nicholas McCurran”は現在No.8でレギュラーを張るブロディ・マクカラン選手と高校も同じですがもしかして弟ですかね。
注目選手
FB浅井 宏太(春日丘)
愛知県の強豪春日丘高校で1年生からレギュラーを張った男。
今年は主将として65名からなる部員をまとめ、昨夏には高校日本代表候補にも選出されました。
前年のチームから主力が大幅に抜け、決して前評判の高くなかったチームを卓越したキャプテンシーでチームを1つにまとめあげ、4年連続の花園出場に導きました。
しかし、花園の大会直前に左膝半月板を損傷し、初戦、3回戦を欠場。
チームは3回戦で京都成章の前に敗れ(0-21)、最後の花園は試合へ出場が叶わぬまま、無念の形で高校生活を終える結果となってしまいました。
それでも、メンバーからは「浅井を何としても準々決勝へ連れていく。」と言う言葉と共に結束。
強豪京都成章相手にも劣勢の中でも、最後まであきらめない姿勢を貫くなどその存在がチームへ一体感もたらしました。
試合後浅井主将へ「ごめん」、「申し訳ない」と号泣するメンバーの姿、そして誰よりも辛い思いの中、その無念さを表に出さず主将として気丈に振る舞う姿に、彼の主将としての資質、優れた人間性を垣間見た気がしました。
是非、大学ラグビーで高校時代に果たせなかった無念を晴らしてほしいと思います。
まとめ
総勢44名の新入部員が新たに王者帝京の門徒を叩く事になりました。
高校日本候補も含め、代表クラスが15名と明治大学に次ぐ、豪華な布陣となっています。
しかし、花園優勝の東福岡、準優勝の東海大仰星、ベスト4の桐蔭学園などいわゆる高校ラグビー界の“横綱”と言われる高校からの入部はゼロ。
実際、帝京の歴代のレギュラーメンバーを見てみても、無名校出身、高校時代は無名の選手たちが多く名前を連ねています。
高校名に頼らず、素材のいい選手を発掘し、整った環境の中で選手としてだけでなく人間性も大きく育てる。
毎年、選手が変わっても強さを維持し続ける事が出来る、帝京の強さの秘訣です。
最高学年を迎える頃までに連覇の数字をどこまで伸ばしているのか、彼らの成長と活躍と共に、注目していきたいと思います。
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(最新)【新入生2021】帝京大学ラグビー部 新入部員と注目選手
<卒業生進路と新チーム予想↓>