2年連続で大学選手権出場を逃す屈辱を乗り越え、昨季3年ぶりに全国の舞台へ返り咲いた同志社大学

やはり伝統の”紺グレ”ジャージは全国の舞台にこそ相応しい。

聖地・花園に立つ彼らの姿は、改めてそれを強く感じさせてくれました。

しかし、関西2位として挑んだ選手権では、初戦で対抗戦4位の筑波に力負け。

名門復活はまだ道半ばです。

今年『創部110周年』を迎える”関西の雄”。

完全復活を期すシーズンへ、今年新たに入部するメンバーを見ていきたいと思います。

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2020年度新入部員一覧

PO氏名出身校サイズ代表歴
PR小西優治東福岡180/104U17代表
高校候補
PR/HO山本敦輝常翔学園176/104高校代表
LO楠本勝大浪速192/103
No.8西濱悠太東福岡177/90U17代表
高校候補
SO嘉納一千大阪桐蔭174/68高校候補
CTB芦塚 仁大阪桐蔭177/93高校候補
CTB岡野喬吾常翔学園182/96

(情報元:同志社大学ラグビー部HP)

まずは現時点で入部が予定されている7名の名前が発表されました。

例年と同様、この後入学式を経て、4月末~5月上旬頃には一般入部、内部進学者も発表になると思われます。

注目はこの選手たち!

少数精鋭の逸材揃い

早稲田の推薦組も今年は少数精鋭でしたが、このメンバーを見ると同志社も負けてはいません。

高校ジャパンに選出されたのは常翔学園の山本敦輝選手のみですが、7名中5名が代表クラス。

出身校を見ても高校ラグビー界の横綱の名がずらりと並びます。

 

まず、西の横綱・東福岡から加入したのは、早稲田へ進学するPR川崎大雅選手(早稲田へ進学)と共に、フォワードリーダーとして”ヒガシ”の屋台骨であるスクラムを支えた小西優治選手。

そして、全国トップの部員数を誇る同校にあって1年生の頃から伝統の”ダークグリーン”のジャージに袖を通し、持ち前の突破力で存在感を発揮してきた万能プレーヤー・西濱悠太選手。

 

2018年度花園王者の大阪桐蔭からは、2年生にして名門校の10番を背負い、『司令塔』として同校初の全国制覇へ貢献したSO嘉納一千選手に加え、抜群のフィジカルとスピードを武器に、花園でもグラウンドを縦横無尽に駆け抜けたエースFB芦塚 仁選手が加入。

 

そして昨冬花園ベスト4の常翔学園からは、同世代に高いレベルの選手が揃ったフロントローの中で高校ジャパンに選ばれ、常翔伝統の強力フォワードの中心を担ったPR/HO山本敦輝選手と、182cm/96kgの恵まれた体躯を武器に、チームの副将としてパワフルな走りで相手防御網を幾度となく切り裂いたCTB岡野喬吾選手がそれぞれ加入。

さらに浪速高校出身の楠本勝大選手は、全国的には無名ながら、”体格や身体能力の高さ”に恵まれた選手を発掘・育成する『2018年度第4回TIDキャンプ』において、逸材揃いのメンバーの中、「一番成長した選手」としてMVPを獲得した選手。

同キャンプの舞台が同志社大の京田辺グラウンドだったことを考えると、きっとその活躍が首脳陣の目に留まったということなのでしょう。

 

やはり少数ながらも世代トップクラスの精鋭が顔を揃えたと言えます。

世代交代が求められるFW陣

SH/SO田村魁世選手(3年・桐蔭学園)、CTB和田悠一郎選手(3年・東海大仰星)、WTB/FB山口楓斗選手(3年・東海大福岡)ら若手が続々と台頭する同志社バックス陣。

しかしそれとは対照的に、下級生時代からチームを引っ張ってきた堀部直壮選手(クボタ)、服部綾選手(三菱自動車京都)ら主力の6人が抜けるフォワード陣は、今季大幅な戦力の入替えを余儀なくされます。

特にここ数年の課題であった”スクラム弱体化”を克服しつつある中で、PR3栗原勘之選手(4年・報徳学園)以外が総入替えとなるタイトファイブ陣は世代交代へ待ったなし。

ここは、上級生を脅かす1,2年生からの突き上げが求められます。

個人的には、身長179cm、体重123kgの大型プロップ・李 優河選手(2年・大阪朝鮮)と、本来ナンバーエイトながら昨年はロックとしても起用された梁本旺義選手(2年・常翔学園)の台頭に期待をしたいところ。

また新入部員の中でも、1番と2番両方を高いレベルでこなせる山本敦輝選手、そして同大で唯一”190cm”を越え、待望の大型選手である楠本勝大選手は貴重な戦力となってくれそうですね

紺グレ』を着てこの力強い突進を見られる日を、今から楽しみにしたいと思います。

待たれる復活

昨年3年ぶりに全国の舞台へと復帰を果たした同志社。

選手権では初戦で敗北を喫したものの、関西リーグでは、開幕から続いた接戦を次々とものにするなど、伝統の『展開ラグビー』に止まらず、しぶとさと試合巧者ぶりも徐々に取戻しつつある印象です。

バックスには今年3月のパシフィック・チャレンジ2020で、”ジュニア・ジャパン”として同大会初優勝へ貢献したSH新和田錬選手(2年・尾道)、CTB和田悠一郎選手(3年・東海大仰星)、WTB/FB山口楓斗選手(3年・東海大福岡)ら豊富なタレントが揃うだけに、今年はフォワード陣の『世代交代』が浮沈のカギを握ることになりそうです。

一昨年の明治、昨年の早稲田と伝統校の復活が相次ぐ中、やはり待たれるのは、強い同志社の復活。

5年ぶりの関西制覇、そして36年ぶりの大学日本一へ。

今年こそ!という想いは、復活を待ち望むファン共通のものでしょう。

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