創部100周年の年に対抗戦優勝(帝京と同率)、5年ぶりの”正月越え”を果たした大学ラグビー界の盟主早稲田大学

突然の監督交代劇、春季大会初戦日体大での敗戦など苦難の船出となりましたが、シーズンが深まるにつれチーム力は劇的な上昇曲線を描き、”はるか遠き夢”と思われた日本一を本気で狙える位置まで、チームとしての成熟度は上がってきました。

そして昨日2月10日。

ここまで奮闘してきた佐藤真吾主将(4年・本郷)率いる4年生の追い出し試合&予餞会を経て、101周年目に向けた新体制が発表されました。

 

早稲田大学ラグビー部 

2019年度チーム新体制

監督相良南海夫
主将齋藤直人SH4年桐蔭学園
副将幸重 天FL4年大分舞鶴
委員岸岡智樹SO4年東海大仰星
中野将伍CTB4年東筑
松本悠汰CTB4年天王寺
下川甲嗣LO3年修猷館
丸尾崇真No.83年早稲田実

(情報は早稲田大学ラグビー部HPより)

新主将はやはり...

新主将に選出されたのはSH齋藤直人選手(桐蔭学園)。

やはり!というか、この選手しかいない!といったところでしょう。

桐蔭学園の主将としてチームを花園準優勝に導き、高校日本代表(U18)、U20日本代表、ジュニア・ジャパンなど各世代の代表を歴任。

そして昨年4月には大学3年生にして「ジャパンA」(日本代表に準ずるチーム)としてNZ遠征に参加し、最年少ながらスーパーラグビーの下部組織ブルーズAとの試合で大活躍。

どのポイントにも必ず顔を出す無尽蔵のスタミナ

高速展開、スローテンポを自在に生み出すゲームメイク

どんなプレッシャー下でもレシーバーの胸元へ的確にボールを届けるパスワーク

的確なボックスキックと正確なプレースキックを繰り出す右足

どんな試合でも、どんな展開でも最後まで闘志を燃やし続けるメンタル

などなど、特徴とストロングポイントを挙げていけば切りがないほど、ラグビー選手そしてスクラムハーフとして総合力に秀でた選手。

「将来の日本を背負って立つ存在」

数多の名スクラムハーフを輩出してきた桐蔭学園の藤原監督の言葉がそれを物語っていると言えます。

その技術に裏打ちされたスケールの大きいプレーと、各世代の中心選手として世界を経験したメンタルの両面でチームを引っ張り、創部100周年では成し得なかった、

”101周年目での「荒ぶる」奪還”

を是非成し遂げてほしいと思います。

就任コメント

「4年生が築きあげてくださった、何事にもチーム一丸となって取り組む文化を継承したいです。昨年度は年を越せましたが、早稲田ラグビーの使命である大学日本一に届いてません。11シーズンぶりの『荒ぶる』奪還に向けてチーム一丸となって精進していきたいです」 (出典:4years.)

 

脇を固める黄金世代

そして脇を固めるメンバーもタレント揃い。

100周年目での復活を期待され、当時の山下大悟監督の1年目と共に入部したこの世代。

齋藤選手を筆頭に、花園決勝でその齋藤選手率いる桐蔭学園を破り優勝したSO岸岡智樹選手(東海大仰星)、トップアスリート入試で入部した大型CTB中野将伍選手(東筑)、U20、U18日本代表候補でもあるWTB/FB梅津友喜選手(黒沢尻北)、兄弟で花園で活躍したCTB桑山淳生選手(鹿児島実)ら、バックスのタレント力は大学界でも随一。

フォワードに目を向けても、名門大分舞鶴で主将を経験し、ジュニア・ジャパンにも選ばれたFL幸重天選手、桐蔭学園の副将として齋藤選手と共にチームを牽引したFL柴田徹選手、下級生からスタメンに名前を連ねるLO中山匠選手(成城学園)、三浦駿平選手(秋田中央)の両ロック陣など多士済々な面々が揃います。

そのタレント力とバランスはまさに”黄金世代”の名に相応しいもの。

「1年生から試合に出てつづけたこの世代もついに最終学年を迎えるんだなぁ....」

と、各メンバーの名前を書いていて別の感情も湧いてきますが。。。

副将にはフォワードから幸重選手、委員には岸岡選手、中野選手が選出されましたが、誰もが先頭に立ち、リーダーシップを張れる選手が揃うのもこの世代の特徴。

普段はシャイで控えめと言われる主将をしっかりと支え、

”ONE TEAM”として、

ワセダ復活優勝への道を突き進んでいってほしいと思います。

期待しましょう!

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