(画像元:早稲田ラグビー部HP)
創部101周年目での復活優勝を目指す早稲田。
4月13日に行われた入部式を経て、晴れて早稲田ラグビーの一員となったメンバーがHP上で発表されました。
目指すは”アカクロ”、そして2008年以来の”荒ぶる”奪還!
例年以上に豪華メンバーが揃った2019年度の新入部員を紹介します。
<新入生情報2021↓>
(最新)【新入生2021】早稲田大学ラグビー蹴球部 新入部員と注目選手
早稲田大学ラグビー部
2019年度新入部員
PO | 氏名 | 出身校 | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|---|
SH | 石田大貴 | 早大本庄 | 169 | 72 |
WTB | 今駒有喜 | 早稲田実業 | 170 | 72 |
PR | 井元正大 | 早稲田実業 | 165 | 90 |
FL | 植野智也 | 早稲田実業 | 168 | 75 |
FL | 梅澤未遊 | 早大学院 | 166 | 70 |
FL | 江島 航 | 早稲田渋谷 シンガポール | 178 | 80 |
FL | 大木裕太 | 早大学院 | 175 | 77 |
LO | 鏡 鈴之介 | 早大学院 | 181 | 82 |
SO | 金井 奨 | 太田 | 170 | 78 |
FB | 川名航平 | 早大学院 | 177 | 72 |
FL | 川村駿太 | 函館ラ・サール | 170 | 78 |
FB | 小泉怜史 | 早稲田実 | 178 | 86 |
SH | 小西泰聖 | 桐蔭学園 | 167 | 71 |
FL | 相良昌彦 | 早稲田実 | 180 | 92 |
SH | 清水一志 | 早稲田実 | 167 | 66 |
CTB | 下原一輝 | 早大学院 | 168 | 70 |
HO | 武内 陸 | 早大本庄 | 170 | 86 |
FL | 西野直樹 | 早大学院 | 169 | 72 |
CTB | 平田楓太 | 東筑 | 182 | 79 |
NO.8 | 平山貴喜 | 函館ラ・サール | 178 | 92 |
FL | 前田知暉 | 東海大仰星 | 180 | 90 |
WTB | 槇 瑛人 | 國學院久我山 | 176 | 89 |
FB | 松下怜央 | 関東学院六浦 | 182 | 90 |
WTB | 吉松立志 | 高鍋 | 169 | 70 |
SO | 吉村 紘 | 東福岡 | 175 | 84 |
SH | 米重颯己 | 函館ラ・サール | 169 | 75 |
CTB | 和田 遼 | 早大本庄 | 171 | 77 |
赤字:高校日本代表
青地:高校日本代表候補
臙脂色:系列校出身
プレーヤーとしては総勢27名が新たに入部しました。
3月に行われた高校日本代表ウェールズ遠征に参加した小西泰聖選手(桐蔭学園)、槇 瑛人選手(国学院久我山)をはじめ6名の代表クラスが加入。
スポーツ推薦枠の少ない早稲田にとっては間違いなく豊作の年と言えます。
推薦組の記事はこちら👇
【新・黄金世代だ!】早稲田大学ラグビー部 2019年度スポーツ推薦入学者
目を引く系列校出身者
その中でも、やはり目を引くのは系列校出身者の多さでしょう。
過去3年間を見てみても、
2017年:10人
2018年:10人
2019年:16人
と、今年の入部者数は群を抜いています。
系列校のルーツは古くは大西鐡之祐氏(元日本代表監督・早大学院)、相良南海夫氏(現早大監督・早大学院)、遠藤哲氏(前U20日本代表監督・早大学院)らが名を連ね、現在のチームでもNo.8丸尾崇真選手(3年・早稲田実)、CTB中西亮太郎選手(2年・早稲田実)らが活躍。
もちろんそれ以外にも多くのOBが、東伏見、上井草で”アカクロ”、”荒ぶる”を目指し研鑽を積んできました。
大学選手権最多優勝回数を誇る強豪校の宿命として、今ではスタメンのほとんどを他校からの有望選手が占める潮流に抗う事は出来ません。
しかし、スポーツ推薦枠が限られ他校と比較すると厳しい台所事情の早稲田ラグビーは、今も昔も部員数の多くを占める系列校出身のメンバーが下支えしてきたことは周知の事実。※一般入試組の存在の大きさは言うまでもありません。
近年では”高大連携”で系列各校の強化も進み、有望選手が輩出される土壌が育まれる中、これだけ多くのメンバーが兄貴分ワセダの門戸を叩いてくれるのは本当に頼もしい限りです。
この中から一人でも多くの”アカクロ戦士”が誕生する事を願っています。
歴代最強の早実メンバー集結
そしてその系列校の中でも早稲田実業出身のメンバーに触れないわけにはいかないでしょう。
昨冬実に82年ぶりに花園出場を果たした早実。
都大会決勝で”高校ラグビー界の名門”国学院久我山を圧倒した衝撃と併せ、平成最後の大会で”花園最長ブランク出場記録”を塗り替えた彼らはまさに”歴代最強”の名に相応しいインパクトを残しました。
そして、そのチームで主力を担ったメンバー6人がこぞって早稲田へ加入しました。
注目はやはり早稲田ラグビー部OBを父に持つ”2世プレーヤー”達です。
父親譲りのフィジカルの強さと類まれなリーダーシップを併せ持つNo.8相良主将、
大きなストライドから規格外のランを見せるFB小泉副将、
そして、美しいスワーブと切れ味鋭いステップで相手を置き去りにするエースWTB今駒選手ら、
その顔触れは実に多士済々。
特に相良選手と小泉選手はそれぞれ高校日本代表候補にも選ばれるなど、その才能は誰もが認めるところ。
惜しくも花園では、2回戦でベスト4まで勝ち進んだBシード流経大柏に力の差を見せつけられる結果となりましたが、その悔しさを胸に大学でどこまでその才能を開花させるのか。
楽しみは尽きません。
相良選手には2学年先輩の丸尾選手と共にフォワードの核となる活躍、小泉選手、今駒選手には河瀬選手(2年・東海大仰星)、古賀選手(3年・東福岡)らを脅かす存在となってくれることを期待したいところ。
そして3年後には、
”早稲田ラグビー1991年以来31年ぶりに系列校出身の主将誕生へ”
それが当時主将だった現監督の息子となれば、、、
こんなドラマはなかなかありませんね。
SH齋藤直人主将、FL幸重天副将、SO岸岡智樹選手、CTB中野将伍選手ら黄金世代が牽引するチームに、豪華なスポーツ推薦組と最強早実のメンバーが加わった今年の早稲田。
2008年以来11年ぶりの”荒ぶる”奪還へ!
彼らがグラウンドで躍動する姿が今から楽しみです。
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(最新)【新入生2021】早稲田大学ラグビー蹴球部 新入部員と注目選手
【高校生進路2021】早稲田大学ラグビー部 スポーツ推薦入学者
<2021年度戦力予想↓>