・第3週の登録メンバーと見どころ
早くも第3週を迎える今年の関東対抗戦Aグループ。
先週行われた第2週では明治が立教を破り開幕2連勝、さらに今季初陣を迎えた慶應が日体大に完勝し幸先の良いスタートを切った。
今節では共に開幕戦を勝利で飾った帝京、早稲田が登場し、慶應は過去2連敗中の難敵・筑波と相まみえる。
この記事では9月25日(土)、26日(日)に行われる第3週の登録メンバーと各試合の見どころをお伝えする。
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第3週対戦カード
9月25日(土) | ||||
12:30 | 青学大 | 0-52〇 | 帝京大 | 上柚木 |
15:00 | 早 大 | 〇89-0 | 日体大 | 上柚木 |
9月26日(日) | ||||
15:00 | 筑波大 | 〇34-12 | 慶 大 | 足利 |
青山学院大 vs 帝京大
登録メンバー
※太字は主将
青山学院大学
1 PR 田中創太郎② (國學院 久我山) | 2 HO 相根大和④ (京都成章) | 3 PR 中西翔太郎④ (國學院 久我山) |
4 LO 清原裕揮④ (東福岡) | 5 LO 江金 海③ (大阪桐蔭) |
|
6 FL 中谷玲於④ (京都成章) | 8 No.8 金原匡佑③ (國學院 久我山) | 7 FL 小島静也④ (桐蔭学園) |
9 SH 宮下賢志③ (日川) | ||
12 CTB 青沼駿昌① (仙台育英) | 10 SO 桑田宗一郎④ (桐蔭学園) | 13 CTB 金澤春樹③ (流経大柏) |
11 WTB 大村知意③ (茗溪学園) | 15 FB 黒木陽斗④ (桐蔭学園) | 14 WTB 柴田悠太郎④ (桐蔭学園) |
<リザーブ>
16 石川 大貴 4 178/97 佐賀工
17 鷲塚 健志 4 178/100 桐蔭学園
18 大城 琳 3 165/90 名護
19 渡邊 元樹 3 187/102 名古屋
20 辻村 康 2 176/100 東海大仰星
21 山同 光 3 164/69 國學院久我山
22 橋本 大吾 3 172/82 本郷
23 桑田 敬士郎 2 178/75 桐蔭学園
帝京大学
1 PR 照内寿明④ (國學院栃木) | 2 HO 江良 颯② (大阪桐蔭) | 3 PR 上杉太郎② (熊本西) |
4 LO 尹 礼温② (大阪朝鮮) | 5 LO 本橋拓馬① (京都成章) |
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6 FL 青木恵斗① (桐蔭学園) | 8 No.8 奥井章仁② (大阪桐蔭) | 7 FL 山添圭祐③ (長崎北陽台) |
9 SH 李 錦寿① (大阪朝鮮) | ||
12 CTB 押川敦治④ (京都成章) | 10 SO 高本幹也③ (大阪桐蔭) | 13 CTB 志和池豊馬④ (日向) |
11 WTB 大藪洸太③ (中部大 春日丘) | 15 FB 二村莞司③ (京都成章) | 14 WTB 白國亮大④ (摂津) |
<リザーブ>
16 小林 恵太 4 174/100 宮崎西
17 津村 大志 2 172/103 御所実
18 細木 康太郎 4 177/110 桐蔭学園
19 山川 一瑳 3 190/103 常翔学園
20 リッチモンド・トンガタマ F 4 188/120 OtahuhuCollege
21 杉原 駿 4 173/77 大阪桐蔭
22 小村 真也 1 179/80 HamiltonBoys
23 松山 千大 3 173/88 大阪桐蔭
見どころ
【過去2年の対戦成績】
2019年:帝京 〇 80-7 青山学院
2020年:帝京 〇122-0 青山学院
青山学院大
<フォワード>
・フォワードは開幕節・明治戦のメンバーを軸に、⑥中谷玲於選手(4年・京都成章)が今季対抗戦初登場。
・1年時から主力を張り、昨季開幕戦では早稲田へ強烈なタックルを浴びせ続けた同選手。大学屈指の破壊力を誇る帝京フォワードを前に、頼もしい男が復帰してきた。
・明治戦では前半で相手に退場者が出るも、フォワード戦での劣勢が響き、最後までその数的有利を生かすことができずに敗れた。フォワードの圧力は明治以上と見られる帝京相手には、フォワードの奮闘が必要不可欠。
・復帰した中谷選手に加え、④清原裕揮選手(4年・東福岡)、⑦小島静也選手(4年・桐蔭学園)ら最上級生が前線でどこまで身体を張れるか。彼らのタックルが炸裂しロースコアの展開となれば、試合としては俄然面白い展開となってくる。
<バックス>
・一方のバックスはこの試合も明治戦と同じ7人をスタメンに並べてきた。
・期待のルーキー⑫青沼駿昌選手(1年・仙台育英)は、デビュー戦となった明治戦で先発フル出場を果たし、スキルだけでなく体力、フィジカルの面でも大学レベルにあることを十分に証明して見せた。3,4年生が中心となる青学バックスの中で、起爆剤となる活躍をこの試合でも期待したい。
・そして個人的な注目は、リザーブへ入った”2019年度花園優勝メンバー”㉓桑田敬士郎選手(2年・桐蔭学園)。対抗戦のデビュー戦で、⑩桑田宗一郎主将(4年・桐蔭学園)との兄弟共演が実現するか!? 非常に楽しみだ。
帝京大学
<フォワード>
・フォワードは前節・筑波戦からPR細木康太郎主将(4年・桐蔭学園)を始め3人を入れ替えてきた。
・昨季ルーキーながら対抗戦4試合に出場した③上杉太郎選手(2年・熊本西)のスクラムワークにも注目したいところだが、やはりこの試合最大の目玉は、対抗戦初スタメンとなる⑤本橋拓馬選手(1年・京都成章)と⑥青木恵斗選手(1年・桐蔭学園)。
・昨冬花園決勝でも火花を散らした彼らが同じジャージを着てピッチに立つ光景は、高校時代から追いかけてきたファンにとっては堪らない。将来の代表入りを期待される”ツインタワー”の共演。見逃せない瞬間となりそうだ。
<バックス>
・一方のバックスは開幕節で筑波を破ったメンバーがこの試合も軸。
・その中で1番のサプライズは、ルーキーSH李 錦寿選手(1年・大阪朝鮮)のスタメン起用。昨冬花園でベスト4に輝いた”朝高の副将”とはいえ、谷中樹平選手(3年・御所実)、片岡祐二選手(3年・京都成章)ら逸材が割拠するこのポジションで、1年目から⑨番を背負うことは正直予想できなかった。
・対抗戦デビュー戦となるこの試合で、⑩高本幹也選手(3年・大阪桐蔭)、副将の⑫押川敦治選手(4年・京都成章)ら上級生中心のバックス陣を如何にリードできるか。
・2戦連続でリザーブに入った㉒小村真也選手(1年・ハミルトンボーイズ)含め、この試合はルーキー勢の活躍に注目したい。
早稲田大 vs 日本体育大
登録メンバー
※太字は主将
早稲田大学
1 PR 小林賢太④ (東福岡) | 2 HO 川崎太雅② (東福岡) | 3 PR 亀山昇太郎① (茗溪学園) |
4 LO 大崎哲徳④ (國學院 久我山) | 5 LO 桑田陽介④ (明和) |
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6 FL 村田陣悟② (京都成章) | 8 No.8 佐藤健次① (桐蔭学園) | 7 FL 植野智也③ (早稲田実) |
9 SH 宮尾昌典① (京都成章) | ||
12 CTB 長田智希④ (東海大仰星) | 10 SO 吉村 紘③ (東福岡) | 13 CTB 岡﨑颯馬② (長崎北陽台) |
11 WTB 松下怜央③ (関東学院 六浦) | 15 FB 河瀬諒介④ (東海大仰星) | 14 WTB 槇 瑛人③ (國學院 久我山) |
<リザーブ>
16 宮武 海人 4 172/96 早大学院
17 小沼 宏太 4 180/102 清真学園
18 木村 陽季 4 174/105 早稲田実
19 前田 知暉 3 180/95 東海大仰星
20 小川 瑞樹 4 173/88 早稲田実
21 河村 謙尚 4 171/77 常翔学園
22 久富 連太郎 2 173/82 石見智翠館
23 今駒 有喜 3 171/78 早稲田実
日本体育大学
1 PR 砂田優希③ (駒込) | 2 HO 森屋颯太④ (横須賀総合) | 3 PR ミキロニ リサラ④ (日体大荏原) |
4 LO 小柿 駆③ (東農大二) | 5 LO 小泉敦矢③ (成城学園) |
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6 FL 高橋泰地④ (秋田工) | 8 No.8 宮本郁大④ (熊本北) | 7 FL 伊藤拓哉② (東京) |
9 SH 梶田壮馬④ (西陵) | ||
12 CTB 松尾峻輔④ (長崎北陽台) | 10 SO 福島脩登③ (天理) | 13 CTB 皆川祥汰④ (駒込) |
11 WTB クリスチャン ラウイ④ (日体大柏) | 15 FB ハラトア ヴァイレア④ (日体大柏) | 14 WTB 田中大世③ (甲南) |
<リザーブ>
16 白鳥 大城 4 175/96 東京
17 藤田 幹太 1 175/85 筑紫
18 工藤 隆誠 1 173/100 専大松戸
19 粟田 駿也 1 181/83 高鍋
20 望月 元樹 3 173/85 日川
21 小林 峻也 2 164/60 日大明誠
22 平城 大誠 3 174/83 東京
23 鈴木 颯 3 178/69 豊多摩
見どころ
【過去2年の対戦成績】
2019年:早稲田 〇68-10 日本体育大
2020年:早稲田 〇70-5 日本体育大
早稲田大学
<フォワード>
・開幕節・立教戦では①小林賢太副将(4年・東福岡)、④大崎哲徳選手(4年・國學院久我山)ら昨季の主力組が元気な姿を見せたことに加え、⑧佐藤健次選手(1年・桐蔭学園)、③亀山昇太郎選手(1年・茗溪学園)ら新戦力も伸び伸びとプレー。
・さらに、セットプレーに安定をもたらせている②川崎太雅選手(2年・東福岡)、立教の”巨漢プロップ”麻生典宏主将へ鋭いタックルを突き刺した⑦植野智也選手(3年・早稲田実)など、今季新たにレギュラーへ定着したメンバーもそれぞれ持ち味を発揮。戦力の底上げは着々と進んでいる。
・立教戦で負傷したFL相良昌彦選手(3年・早稲田実)の離脱は痛手だが、その穴を埋める存在が昨季ルーキーながら”MVP級”の活躍をした⑥村田陣吾選手(2年・京都成章)というのがまた心強い。村田選手には復帰となるこの試合で一回り成長した姿を期待したいところだ。
・そしてこの試合の注目選手は、2016年度の早実で”副将”を務め、4年目で待望のアカクロデビューとなる⑳小川瑞樹選手(4年・早稲田実)。前節デビューを飾った⑰小沼宏太選手(4年・清真学園)に続き、毎週このような選手が出てくることはファンにとっては堪らない。
HPにも掲載されている4年分の想い↓
是非そのプレーで体現して欲しい。
<バックス>
・立教戦では全12トライ中8トライをリザーブ含むバックス5人で記録した。
・昨季よりさらに風格を増した”司令塔”⑩吉村 紘選手(3年・東福岡)に周囲が連動し、どこからでもチャンスを創造できるアタックは間違いなく今季の強み。
・期待のルーキー⑨宮尾昌典選手(1年・京都成章)がデビュー戦で輝きを放ち、ハーフの定位置争いがますます激化していくことも、シーズン終盤へ向けて大きなプラス要素だろう。
・ただ夏合宿以降、メンバーがほぼ固定されつつあることは少々気がかり。さらなる底上げのためにも、前節わずか3分の出場にとどまった㉒久富連太郎選手(2年・石見智翠館)、今季初のメンバー入りとなる㉓今駒有喜選手(3年・早稲田実)には、より多くのプレータイムを与えてほしいと願う。
日本体育大学
<フォワード>
・フォワードは開幕節・慶應戦のメンバーをベースに、伊藤拓哉選手(2年・東京)が⑦番に入り対抗戦初スタメンを獲得。機動力とワークレートの高さに定評のあるバックロー。早稲田相手にどのようなプレーを見せてくれるか。
・リザーブには⑰藤田幹太選手(1年・筑紫)、⑱工藤隆誠選手(1年・専大松戸)、⑲粟田駿也選手(1年・高鍋)と前節に続き3人の1年生が入った。初のメンバー入りとなる⑲栗田選手は中学時代から宮崎県代表として全国で活躍した逸材。是非注目したい。
<バックス>
・バックスは慶應戦と同じ7人。
・チームの”キーマン”で高いユーティリティ性を持つ⑮ハラトア・ヴァイレア選手(4年・日体大柏)は、この試合もフルバックとして出場。今年は⑪クリスチャン・ラウイ選手(4年・日体大柏)とのバックスリーが基本路線か。
・リザーブに入った㉓鈴木 颯選手(3年・豊多摩)は3年目で対抗戦初のメンバー入り。どのようなプレーを見せてくれるのか、非常に楽しみだ。
前節・慶應戦ではディフェンスで大崩れするシーンは少なかったものの、スクラムやラインアウトなどセットプレーを起点に失点を重ねてしまった。
バックスには決定力のあるランナーが揃うだけに、まずはセットプレーを安定させた上で、強みである”展開力”に活路を見出したいところ。
”ラウイ&ヴァイレア”コンビがボールを多く持てれば、スリリングな展開になってくる。
筑波大 vs 慶應義塾大
登録メンバー
※太字は主将
筑波大学
1 PR 木原優作③ (東福岡) | 2 HO 肥田晃季③ (中部大 春日丘) | 3 PR 山崎昇悟④ (浦和) |
4 LO 深山竣介④ (長崎南山) | 5 LO 八木澤龍翔③ (流経大柏) |
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6 FL 梁川賢吉② (尾道) | 8 No.8 楢本鼓太朗③ (修猷館) | 7 FL 岩田真樹④ (明大中野 八王子) |
9 SH 鈴村淳史④ (中部大 春日丘) | ||
12 CTB 川合カイト④ (小山台) | 10 SO 浅見亮太郎① (流経大柏) | 13 CTB 黒澤稔生② (飯田) |
11 WTB 大畑亮太① (東海大仰星) | 15 FB 松永貫汰④ (大産大附) | 14 WTB 植村陽彦③ (茗溪学園) |
<リザーブ>
16 平石 颯 2 178/102.2 桐蔭学園
17 小山 峻哉 4 180/110.5 茗溪学園
18 田中 希門 2 182/108.7 中部大春日丘
19 本郷 雄斗 1 187/93 千葉
20 髙田 風吾 4 174/98.1 桐蔭学園
21 白栄 拓也 2 164/67.1 高鍋
22 松島 聡 3 173/80 大分舞鶴
23 一口 直貴 3 172/80.5 兵庫星陵
慶應義塾大学
1 PR 朝田将多③ (國學院 久我山) | 2 HO 原田 衛④ (桐蔭学園) | 3 PR 岡 広将② (桐蔭学園) |
4 LO 村松龍之介④ (慶應義塾) | 5 LO 今野勇久③ (桐蔭学園) |
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6 FL 髙武俊輔③ (尾道) | 8 No.8 福澤慎太郎② (本郷) | 7 FL 山本 凱④ (慶應義塾) |
9 SH 山田 響② (報徳学園) | ||
12 CTB イサコ・エノサ③ (Kings college) | 10 SO 永山 淳② (國學院 久我山) | 13 CTB 鬼木 崇③ (修猷館) |
11 WTB 山之内颯人④ (慶應義塾) | 15 FB 中楠一期③ (國學院 久我山) | 14 WTB アイザイア・ マプスア③ (Kings college) |
<リザーブ>
16 田中 慶伸 4 171/99 桐蔭学園
17 後藤 克徳 3 174/112 國學院久我山
18 鈴木 悠太 3 176/108 慶應義塾
19 シュモック オライオン 2 181/95 MountAlbert
20 篠原 孝太 4 181/103 慶應義塾
21 上野 知和 2 177/82 慶應義塾
22 中山 大暉 1 176/98 桐蔭学園
23 佐々 仁悟 2 173/77 國學院久我山
見どころ
【過去2年の対戦成績】
2019年:筑波 〇17-14 慶應義塾
2020年:筑波 〇30-19 慶應義塾
筑波大学
<フォワード>
・フォワードは開幕節のメンバーから、以下の通りいくつかの変更を加えてきた
<PR3>
内田康介選手(2年・旭野)⇒山崎昇悟選手(4年・浦和)
<LO4>
梁川賢吉選手(2年・尾道)⇒深山竣介選手(4年・長崎南山)
<FL6>
倉井瑛志選手(1年・旭丘)⇒梁川賢吉選手(2年・尾道)
・③山﨑選手と④深山選手は揃って今季初スタメンとなるが、昨季は共に対抗戦6試合に出場した主力格のメンバー。
・レギュラー候補と目されていた2人の復帰により、筑波としては役者が揃ってきた印象を受ける。
<バックス>
・一方バックスは開幕節・帝京戦と同じ7人を揃えてきた。
・前節では⑩浅見亮太郎選手(1年・流経大柏)、⑪大畑亮太選手(1年・東海大仰星)のルーキー2人が出色の出来を見せ、既にその実力が大学レベルにあることを強く印象づけた。
・特に、精度の高いキックでチームへ落ち着きをもたらせた⑩浅見選手のゲームコントロールは素晴らしく、世代交代が急務だった”⑩番”に、シーズン序盤で目途が立ったことは筑波にとって大きい。
・バックスリーには⑮松永貫汰主将(4年・大産大附)、⑭植村陽彦選手(3年・茗溪学園)ら大学トップクラスのランナーを揃えるだけに、一戦一戦連携が深まっていけば、筑波らしい躍動感あふれるアタックが見られそうだ。
序盤で早慶明帝との連戦が続く筑波にとって、上位進出を図るためには、この4連戦で少なくとも2勝以上が必要となってくる。
どの相手も簡単に白星を計算できる相手ではないが、過去2年間連勝中と相性のいい慶應戦を一つのターゲットに設定し、ここへ序盤戦のピークを持ってくることは必然。
帝京戦で自信を得たディフェンスの連携をさらに高め、持ち前のアタックに精度とテンポが備わってくれば、2000年以降初となる対慶應大3連勝が見えてくる。
黒黄”撃破で今季初勝利へ。
激戦は必至だ。
慶應義塾大学
<フォワード>
・開幕節を欠場した②原田 衛主将(4年・桐蔭学園)が今季初出場。過去2年の敗戦を知る”大黒柱”の復帰は、3年ぶりの勝利を目指すチームにとって大きなプラス要素。
・開幕節・日体大戦でPOM(Player of the Match)を獲得しながらも、この試合ではリザーブへ回った”ライバル”⑯田中慶伸選手(4年・桐蔭学園)を納得させる活躍を期待したいところだ。
・また個人的には、この試合でバックスのリザーブ番号㉒を付けるHO中山大暉選手(1年・桐蔭学園)の起用法にも注目をしたい。(※前節はフッカーとして後半途中出場)
<バックス>
・バックスは日体大戦と同じメンバーながら、⑬鬼木 崇選手(3年・修猷館)と⑭アイザイア・マプスア選手(3年・Kings college)のポジションを入れ替えてきた。
・日体大戦では、フォワードから転向したマプスア選手がトライを奪い、SOからFBへ入った中楠一期選手(3年・國學院久我山)も効果的なライン参加から2つのトライをアシストするなど、注目の『コンバート組』がそれぞれ輝きを放った。
・ただセットプレーから効果的に相手を崩したフォワードと比べると、バックスは留学生らの個人技で打開を図ろうとするシーンが目についたことも事実。
・今節対戦する筑波のようにディフェンス強度の高い相手に対し、準備してきたアタックがどこまで通用するのか。
・共にディフェンスを持ち味とするチームなだけに、アタック局面での優劣がこの試合の勝敗を分ける大きなポイントになると見る。
今季対抗戦の順位を左右する注目のカード。
目の離せない一戦となる。
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