この記事のまとめ
・関西Aリーグ第3節の対戦カード
・第3節の登録メンバーと注目カード見どころ
・試合の視聴方法と配信スケジュール

開幕節から波乱が巻き起こっている今季の関西リーグ。

その台風の中心にいるのは近畿大学。

開幕戦で前年度大学王者の天理大を破ると、第2節では春の王者同志社を撃破。

前年度最下位からの下剋上優勝へ向け、その勢いはとどまるところをしりません。

今週末にはその近大が優勝候補の一角京産大と激突。

今季の優勝を占う上でも、重要な大一番を迎えます。

この記事では、10月16日(土)、17日(日)に行われる第3節の登録メンバーと注目カードの見どころをお伝えしていきます。

第3節対戦カード

10月16日(土)

11:45関学大22-27〇関西大親里
14:00天理大〇40-0摂南大親里

10月17日(日)

11:45京産大〇16-12近畿大皇子山
14:00立命大14-42〇
同 大皇子山

関西学院大 vs 関西大

登録メンバー

※太字は主将

関西学院大学

1 PR
浅井海翔③
(東海大仰星)
2 HO
舘山颯人③
(清真学園)
3 PR
齊藤遼太④
(関西学院)
4 LO
入江元気③
(八幡工)
5 LO
藤井崇弘①
(石見智翠館)
6 FL
稲垣直希①
(石見智翠館)
8 No.8
松田進太郎④
(京都成章)
7 FL
魚谷勇波④
(東海大仰星)
9 SH
橋詰 学④
(天理)
12 CTB
松本壮馬①
(石見智翠館)
10 SO
齊藤綜馬②
(関西学院)
13 CTB
冨岡 周②
(御所実)
11 WTB
奥平 湧④
(尾道)
15 FB
奥谷友規④
(京都成章)
14 WTB
伴井亮太③
(大阪桐蔭)

<リザーブ>

16 平生 翔大 1 173 103 関西学院
17 大東 将也 3 172 104 関西学院
18 豊永 慎之佑 2 176 110 大分舞鶴
19 中道 優斗 4 180 100 関西学院
20 野矢 健太郎 2 178 103 石見智翠館
21 坂原 春光 3 163 75 東海大大阪仰星
22 山本 快 1 177 83 関西学院
23 川村 祐太 1 181 92 関西学院

 

関西大学

1 PR
宮内慶大①
(東福岡)
2 HO
今井虎太郎③
(尾道)
3 PR
細矢一颯②
(関大北陽)
4 LO
中薗拓海②
(関大北陽)
5 LO
栗本勘司④
(報徳学園)
6 FL
山本大輝④
(常翔学園)
8 No.8
池原自恩③
(関大一)
7 FL
千原拓真④
(中部大
春日丘)
9 SH
溝渕元気②
(大産大附)
12 CTB
立石和馬①
(東福岡)
10 SO
高桑基生④
(常翔学園)
13 CTB
工藤広和④
(東福岡)
11 WTB
澤口飛翔②
(御所実)
15 FB
山村英毅③
(関大北陽)
14 WTB
垣本大誠③
(石見智翠館)

<リザーブ>

16 垣本 大斗 2 170 95 石見智翠館
17 朝倉 貫太 4 177 102 國學院大久我山
18 志水 孝吉 2 172 98 東海大大阪仰星
19 雨谷 陸椰 2 180 100 常翔学園
20 森 大起 2 177 81 光泉
21 湫 叶太 2 167 68 東海大大阪仰星
22 石田 航希 3 171 75 関大一
23 藤原 悠 4 178 87 大阪桐蔭

注目ポイント

【過去2年の対戦成績】

2019年:関大が2部所属のため対戦なし

2020年:他リーグ所属のため対戦なし

 

関西学院大学

・開幕節立命大戦で独走トライを奪ったルーキー⑤藤井崇弘選手(1年石見智翠館)が、リーグ3戦目にして初スタメンを獲得。

・開幕からスタメン出場を続ける⑥稲垣直希選手(1年石見智翠館)、⑫松本壮馬選手(1年石見智翠館)も含め、今季の関学は智翠館の”ルーキートリオ”が熱い。

・さらに、バックスでは”御所のハードタックラー”冨岡 周選手(2年御所実)のAリーグ初登場。この選手のタックルとカウンターラックは必見だ。

 

関西大学

・④中薗拓海選手(2年関大北陽)、⑥山本大輝選手(4年常翔学園)、⑭垣本大誠選手(3年石見智翠館)ら3人がAリーグでは初のスタメン出場となる。

・個人的に嬉しいニュースは、昨季の主力⑪澤口飛翔選手(2年御所実)のメンバー復帰。御所実で共に花園準優勝へ貢献した”盟友”冨岡選手とのマッチアップは非常に楽しみだ。

・Aリーグでは3年ぶりとなる”関関戦”。関大はこの伝統の一戦で2015年度以来となるの勝利を目指す。

 

天理大 vs 摂南大

登録メンバー

※太字は主将

天理大学

1 PR
高橋虎太郎④
(報徳学園)
2 HO
佐藤 康④
(天理)
3 PR
松野楓舞①
(松山聖陵)
4 LO
アシペリ
モアラ④
(日本航空
石川)
5 LO
亀沖泰輝④
(市立尼崎)
6 FL
鄭 兆毅②
(竹園)
8 No.8
山村勝悟③
(天理)
7 FL
服部航大④
(天理)
9 SH
藤原健之朗①
(日本航空
石川)
12 CTB
高部 勇④
(天理)
10 SO
筒口允之①
(長崎南山)
13 CTB
前川風雅②
(天理)
11 WTB
内村祐介④
(天理)
15 FB
江本洸志④
(日本航空
石川)
14 WTB
アントニオ
トゥイアキ

(ロトルア)

<リザーブ>

16 谷口 永遠 3 173 103 関大北陽
17 三木 陽平 3 170 95 若狭
18 岩室 勇汰 4 181 110 柏原
19 ナイバルワガ セタ 3 188 98 秋田工業
20 永井 響 4 181 95 天理
21 北條 拓郎 2 172 77 天理
22 間森 涼太 3 181 90 神戸市立学技術
23 本田 飛翔 2 180 85 天理

 

摂南大学

1 PR
仲嶺夏輝②
(尾道)
2 HO
米川辰巳④
(新田)
3 PR
戸高寛康④
(市立尼崎)
4 LO
森山迅都②
(京都工学院)
5 LO
徳永リオ
吉平③
(上宮)
6 FL
隈元添太④
(京都成章)
8 No.8
ヴィリアミ
ルトゥア
アホフォノ③
(トンガカレッジ)
7 FL
譲原匠海④
(常翔学園)
9 SH
藤谷龍哉③
(京都成章)
12 CTB
東 将吾③
(芦屋学園)
10 SO
河波風太④
(和歌山工)
13 CTB
テビタ・
タイ④
(トゥポウ
カレッジ)
11 WTB
藤井延卓④
(常翔啓光)
15 FB
ヴィリアミ
ツイドラキ④
(ラトゥナブラ)
14 WTB
熊倉拓海④
(神戸科技)

<リザーブ>

16 正木 陸久 4 170 92 伏見工業
17 梁 起繁 1 178 100 大阪朝鮮
18 原渕 修人 2 177 106 摂津
19 山﨑 友誠 4 180 96 東海大仰星
20 坂口 竜太郎 3 170 90 大産大付属
21 秦 陽太 4 170 73 東海大仰星
22 大津 直人 1 168 75 常翔啓光学園
23 前薗 斗真 2 172 82 東海大大阪仰星

注目ポイント

【過去2年の対戦成績】

2019年度:天理大 〇83-7 摂南大

2020年度:天理大 〇64-0 摂南大

 

天理大学

・前節欠場した④アシペリモアラ選手(4年日本航空石川)がスタメンへ復帰し、⑥鄭 兆毅選手(2年竹園)はリーグ初スタメンとなる。

・この試合でも松野楓舞選手(1年松山聖陵)が前節に続き①番を背負い、⑨藤原健之朗選手(1年日本航空石川)、⑩筒口允之選手(1年長崎南山)は3試合連続で”HB団”を務める。彼らルーキーの成長は今季の天理躍進に欠かすことができない。

・個人的な注目は、選抜大会でベスト4に入った2019年度天理高の”主将”⑬前川風雅選手(2年天理)。高い決定力に加え、周りも生かすことができる万能型のセンターだ。Aリーグ初スタメンとなるこの試合で、是非存在感を発揮してほしい。

 

摂南大学

・前節関学大戦からのメンバー変更は、③番の戸高寛康選手(4年市立尼崎)のみ。ラストイヤーで掴んだAリーグ初スタメン。このチャンスを是非ものにしてほしい。

・今季の摂南は⑬テビタ・タイ選手(4年)、⑮ヴィリアミ・ツイドラキ選手(4年)らの攻撃力に加え、関学を後半1トライに抑え込むなどディフェンス力も高い。

・昨季リーグ4位校を撃破した勢いそのままに、近大に続く”王者”撃破を成し遂げたいところだ。

 

京都産業大 vs 近畿大

登録メンバー

※太字は主将

京都産業大学

1 PR
野村三四郎③
(西陵)
2 HO
梅基天翔④
(高岡第一)
3 PR
平野叶翔④
(西陵)
4 LO
フナキ
ソロモネ①
(目黒学院)
5 LO
アサエリ
ラウシ③
(日本航空
石川)
6 FL
福西隼杜③
(報徳学園)
8 No.8
藤井 颯④
(京都成章)
7 FL
三木皓正②
(京都成章)
9 SH
廣田 瞬④
(天理)
12 CTB
堀田礼恩④
(京都成章)
10 SO
家村健太③
(流経大柏)
13 CTB
ジェイミー
ヴァカラヒ④
(日体大荏原)
11 WTB
高井良成②
(関大北陽)
15 FB
竹下拓己③
(東福岡)
14 WTB
船曳涼太②
(神戸科技)

<リザーブ>

16 内山 二千斗 3 172 96 京都成章
17 木村 圭汰 4 173 110 筑紫台
18 中川 亮 3 170 103 尾道
19 堤田 京太郎 3 180 100 大阪桐蔭
20 ヴェア・タモエフォラウ 2 186 129 札幌山の手
21 土永 旭 1 170 64 光泉カトリック
22 西仲 隼 3 172 81 近大付属
23 松岡 大河 2 170 76 東福岡

 

近畿大学

1 PR
紙森陽太④
(大阪桐蔭)
2 HO
金子 隼④
(中部大
春日丘)
3 PR
辻村翔平④
(長崎南山)
4 LO
松永正喜②
(尾道)
5 LO
甲斐登生③
(石見智翠館)
6 FL
松田 翼③
(熊野)
8 No.8
古寺直希①
(石見智翠館)
7 FL
宮本学武④
(近大附)
9 SH
松山将輝④
(大阪桐蔭)
12 CTB
福山竜斗④
(天理)
10 SO
半田裕己②
(天理)
13 CTB
中洲晴陽④
(筑紫)
11 WTB
宮宗 翔④
(大阪桐蔭)
15 FB
河井 優④
(日本航空
石川)
14 WTB
植田和磨①
(報徳学園)

<リザーブ>

16 宮崎 賢輝 3 172 96 長崎南山
17 長岡 幸輝 4 170 92 常翔学園
18 稲場 巧 1 175 104 近大附属
19 蔡 唯志 1 176 91 大阪朝鮮
20 安居 一輝 4 170 91 上宮太子
21 福山 太陽 2 172 80 滋賀学園
22 小林 建太 4 160 77 近大附属
23 三島 琳久 3 175 92 大阪桐蔭

注目ポイント

【過去2年の対戦成績】

2019年度:京産大 〇21-10 近大

2020年度:他リーグ所属のため対戦なし

 

京都産業大学

・前節からの変更は⑮番へ入った竹下拓己選手(3年東福岡)のみ。春先からほぼ固定されてきたこの布陣が、今季のベストと考えていいだろう。

・京産大は前節立命館を相手にスクラムで圧倒し、アタック局面ではFW/BK一体となった多彩な攻めを披露。チームとして高い完成度を示した。

・天理、同志社を破った近大の実力は間違いなく本物だが、自分たちの強みであるフォワード戦に持ち込めれば優位性は京産にあると見る。

・⑨廣田 瞬選手(4年・天理)、家村健太選手(3年流経大柏)のキックで確実に前進を図り、⑤ラウシ選手(3年)、④ソロモネ選手(1年)、⑳タモエフォラウ選手(2年)ら強力な留学生の突破力を存分に生かしていきたいところだ。

 

近畿大学

・開幕から2試合でスタメンを張ってきたルーキー稲場 巧選手(1年近大附)に代え、『U20日本代表』にも名を連ねた辻村翔平選手(4年長崎南山)を③番へ入れてきた。

・この試合は”世代屈指の①番”紙森陽太選手(4年大阪桐蔭)との『U20コンビ』で、京産の強力スクラムに対抗する。

・開幕から天理、同志社を立て続けに撃破し、一躍関西の本命に躍り出た近大。関西のスケジュールは前年度の順位がベースとなるため、上位勢との連戦が続くこの序盤を無敗で乗り切ることができれば、悲願の”リーグ制覇”はおろか”全勝優勝”も射程圏内に入ってくる。

・今季の関西を大いに盛り上げている”近大旋風”。”最後の優勝候補”京産大とのこの一戦は、事実上の優勝決定戦になるかもしれない。

 

立命館大 vs 同志社大

登録メンバー

※太字は主将

立命館大学

1 PR
百地龍之介④
(東海大仰星)
2 HO
横尾太一④
(東海大仰星)
3 PR
金井慎太郎④
(佐野日大)
4 LO
阿部孔哉④
(東農大二)
5 LO
宮城雄真②
(京都成章)
6 FL
小島良介④
(洛北)
8 No.8
宮下大輝④
(報徳学園)
7 FL
中村 壮④
(東海大仰星)
9 SH
北村瞬太郎②
(國學院栃木)
12 CTB
森 駿太②
(東福岡)
10 SO
江良 楓④
(大阪桐蔭)
13 CTB
木田晴斗④
(関西大倉)
11 WTB
間瀬陽紀③
(深谷)
15 FB
安井拓馬③
(東海大仰星)
14 WTB
藤井健太郎④
(伏見工)

<リザーブ>

16 安部 薫平 2 172 98 東海大仰星
17 前川 和輝 2 169 98 天理
18 藤野 翼 3 174 105 関東学院六浦
19 堀田 雄志郎 3 178 96 中部大春日丘
20 江木畠 悠加 1 177 91 大分舞鶴
21 諸井 琉哉 3 166 74 流経大柏
22 宮嵜 隼人 3 172 84 報徳学園
23 吉本 匠希 2 183 83 常翔学園

 

同志社大学

1 PR
山本敦輝②
(常翔学園)
2 HO
西濱悠太②
(東福岡)
3 PR
李 優河③
(大阪朝鮮)
4 LO
小菅由一郎④
(京都成章)
5 LO
南 光希④
(東海大仰星)
6 FL
梁本旺義③
(常翔学園)
8 No.8
木原音弥④
(東福岡)
7 FL
小島雅登③
(東福岡)
9 SH
田村魁世④
(桐蔭学園)
12 CTB
西村海音③
(同志社)
10 SO
嘉納一千②
(大阪桐蔭)
13 CTB
大森広太郎③
(茗溪学園)
11 WTB
和田悠一郎④
(東海大仰星)
15 FB
山口楓斗④
(東海大福岡)
14 WTB
稲吉渓太④
(東福岡)

<リザーブ>

16 谷本 卯楽 4 165 89 同志社
17 杉山 左門 3 175 103 同志社香里
18 西口 聖一郎 4 179 107 同志社
19 依藤 隆史 4 180 94 東筑
20 馬渡 仁之祐 3 179 93 東海大仰星
21 新和田 錬 3 171 73 尾道
22 倉岡 治輝 4 174 83 尾道
23 芦塚 仁 2 178 89 大阪桐蔭

 

注目ポイント

【過去2年の対戦成績】

2019年度:同志社 〇32-17 立命館

2020年度:同志社 〇53-19 立命館

 

立命館大学

・フォワードは②横尾太一選手(4年東海大仰星)、⑦中村 壮選手(4年東海大仰星)の2人を今季初めてスタメンで起用し、4年生の比率を高めてきた。

・一方のバックスは過去2試合ウィングで出場した安井拓馬選手(3年東海大仰星)をフルバックに下げ、昨季の主力で躍動感溢れるランが魅力の間瀬陽紀選手(2年・深谷)を⑪番で起用。この布陣は現時点でのベストと言えるだろう。

・”関西屈指のランナー”木田晴斗主将(4年関西大倉)擁する立命は、バックスのタレント力では同志社に決して引けをとらない。ただ、彼らのポテンシャルを最大限に引き出すためには、やはりフォワードの奮起が必要不可欠。

・リーグ戦での経験値では同志社に分があるが、フィジカルと走力を兼ね備える⑧宮下大輝選手(4年報徳学園)らバックローを中心にフォワード戦で圧力をかけていきたい。

 

同志社大学

・開幕から欠場が続いていた④小菅由一郎選手(4年京都成章)、⑭稲吉渓太選手(4年東福岡)の主力2人がついにスタメン復帰。敗戦からの立て直しを図るチームへ、頼もしい戦力が戻ってきた。

・4年目で初めてメンバー入りする⑱西口聖一郎選手(4年同志社)も非常に楽しみな存在だ。

・前節同志社は近大相手に終始試合を優勢に進めながらも、取るべきところで取り切ることができず、最後は”イケイケラグビー”の波に飲み込まれた。

・後半近大を自陣ゴール前に釘付けにした時間帯で得点できていれば、展開はまた違ったものになっていただけに、この立命大戦では”プレーの精度”と”決定力”の改善が求められるところ。

・その意味でも注目は⑫西村海音選手(3年同志社)と⑬大森広太郎選手(3年・茗溪学園)のセンターコンビ。彼らが開幕節のように幾度も決定機を演出し、バックスリーの好走を引き出すことができれば自ずと結果は見えてくる。

・今季の同志社が目指すのは2015年度以来の関西制覇。ここで立ち止まるわけにはいかない。

<関西リーグ2021試合結果速報↓>

【結果速報】大学ラグビー2021 関西大学Aリーグ 日程と順位表

<2021年度新入生情報↓>

【新入生まとめ】2021年度大学ラグビー 主要リーグ新入部員

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