・第5週の登録メンバーと注目試合の見どころ
各チーム3試合を戦い終え、いよいよ中盤戦へ突入する関東対抗戦Aグループ。
ここまで全勝は明治、早稲田、帝京、その3チームを1敗の慶應が追う展開となっています。
今節の注目カードは何と言っても、ここまで渾身の試合を続けてきている筑波と対抗戦2連覇王者明治の一戦。
既に2敗を喫している筑波にとっては、上位進出へ絶対に負けられない戦いとなります。
この記事では10月23日(土)、24日(日)に行われる第5節の登録メンバーと注目試合の見どころをお伝えしていきます。
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第5週対戦カード
10月23日(土) | ||||
13:00 | 青学大 | 13-61〇 | 早 大 | 敷島 |
13:00 | 立教大 | 5-41〇 | 慶 大 | 三郷 |
10月24日(日) | ||||
13:00 | 明 大 | 〇53-14 | 筑波大 | 三郷 |
13:00 | 帝京大 | 〇91-18 | 日体大 | 帝京G |
青山学院大 vs 早稲田大
今節の注目カード
登録メンバー
※太字は主将
青山学院大学
1 PR 田中創太郎② (國學院 久我山) | 2 HO 相根大和④ (京都成章) | 3 PR 中西翔太郎④ (國學院 久我山) |
4 LO 清原裕揮④ (東福岡) | 5 LO 江金 海③ (大阪桐蔭) |
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6 FL 中谷玲於④ (京都成章) | 8 No.8 辻村 康② (東海大仰星) | 7 FL 渡邊元樹③ (名古屋) |
9 SH 山同 光③ (國學院 久我山) | ||
12 CTB 青沼駿昌① (仙台育英) | 10 SO 桑田宗一郎④ (桐蔭学園) | 13 CTB 金澤春樹③ (流経大柏) |
11 WTB 大村知意③ (茗溪学園) | 15 FB 黒木陽斗④ (桐蔭学園) | 14 WTB 榎本拓真① (桐蔭学園) |
<リザーブ>
16 石川 大貴 4 178/97 佐賀工
17 大城 琳 3 165/90 名護
18 藤本 壮真 4 175/101 川和
19 目崎 魁大 2 183/95 茗溪学園
20 田口 遼馬 1 180/102 流経大柏
21 亀井 健人 2 169/66 桐蔭学園
22 桑田 敬士郎 2 178/75 桐蔭学園
23 川端 航聖 1 175/80 東福岡
早稲田大学
1 PR 小沼宏太④ (清真学園) | 2 HO 川崎太雅② (東福岡) | 3 PR 亀山昇太郎① (茗溪学園) |
4 LO 大崎哲徳④ (國學院 久我山) | 5 LO 村田陣悟② (京都成章) |
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6 FL 相良昌彦③ (早稲田実) | 8 No.8 佐藤健次① (桐蔭学園) | 7 FL 植野智也③ (早稲田実) |
9 SH 宮尾昌典① (京都成章) | ||
12 CTB 長田智希④ (東海大仰星) | 10 SO 伊藤大祐② (桐蔭学園) | 13 CTB 岡﨑颯馬② (長崎北陽台) |
11 WTB 松下怜央③ (関東学院 六浦) | 15 FB 河瀬諒介④ (東海大仰星) | 14 WTB 槇 瑛人③ (國學院 久我山) |
<リザーブ>
16 宮武 海人 4 172/96 早大学院
17 横山 太一 4 177/107 國學院久我山
18 木村 陽季 4 174/105 早稲田実
19 桑田 陽介 4 185/100 明和
20 前田 知暉 3 180/95 東海大仰星
21 細矢 聖樹 1 162/59 國學院栃木
22 吉村 紘 3 175/84 東福岡
23 平田 楓太 3 182/86 東筑
見どころ
【過去2年の対戦成績】
2019年:早稲田大 〇92-0 青山学院大
2020年:早稲田大 〇47-21 青山学院大
青山学院大学
・タイトファイブの5人はここまで不動。 昨季は欠場がちだったフォワードの”大黒柱”④清原裕揮選手(4年・東福岡)が、今季は開幕から元気な姿を見せてくれていることはチームにとって大きい。
・バックローは、FL小島静也選手(4年・桐蔭学園)に代わり⑦渡邊元樹選手(3年・名古屋)、No.8金原匡佑選手(3年・國學院久我山)に代わり⑧辻村 康選手(2年・東海大仰星)をそれぞれ入れてきた。
・渡邊選手は1年目から対抗戦を経験し、今年の春季大会ではレギュラーとして2試合へ出場。辻村選手は第1列から3列まで複数ポジションをこなすユーティリティ性が魅力。共に対抗戦初スタメンとなるこの試合でどのようなプレーを見せてくれるのか。
・バックスは⑨山同 光選手(3年・國學院久我山)が2試合連続で⑨番を務め、前節慶應を苦しめた青学のスピードアタックをリードする。その一方で春先からスタメンを務めてきたSH宮下賢志選手(3年・日川)が、ここ2試合メンバー外となっている点は気になるところ。
・ルーキーでは、開幕から⑫番を守り続ける青沼駿昌選手(1年・仙台育英)、前節デビューを飾った⑭榎本拓真選手(1年・桐蔭学園)に続き、⑳田口遼馬選手(1年・流経大柏)と㉓川端航聖選手(1年・東福岡)がこの試合新たにメンバー入り。
・いずれも高校ラグビー界を代表する強豪校で主力を担った期待のホープ。対抗戦初登場が楽しみだ。
青学はここまで3試合を終えて総失点が”144”。昨季の同時期が”251”だったことを考えると、今季はディフェンス面が大幅に改善されている。
早稲田はここまで対抗戦最多得点(180点)を誇るが、前節筑波が21失点に抑えたように、ディフェンスで前へ出続けることができれば活路は開けてくる。
目指すは両FL(肘井&中谷)を中心としたタックルで真っ向から渡り合った昨季開幕節の再現。
秩父宮の観衆を湧かせたあの熱いファイトを今年も見せてほしい。
早稲田大学
・フォワードは”大黒柱”PR小林賢太副将(4年・東福岡)に代え、ここまでリザーブから途中出場を続けてきた小沼宏太選手(4年・清真学園)を①番に抜擢。
・小沼選手にとってはこれが対抗戦初スタメン。強みのスクラムはもちろんのこと、高校時代に”バックス”として活躍したその走力とスキルを存分に見せつけてほしい。
・そして⑥番には相良昌彦選手(3年・早稲田実)が3試合ぶりにメンバー復帰。開幕戦で負傷した怪我が大事に至らずファンとしては一安心といったところだが、気になるのは今後の第3列のメンバー構成。
・この試合では村田陣悟選手(2年・京都成章)が⑥番から⑤番へ回る形となったが、村田選手は春季大会でもロックとして起用されてきたことを考えると、今季はこの布陣が基本となるのかもしれない。
・いずれにしても、今季定位置を掴んだ”狂気のタックラー”⑦植野智也選手(3年・早稲田実)が変わらずメンバー入りしていることを嬉しく思う。
・一方のバックスは、”世代No.1バックス”伊藤大祐選手(2年・桐蔭学園)をついに⑩番として起用。このオプションは私も含め多くのアカクロファンが見たいと願い、チームとしてもシーズン終盤へ向け是非一度試しておきたかった布陣と考えられる。
・早稲田の次世代を担う”アカクロの至宝”が、司令塔としてどのようなゲームメイクを見せるのか。この試合はいちファンとしてその勇姿を見守りたいと思う。
最後に、この試合早稲田としての課題は前の試合で成功率62%(13分の8)に終わったラインアウトの修正。
そして激戦区スクラムハーフの争いを勝ち抜き初のメンバー入りを果たした㉑細矢聖樹選手(1年・國學院栃木)の存在も注目選手として忘れてはならない。
立教大 vs 慶應義塾大
登録メンバー
※太字は主将
立教大学
1 PR 麻生典宏④ (桐蔭学園) | 2 HO 三村真嶺① (東海大仰星) | 3 PR 大和大祐④ (桐蔭学園) |
4 LO 村田裕太④ (函館 ラ・サール) | 5 LO 手塚一乃進② (足立学園) |
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6 FL 山本開斗④ (桐蔭学園) | 8 No.8 紀伊雄介③ (桐蔭学園) | 7 FL 守 源③ (立教新座) |
9 SH 北川時来② (國學院 久我山) | ||
12 CTB 落合凌平④ (東農大二) | 10 SO 中 優人① (桐蔭学園) | 13 CTB 小関智大④ (柏) |
11 WTB 吉澤雅樹③ (桐蔭学園) | 15 FB 江田優太① (川越東) | 14 WTB 舟橋広倫④ (名古屋) |
<リザーブ>
16 二木 翔太郎 2 175/98 立教新座
17 勝沼 遼 4 172/100 新潟明訓
18 湯村 怜 3 176/112 立教新座
19 羽間 圭司 2 173/88 東海大仰星
20 田中 太陽 2 170/85 立教新座
21 伊藤 光希 1 164/66 桐蔭学園
22 福壽 佳生 2 175/88 立教新座
23 天羽 秀太 2 170/76 桐蔭学園
慶應義塾大学
1 PR 松岡勇樹③ (慶應義塾) | 2 HO 原田 衛④ (桐蔭学園) | 3 PR 鈴木悠太③ (慶應義塾) |
4 LO 村松龍之介④ (慶應義塾) | 5 LO 篠原孝太④ (慶應義塾) |
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6 FL 髙武俊輔③ (尾道) | 8 No.8 福澤慎太郎② (本郷) | 7 FL 山本 凱④ (慶應義塾) |
9 SH 東 龍太郎④ (慶應義塾) | ||
12 CTB イサコ・エノサ③ (Kings college) | 10 SO 中楠一期③ (國學院 久我山) | 13 CTB 鬼木 崇③ (修猷館) |
11 WTB 山之内颯人④ (慶應義塾) | 15 FB 山田 響② (報徳学園) | 14 WTB 佐々木隼③ (桐蔭学園) |
<リザーブ>
16 田中 慶伸 4 171/99 桐蔭学園
17 朝田 将多 3 175/105 國學院久我山
18 岡 広将 2 173/107 桐蔭学園
19 シュモック オライオン2 181/95 MountAlbert
20 アイザイア・マプスアF 3 193/109 King'sCollege
21 佐々 仁悟 2 173/77 國學院久我山
22 中山 大暉 1 176/98 桐蔭学園
23 永山 淳 2 188/96 國學院久我山
注目ポイント
【過去2年の対戦成績】
2019年:立教がB所属のため対戦なし
2020年:慶應義塾大 〇78-5 立教大
立教大学
・フォワード、バックス共に前節からメンバーに変更はなし。
・本来③番ながらこの試合も①番へ入るPR麻生典宏主将(4年・桐蔭学園)は、今季このポジションで固定されるのか。
・大学からラグビーを始め、今季チーム唯一のトライを挙げている⑰勝沼 遼選手(4年・新潟明訓)の登場も楽しみにしたい。
慶應義塾大
・⑤番には今野勇久選手(3年・桐蔭学園)に代わって篠原孝太選手(4年・慶應義塾)が入り、ラストイヤーで対抗戦初スタメンを獲得。
・昨季全試合スタメン出場の”エース”佐々木隼選手(3年・桐蔭学園)の復帰も慶應にとっては朗報。
・中楠一期選手(3年・國學院久我山)、山田響選手(2年・報徳学園)をそれぞれ⑩番⑮番へ戻して2戦目。
・個人的にはこの布陣の方が相手に与える脅威は大きいと感じるが、留学生の起用法も含め、まだまだ試行錯誤が続きそうだ。
明治大 vs 筑波大
今節の注目カード
登録メンバー
※太字は主将
明治大学
1 PR 山本耕生④ (桐蔭学園) | 2 HO 田森海音④ (長崎北陽台) | 3 PR 村上 慎④ (法政二) |
4 LO 山本嶺二郎② (京都成章) | 5 LO 武内 慎③ (石見智翠館) |
|
6 FL 木戸大士郎① (常翔学園) | 8 No.8 大石康太④ (國學院 久我山) | 7 FL 福田陸人④ (國學院栃木) |
9 SH 飯沼 蓮④ (日川) | ||
12 CTB 廣瀬雄也② (東福岡) | 10 SO 伊藤耕太郎② (國學院栃木) | 13 CTB 江藤 良④ (報徳学園) |
11 WTB 松本純弥④ (佐賀工) | 15 FB 石田吉平③ (常翔学園) | 14 WTB 秋濱悠太① (桐蔭学園) |
<リザーブ>
16 紀伊 遼平 3 173/103 桐蔭学園
17 中村 公星 3 183/112 國學院栃木
18 大賀 宗志 3 179/112 報徳学園
19 亀井 茜風 2 193/106 長崎北陽台
20 松本 光貴 2 189/97 明大中野八王子
21 萩原 周 2 173/76 大阪桐蔭
22 齊藤 誉哉 3 180/94 桐生第一
23 雲山 弘貴 4 187/93 報徳学園
筑波大学
1 PR 木原優作③ (東福岡) | 2 HO 肥田晃季③ (中部大 春日丘) | 3 PR 内田康介② (旭野) |
4 LO 小山峻哉④ (茗溪学園) | 5 LO 八木澤龍翔③ (流経大柏) |
|
6 FL 梁川賢吉② (尾道) | 8 No.8 深山竣介④ (長崎南山) | 7 FL 岩田真樹④ (明大中野 八王子) |
9 SH 鈴村淳史④ (中部大 春日丘) | ||
12 CTB 松島 聡③ (大分舞鶴) | 10 SO 浅見亮太郎① (流経大柏) | 13 CTB 谷山隼大② (福岡) |
11 WTB 大畑亮太① (東海大仰星) | 15 FB 松永貫汰④ (大産大附) | 14 WTB 植村陽彦③ (茗溪学園) |
<リザーブ>
16 平石 颯 2 178/102 桐蔭学園
17 上野 辰 4 177/97 日比谷
18 山崎 昇悟 4 178/112 浦和
19 田中 希門 2 182/108 中部大春日丘
20 楢本 鼓太朗 3 171/92 修猷館
21 松井 翔 2 164/70 東海大仰星
22 川合 カイト 4 183/88 小山台
23 一口 直貴 3 172/80 兵庫星陵
見どころ
【過去2年の対戦成績】
2019年:明治大 〇59-33 筑波大
2020年:明治大 〇33-17 筑波大
明治大学
・タイトファイブは開幕から不動の5人。厚い選手層を誇る明治のこのポジションにあって、シーズン序盤からここまでメンバーが固定化された年は最近では殆ど記憶にない。それだけに彼らに対する指揮官の厚い信頼を窺い知ることができる。
・そしてバックローでは、前節日体大戦で対抗戦デビューを果たした⑧大石康太副将(4年・國學院久我山)が初スタメン。前節欠場した⑦福田陸人選手(4年・國學院栃木)もメンバーへ復帰し、フォワードは最上級生が8人中5人を占める布陣。この試合は今季の”4年力”が試される。
・一方のバックスは前節と同じ顔ぶれながら、バックスリーの組み合わせを変更してきた。”東京五輪セブンズ代表”石田吉平選手(3年・常翔学園)のフルバック起用は、より自由を与えボールに触れる機会を増やしたいという意図の表れか。
・またこの試合では、春シーズン以降欠場が続いていた㉓雲山弘貴選手(4年・報徳学園)と⑱大賀宗志選手(3年・報徳学園)がメンバー復帰。強豪との激突が続く終盤戦へ向け役者が揃ってきた。
明治はここまで青学、立教、日体大相手に危なげなく勝利を重ねているものの、1試合の平均得点が”55点”にとどまるなど、決して本調子とは言えない状況にある。
中でも気になるのは、アタック局面における精度や意思統一の部分。
フォワード、バックスどちらも高いポテンシャルを持つために、「今年の明治はここで取る!」という”拘り”が今ひとつ感じられず、チームとしての強みが分散されてしまっている印象を受ける。
まだチームビルディング段階ということもあり、今後その辺りは徐々にブラッシュアップされていくと思われるが、今節の相手筑波はここまで上位校と激戦を繰り広げてきたタフな相手。
”試運転”の状態でむやみにボールを動かせば、たちまち筑波ディフェンスの網に飲み込まれる。
その意味でもこの試合のポイントは、スクラムやラインアウトなどのセットプレー。
例えダイナミズムに欠けたとしても、明治が持つ本来の”強み”にどこまでこだわって戦い切ることができるか。
ファンが望むのは筑波が挑んでくる”フィジカルバトル”を”フィジカル”で制す明治の姿。
そろそろエンジン全開の”紫紺軍団”を見せてほしい。
筑波大学
・フォワードはPR内田康介選手(2年・旭野)が開幕節以来となる①番復帰。スクラムに強みを持つ若手のホープに対重戦車の矢面を託す。
・さらに、180cm/110kgでプロップも担える小山峻哉選手(4年・茗溪学園)を④番へ入れ、本来ロックの深山竣介選手(4年・長崎南山)を⑧番へ起用。高さと重量感のあるメンバーを揃えてきた印象だ。
・一方のバックスは、松島 聡選手(3年・大分舞鶴)と谷山隼大選手(2年・福岡)が対抗戦で初めてセンターコンビを組み、松永貫汰主将(4年・大産大附)、植村陽彦選手(3年・茗溪学園)、大畑亮太選手(1年・東海大仰星)の3人がバックスリーに控える。
・今季不動の『HB団』含め、この布陣の持つタレント力は明治に全く引けを取らない。まさにこの試合に照準を合わせてきたメンバー構成と言えるだろう。
筑波はここまで帝京、慶應、早稲田と激戦を繰り広げてきただけあって、現時点でのチームとしての仕上がりは対抗戦でも群を抜く。
連戦による疲労はピークを迎える時期にさしかかるが、この試合はシーズンの最終順位を左右する大一番。総力戦で挑んでくるだろう。
その中で勝利へのカギと見るのは”規律面”。
帝京戦では帝京の”5”に対し”13”、早稲田戦では早稲田の”9”に対し”14”のペナルティを筑波はそれぞれ犯した。
勝利した慶應戦では慶應の”13”に対し、筑波はわずか”3”に抑えることができていたことからも、この規律面での課題が勝敗に影響することは明白。
スクラムやラインアウトはここまで抜群の安定感を誇っているだけに、早稲田戦のようにシンビンなどでチームを窮地に追いやるような不用意な反則は絶対に避けたいところ。
目指すは2013年度以来となる明治撃破。
フィジカルを前面に押し出した真っ向勝負を期待したい。
帝京大 vs 日本体育大
登録メンバー
※太字は主将
帝京大学
1 PR 照内寿明④ (國學院栃木) | 2 HO 江良 颯② (大阪桐蔭) | 3 PR 細木康太郎④ (桐蔭学園) |
4 LO 江里口真弘③ (大分東明) | 5 LO 本橋拓馬① (京都成章) |
|
6 FL 青木恵斗① (桐蔭学園) | 8 No.8 奥井章仁② (大阪桐蔭) | 7 FL 山添圭祐③ (長崎北陽台) |
9 SH 李 錦寿① (大阪朝鮮) | ||
12 CTB 押川敦治④ (京都成章) | 10 SO 高本幹也③ (大阪桐蔭) | 13 CTB 志和池豊馬④ (日向) |
11 WTB 高本とむ② (東福岡) | 15 FB 二村莞司③ (京都成章) | 14 WTB 大藪洸太③ (中部大 春日丘) |
<リザーブ>
16 大澤 陸大 4 169/98 黒沢尻北
17 津村 大志 2 172/103 御所実業
18 奥野 翔太 4 177/114 常翔学園
19 山川 一瑳 3 190/103 常翔学園
20 上山 黎哉 4 174/96 大阪桐蔭
21 岡本 泰斉 3 176/91 中部大春日丘
22 松山 千大 3 173/88 大阪桐蔭
23 ミティエリ ・ツイナカウヴァドラ
F 3 185/108 St.Joseph'sCollege
日本体育大学
1 PR 砂田優希③ (駒込) | 2 HO 森屋颯太④ (横須賀総合) | 3 PR ミキロニ リサラ④ (日体大荏原) |
4 LO 諏訪和希④ (朝明) | 5 LO 小柿 駆③ (東農大二) |
|
6 FL 高橋泰地 (秋田工) | 8 No.8 ハラトア ヴァイレア④ (日体大柏) | 7 FL 小泉敦矢③ (成城学園) |
9 SH 梶田壮馬④ (西陵) | ||
12 CTB 松尾峻輔④ (長崎北陽台) | 10 SO 貝森瞭太④ (つくば秀英) | 13 CTB 平城大誠③ (東京) |
11 WTB クリスチャン ラウイ④ (日体大柏) | 15 FB 田中大世③ (甲南) | 14 WTB 鈴木 颯③ (豊多摩) |
<リザーブ>
16 白鳥 大城 4 175/96 東京
17 松田 大空 3 178/91 新潟工
18 美谷 尋斗 3 174/117 魚津工
19 粟田 駿也 1 181/83 高鍋
20 藤田 幹太 1 175/85 筑紫
21 伏見 永城 1 166/70 甲府工
22 勝目 龍馬 1 164/71 佐賀工
23 辰己 一輝 1 179/77 日体大柏
注目ポイント
【過去2年の対戦成績】
2019年:帝京大 〇59-30 日本体育大
2020年:帝京大 〇98-10 日本体育大
帝京大学
・この試合では前節デビュー戦で4トライを量産したHO福井翔選手(3年・東福岡)に代え、”怪物”江良 颯選手(2年・大阪桐蔭)を再び②番へ戻してきた。
・⑤本橋拓馬選手(1年・京都成章)、⑥青木恵斗選手(1年・桐蔭学園)のツインタワーは共に3戦連続のスタメン出場。がっちり定位置をキープしている。
・バックスでもルーキー李 錦寿選手(1年・大阪朝鮮)が3試合連続で⑨番。2018年度の”高校日本代表候補”で、対抗戦初のメンバー入りとなる岡本泰斉選手(3年・中部大春日丘)の出番も楽しみだ。
日本体育大学
・フォワードは前節明治戦と同じ8人。”大黒柱”ハラトア・ヴァイレア選手(4年・日体大柏)は、明治戦を見る限りやはりこのポジションが最適と感じる。
・バックスは⑬平城大誠選手(3年・東京)が対抗戦初スタメン。”不動のセンター”皆川祥汰選手、ここまでSO、FBとしてチームをリードしてきた福島脩登選手(3年・天理)の不在がどう響くか。
・この試合ではリザーブに異例とも言える5人の1年生が入った。どの選手も期待値の高い選手たちだが、その中でも佐賀工で2年時から”⑫番”を背負ってきた㉒勝目龍馬選手には特に注目をしたい。
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