この記事のまとめ
・対抗戦第4週の対戦カード
・第4週の登録メンバーと注目カード見どころ

各チーム2試合を消化した関東対抗戦Aグループ。

明治、早稲田、帝京がここまで連勝を飾る一方で、前節、慶應は充実の筑波の前に完敗。

今季も筑波の存在が序盤戦を大いに盛り上げてくれています。

今週末の第4週ではその筑波と好調・早稲田が激突。

好ゲーム必至です。

この記事では10月9日(土)、10日(日)に行われる第4節の登録メンバーと注目試合の見どころをお伝えしていきます。

更新履歴
10/9:慶應vs青学戦/帝京vs立教注目ポイント追記

第4週対戦カード

10月9日(土)

11:30筑波大14-21〇早 大江戸川
14:00明 大〇46-10日体大江戸川

10月10日(日)

13:00慶應大〇40-14青学大慶大G
13:00立教大0-103〇帝京大帝京G

筑波大 vs 早稲田大

今節の注目カード

登録メンバー

※太字は主将

筑波大学

1 PR
木原優作③
(東福岡)
2 HO
肥田晃季③
(中部大
春日丘)
3 PR
山崎昇悟④
(浦和)
4 LO
深山竣介④
(長崎南山)
5 LO
八木澤龍翔③
(流経大柏)
6 FL
梁川賢吉②
(尾道)
8 No.8
楢本鼓太朗③
(修猷館)
7 FL
岩田真樹④
(明大中野
八王子)
9 SH
鈴村淳史④
(中部大
春日丘)
12 CTB
川合カイト④
(小山台)
10 SO
浅見亮太郎①
(流経大柏)
13 CTB
松島 聡③
(大分舞鶴)
11 WTB
一口直貴③
(兵庫星陵)
15 FB
松永貫汰④
(大産大附)
14 WTB
谷山隼大②
(福岡)

<リザーブ>

16 平石 颯 2 178/102.2 桐蔭学園
17 上野 辰 4 177/97     日比谷
18 田中 希門 2 182/108.7中部大春日丘
19 本郷 雄斗 1 187/93  千葉
20 小山 峻哉 4 180/110.5 茗溪学園
21 白栄 拓也 2 164/67.1   高鍋
22 森 圭生 4 173/85  明善
23 植村 陽彦 3 177/78 茗溪学園

 

早稲田大学

1 PR
小林賢太④
(東福岡)
2 HO
川崎太雅②
(東福岡)
3 PR
亀山昇太郎①
(茗溪学園)
4 LO
大崎哲徳④
(國學院
久我山)
5 LO
桑田陽介④
(明和)
6 FL
村田陣悟②
(京都成章)
8 No.8
佐藤健次①
(桐蔭学園)
7 FL
植野智也③
(早稲田実)
9 SH
宮尾昌典①
(京都成章)
12 CTB
長田智希④
(東海大仰星)
10 SO
吉村 紘③
(東福岡)
13 CTB
岡﨑颯馬②
(長崎北陽台)
11 WTB
今駒有喜③
(早稲田実)
15 FB
河瀬諒介④
(東海大仰星)
14 WTB
槇 瑛人③
(國學院
久我山)

<リザーブ>

16 宮武 海人 4 172/96   早大学院
17 小沼 宏太 4 180/102 清真学園
18 木村 陽季 4 174/105 早稲田実
19 前田 知暉 3 180/95   東海大仰星
20 小川 瑞樹 4 173/88   早稲田実
21 河村 謙尚 4 171/77   常翔学園
22 久富 連太郎 2 173/82 石見智翠館
23 伊藤 大祐 2 179/89   桐蔭学園

 

見どころ

【過去2年の対戦成績】

2019年:早稲田大 〇52-8   筑波大

2020年:早稲田大 〇50-22 筑波大

 

筑波大学

・フォワードは前節慶應戦と同じ8人で臨む。

・開幕戦で見事な働きを見せたFL倉井瑛志選手(1年・旭丘)がここ2試合ベンチ外なのは残念だが、①木原優作選手(3年・東福岡)を始め主力組がそれぞれ元気な姿を見せていることはチームにとって大きい。

・一方のバックスは、⑬番に松島 聡選手(3年・大分舞鶴)を起用し、両翼には⑪一口直貴選手(3年・兵庫星陵)、⑭谷山隼大選手(2年・福岡)を配置するなど、過去2戦からメンバーを変更してきた。

・中でもやはり注目は2年目を迎える⑭谷山選手。フィジカルとハイボールキャッチに無類の強さを誇り、ルーキーイヤーから輝きを放った”筑波期待の星”。昨年12月以降公式戦の出場はなかったが、この大事な一戦で待望の戦列復帰。早稲田がハイパントを多用してくるなら、この選手の強みが大いに発揮される展開となりそうだ。

・対早稲田戦では過去3年すべて50失点以上と苦戦が続いている。今季も総合力では早稲田に分があると見られ、フォワード戦で押し込まれるようだと試合展開は苦しくなってくる。

・勝利へのカギはやはりタックルとブレイクダウン。”エース”⑮松永貫汰主将(4年・大産大附)らバックスリーの決定力を生かすためにも、コンタクトエリアの攻防で互角以上にファイトし勝機を見出したいところだ。

 

早稲田大学

・早稲田もフォワード陣は前節と同じ8人。

・日体大戦では今季初出場の⑥村田陣吾選手(2年・京都成章)が力強いボールキャリーなどで存在感を発揮。怪我で欠場したFL相良昌彦選手(3年・早稲田実)の不在を感じさせなかった。

・一方の⑦番も植野智也選手(3年・早稲田実)が、強烈なタックルと気の利いたサポートプレーを武器に、開幕からスタメン出場を続けるなどレギュラーの座をがっちりと確保。

・167cmの小柄なサイズそして痛みを厭わない献身性は、昨季ブレイクしたFL坪郷智輝選手と重なる部分も多く、早稲田ファンにとっては堪らない存在。昨季の主力”相良&村田コンビ”の壁は厚いが、是非シーズン終盤までレギュラー争いへ絡んできてほしい。

・バックスは過去2試合のメンバーをベースに、⑪今駒有喜選手(3年・早稲田実)を今季初めてスタメンで起用。前節日体大戦では後半途中出場から再三右サイドを駆け上がる快走を見せただけに、筑波⑭谷山隼大選手とのマッチアップには期待に胸が躍る。

・そして忘れてはいけないのが、今季初めてリザーブ入りした㉓伊藤大祐選手(2年・桐蔭学園)。主将として桐蔭学園を花園初優勝へと導いた”次世代早稲田”を背負って立つ大器。昨季はセンターがメインだったが、今季は果たしてどのポジションで起用されるのか。この選手の動向から目を離すことができない。

早稲田はここまで全26トライ中19個をバックスで奪うなど例年以上にバックスの完成度が高く、フォワードもセットプレーを中心に安定感が光る。

現時点で死角はほぼ見当たらないが、筑波は帝京、慶應と激戦を繰り広げてきた難敵。

コンタクト強度では前2試合の相手を凌駕するだけに、その相手に対しどこまでポテンシャルを発揮できるのか。

今季を占う上でも重要な試金石となる。

対筑波戦は毎年前半戦のヤマ場。

好ゲームを期待する多くのファンのためにも、お互いミスの少ないスリリングな試合を是非期待したい。

 

明治大 vs 日本体育大

登録メンバー

※太字は主将

明治大学

1 PR
山本耕生④
(桐蔭学園)
2 HO
田森海音④
(長崎北陽台)
3 PR
村上 慎④
(法政二)
4 LO
山本嶺二郎②
(京都成章)
5 LO
武内 慎③
(石見智翠館)
6 FL
木戸大士郎①
(常翔学園)
8 No.8
松本光貴②
(明大中野
八王子)
7 FL
石浦大貴②
(報徳学園)
9 SH
飯沼 蓮④
(日川)
12 CTB
廣瀬雄也②
(東福岡)
10 SO
伊藤耕太郎②
(國學院栃木)
13 CTB
江藤 良④
(報徳学園)
11 WTB
石田吉平③
(常翔学園)
15 FB
秋濱悠太①
(桐蔭学園)
14 WTB
松本純弥④
(佐賀工)

<リザーブ>

16 紀伊 遼平 3 173/103 桐蔭学園
17 中村 公星 3 183/112 國學院栃木
18 為房 慶次朗 2 180/115 常翔学園
19 亀井 茜風 2 193/106 長崎北陽台
20 大石 康太 4 179/96 國學院久我山
21 萩原 周 2 173/76 大阪桐蔭
22 池戸 将太郎 2 180/92 東海大相模
23 原口 虎太郎 3 181/92 東福岡

 

日本体育大学

1 PR
砂田優希③
(駒込)
2 HO
森屋颯太④
(横須賀総合)
3 PR
ミキロニ
リサラ④
(日体大荏原)
4 LO
諏訪和希④
(朝明)
5 LO
小柿 駆③
(東農大二)
6 FL
高橋泰地
(秋田工)
8 No.8
ハラトア
ヴァイレア④
(日体大柏)
7 FL
小泉敦矢③
(成城学園)
9 SH
梶田壮馬④
(西陵)
12 CTB
松尾峻輔④
(長崎北陽台)
10 SO
貝森瞭太④
(つくば秀英)
13 CTB
皆川祥汰④
(駒込)
11 WTB
鈴木 颯③
(豊多摩)
15 FB
福島脩登③
(天理)
14 WTB
田中大世③
(甲南)

<リザーブ>

16 白鳥 大城 4 175/96 東京
17 松田 大空 3 178/91 新潟工
18 工藤 隆誠 1 173/100 専大松戸
19 粟田 駿也 1 181/83 高鍋
20 藤田 幹太 1 175/85 筑紫
21 小林 峻也 2 164/60 日大明誠
22 平城 大誠 3 174/83 東京
23 クリスチャン ・ラウイ F 4 180/105 日体大柏

 

【過去2年の対戦成績】

2019年:明治 〇103-0 日本体育大

2020年:明治大 〇不戦勝  日本体育大

 

 

慶應義塾大 vs 青山学院大

登録メンバー

※太字は主将

慶應義塾大学

1 PR
松岡勇樹③
(慶應義塾)
2 HO
原田 衛④
(桐蔭学園)
3 PR
鈴木悠太③
(慶應義塾)
4 LO
村松龍之介④
(慶應義塾)
5 LO
今野勇久③
(桐蔭学園)
6 FL
髙武俊輔③
(尾道)
8 No.8
福澤慎太郎②
(本郷)
7 FL
山本 凱④
(慶應義塾)
9 SH
東 龍太郎④
(慶應義塾)
12 CTB
イサコ・エノサ③
(Kings
college)
10 SO
中楠一期③
(國學院
久我山)
13 CTB
鬼木 崇③
(修猷館)
11 WTB
山之内颯人④
(慶應義塾)
15 FB
山田 響②
(報徳学園)
14 WTB
アイザイア・
マプスア③
(Kings
college)

<リザーブ>

16 田中 慶伸 4 171/99 桐蔭学園
17 朝田 将多 3 175/105 國學院久我山
18 岡 広将 2 173/107 桐蔭学園
19 樋口 豪 2 174/91 桐蔭学園
20 シュモック オライオン 2 181/95 MountAlbert
21 佐々 仁悟 2 173/77 國學院久我山
22 中山 大暉 1 176/98 桐蔭学園
23 永山 淳 2 188/96 國學院久我山

 

青山学院大学

1 PR
田中創太郎②
(國學院
久我山)
2 HO
相根大和④
(京都成章)
3 PR
中西翔太郎④
(國學院
久我山)
4 LO
清原裕揮④
(東福岡)
5 LO
江金 海③
(大阪桐蔭)
6 FL
中谷玲於④
(京都成章)
8 No.8
金原匡佑③
(國學院
久我山)
7 FL
小島静也④
(桐蔭学園)
9 SH
山同 光③
(國學院
久我山)
12 CTB
青沼駿昌①
(仙台育英)
10 SO
桑田宗一郎④
(桐蔭学園)
13 CTB
金澤春樹③
(流経大柏)
11 WTB
大村知意③
(茗溪学園)
15 FB
黒木陽斗④
(桐蔭学園)
14 WTB
榎本拓真①
(桐蔭学園)

<リザーブ>

16 石川 大貴 4 178/97 佐賀工業
17 大城 琳 3 165/90 名護
18 鷲塚 健志 4 178/100 桐蔭学園
19 橋本 大吾 3 172/82 本郷
20 渡邊 元樹 3 187/102 名古屋
21 亀井 健人 2 169/66 桐蔭学園
22 桑田 敬士郎 2 178/75 桐蔭学園
23 柴田 悠太郎 4 168/80 桐蔭学園

 

注目ポイント

【過去2年の対戦成績】

2019年:慶應義塾 〇35-3 青山学院

2020年:慶應義塾 〇78-0 青山学院

 

慶應義塾大

山田響選手(2年・報徳学園)を⑨番⇒⑮番、中楠一期選手(3年・國學院久我山)を⑮番⇒⑩番へ変更し、昨季の基本布陣へと戻してきた。

・今季大きなチャレンジだったキーマン2人のコンバート。それを3戦目で戻してくるという判断は、チームとしての柔軟性の表れか、それとも戦術的ブレか...果たして。。

・4年目で対抗戦初スタメンとなる⑨東 龍太郎選手(4年・慶應義塾)のリードにも注目。

 

青山学院大

・昨季の主力⑨山同 光選手(3年・國學院久我山)が今季初スタメン。

・昨冬花園優勝メンバーに名を連ねた期待のルーキー⑭榎本拓真選手(1年・桐蔭学園)の対抗戦デビューにも注目。

立教大 vs 帝京大

登録メンバー

※太字は主将

帝京大学

1 PR
照内寿明④
(國學院栃木)
2 HO
福井 翔③
(東福岡)
3 PR
細木康太郎④
(桐蔭学園)
4 LO
尹 礼温②
(大阪朝鮮)
5 LO
本橋拓馬①
(京都成章)
6 FL
青木恵斗①
(桐蔭学園)
8 No.8
奥井章仁②
(大阪桐蔭)
7 FL
山添圭祐③
(長崎北陽台)
9 SH
李 錦寿①
(大阪朝鮮)
12 CTB
押川敦治④
(京都成章)
10 SO
高本幹也③
(大阪桐蔭)
13 CTB
志和池豊馬④
(日向)
11 WTB
大藪洸太③
(中部大
春日丘)
15 FB
二村莞司③
(京都成章)
14 WTB
白國亮大④
(摂津)

<リザーブ>

16 大澤 陸大 4 169/98 黒沢尻北
17 泓 城蓮 4 180/112 関商工
18 上杉 太郎 2 176/118 熊本西
19 江里口 真弘 3 185/110 大分東明
20 リッチモンド・トンガタマ F 4 188/120 Otahuhu
21 杉原 駿 4 173/77 大阪桐蔭
22 松山 千大 3 173/88 大阪桐蔭
23 ミティエリ・ツイナカウヴァドラ F 3 185/108 St.Joseph's

 

立教大学

1 PR
勝沼 遼④
(新潟明訓)
2 HO
三村真嶺①
(東海大仰星)
3 PR
大和大祐④
(桐蔭学園)
4 LO
村田裕太④
(函館
ラ・サール)
5 LO
手塚一乃進②
(足立学園)
6 FL
山本開斗④
(桐蔭学園)
8 No.8
紀伊雄介③
(桐蔭学園)
7 FL
守 源③
(立教新座)
9 SH
北川時来②
(國學院
久我山)
12 CTB
落合凌平④
(東農大二)
10 SO
中 優人①
(桐蔭学園)
13 CTB
小関智大④
(柏)
11 WTB
吉澤雅樹③
(桐蔭学園)
15 FB
江田優太①
(川越東)
14 WTB
舟橋広倫④
(名古屋)

<リザーブ>

16 二木 翔太郎 2 175/98 立教新座
17 麻生 典宏 4 174/110 桐蔭学園
18 湯村 怜 3 176/112 立教新座
19 鈴木 惣史 4 175/93 仙台育英
20 田中 太陽 2 170/85 立教新座
21 伊藤 光希 1 164/66 桐蔭学園
22 福壽 佳生 2 175/88 立教新座
23 安藤 海志 3 170/73 京都成章

 

注目ポイント

【過去2年の対戦成績】

2019年:立教がB所属のため対戦なし

2020年:帝京大 〇106-7 立教大

 

帝京大学

・2018年度の東福岡を率いた”闘将”HO福井 翔選手(3年・東福岡)が3年目でついに対抗戦デビュー。

・世代最強の”ツインタワー”⑤本橋拓馬選手(1年・京都成章)、⑥青木恵斗選手(1年・桐蔭学園)が2戦連続でスタメン出場。

・バックスは⑨番を除いてこの3試合全て同じメンバー。例年以上に早期に固定化が進んでいる。

 

立教大学

・直前で①番を勝沼 遼選手(4年・新潟明訓)から①麻生典宏選手(4年・桐蔭学園)に変更し、⑰番には熊田聖道選手(3年・東海大仰星)を入れてきた。麻生主将の①番は高校時代以来、熊田選手は出場すれば対抗戦デビューとなる。

・②三村真嶺選手(1年・東海大仰星)、⑩中 優人選手(1年・桐蔭学園)、⑮江田優太選手(1年・川越東)のルーキー3人は、開幕から3試合連続のスタメン。1年目から定位置をしっかりと確保している。

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